5月の日記





5月31日

 2chの叩きがsaturn板にまで乱入して書いている事についてはTOPページに書いた通りなんだけども、その関係で、プロ固定等について研究している人から、昨日の朝メールが届いていた。
 気づくのが遅れてしまったのだが・・・実際ギックリ腰はまだ全然治っていないので(※この時の段階で)、冷静な判断できなかったので書かなかったわけです。送ってくれた某氏には感謝。情報が正しいかどうかは自分にもわかりませんが、自ら「怪文書」と言ってるよりもはるかにしっかりした内容で心強かったです。
 でもなんか関係を疑われる人たちの住所等が書かれていたのには流石にびっくり。とりあえず情報はそのまま所持だけしておくつもりです。(正確かどうか調べようとすると、またストーカーとかどうとか言われそうなので。警察には連絡しておこうと思ってますが)

 他、数日前に自分と同名を名乗る人物から「2chの森◎浩司という表記をあなたの責任において消すように」というメールが届く。こちらは対応をどうしようか考えている。色々理由があって・・・


 結局の所、2年以上前自分に対して先方漫画家団体が弁護士まで使って色々やってきた理由というのは、2001年に先方と先方の漫画イラストをトレスする形で(しかもオリジナルだと言って)同人サイト等を作っていた「Fair Wind」の件があったから余計だったのではないかと思う。あの騒ぎで先方はトレス同人について散々否定していたわけだが、そこに自分の桃山高校漫画研究部時代の作品が出てくるのでは、立場が無くなってしまうからだ。
トレス否定の先方自身が、
 http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/sakura/1053470395/ や、
 http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1055272145/ や、
 他それ以前から存在していたいくつものスレで話題にされるほど「参考ネタ(もしくはパクリ)」問題を取り沙汰されていた所に、僕の「チョコ」の件まで加わって、しかも僕が「シガレットチョコがらみの記述を学園探偵団2巻の後書きでしていた」と書いてしまったので、人を使ってまで元サイトを削除したりの強行手段しか取れなくなったんじゃないかと思う。(※実はあの元プロバイダーからはサイトの停止措置後2ケ月経っても先方から法的措置等が無かった場合は、同URLでサイトを復活してもいいとメールをもらっている。自分は精神的にそういう気分じゃなかったので、あのプロバでのサイト復活をしなかったわけである。事実。)

 この件では他にも証拠があって・・・自分は最近「CASSHERN」の公式サイトにも肯定メイン(その擁護活動が、昨日ブレイドの桐生の最後と何かシンクロしたのだが)で書き込みしていたわけだが、その時にこんなレスがあったわけです(そのスレは既に公式BBSの過去ログからも消されてますが)。
 『CASSHERNの残酷描写位うちの娘は平気ですよ。(先方名)の漫画読んでますからね。(先方名)って知ってる?名無しで書いてる人物さん?』という先方宣伝的煽り(別作品公式BBSで宣伝すんなよ;)の直後、
 『(先方名)?「ぶっとびCPU」や「プラレス3四郎」の事パクってる団体?』
 ってちゃちゃが入ってた部分。

 基本的に自分は「ちょ*っつ」が自分の高校時作品の「チョコ」起因だと思ってるわけなんだけども、2chではそれより後の「新谷かおる」氏による「ぶっとびCPU」という作品だと言われてるわけで(自分についてはさ*ら板等では「語ってはならない事」になってるらしい)、その辺も疑問なわけです。
 新谷氏については、自分がチョコ書く前に影響を受けた「フェザータッチオペレーション」作者の柴田昌弘氏と友人関係でもあるし、流れとして同様作品を描く事になっても当然なのですが。
 でも・・・わざわざ「CASSHERN」の公式サイトにまで書きに来るかー!?しつこいじゃん・・・どっちも「釣り」っぽいし、ひどいって。

 つまり自分が思っているのは、先方は新谷氏等から「パクリじゃん」と思われた時には「いえこれは森本の」という事にしておき、僕から「パクリじゃん」と言われた時には「これは新谷氏の・・・」という事にしておこうとしてたんじゃないか?って事だったりする。
 大体僕の事が2chで話題になるまでは、「先方名+法的措置」で検索されるサイトは殆ど上記の「Fair Wind」問題を扱ってるサイトしかなかったわけで、それなのに「INFORMATION」で「法的措置を考えたのはその人物に対してだけです」なんて書かれると、明らかに「Fair Wind」と自分の所をごったにしようという意図(森本=アイスピックの同人作品はトレスや盗作である、と勘違いさせようとする意図)を感じざるを得ない。というか一般人は絶対そう感じる。
 それらも含めると、どう見ても・・・上記のスレッドでネタとして例示されてる多作品多作家に対する「見せしめ」としか思えないよね。

 要は多くの作家が向こうに注意してくれてれば、自分だけこんな事されもしなかったんだろうし、それが自分がまじ悔しいと思っている事ではあるわけですが。そういえば過去もらった手紙
 http://koooge.at.infoseek.co.jp/0519/0505.html 
(↑これは自分の元サイトの当時日記を僕がやめろと言ってるのに叩きが勝手に無断掲載しているわけで、もはや自分は責任取れないのだが)
 ・・・にも書かれているけど、「私のバイヤー仲間に聞くと、数多いアンチ(先方名)の中で地雷を踏まされたのは間違いなくアイスピック氏だそうです。」って言葉が書かれている。その言葉の意味がやっとわかった気がする。
 ・・・作品ネタとされてる人がこんなにいて、11人当時のメンバーもあれだけ切られてるんじゃ(実質先方代表が小学時ずっと大阪にいた、と主張してるのは元メンバーでも約1名だけです)・・・「単なる元同級生ってだけの赤の他人」の自分なんか、切り捨てられて、当然の事だろう。やっぱ作家群や「グランゾート同人」をパクられた女性同人二人組等々への「見せしめ」だったとしか思えない。叩きはどうせ「妄想だ」って言うんだろうけどね。

 ・・・・というかまじで過去の日記なんだから、無断掲載やめてくれ(; >上記コピーサイト建ててる奴




5月30日

 デカレンジャー「ジャイアントデストロイヤー」。超巨大破壊ロボット「ギーガス」の頭脳として作られたアンドロイド「フローラ」を助けようとする話で、センのほのぼのセンスが光る話。先週の日記に書きそびれたんだけど、フローラって雰囲気とか設定とか某コスプレイヤーさん(昭島でよく撮らしてもらってた)にすごく似てたりする。こないだのとしまえんでも撮影させてもらったので、写真送ってみようか、などと。
 ボスはデカマスターに変身!打ち込まれる全弾丸を剣ではじいてフローラを守り敵を倒すけども、相変わらずカッコいい(笑)。弾いた弾丸がバッテン字に並べられてる所なぞ、ビッグ1どころか宮内ズバット入ってます。これでいいのか?・・・で、暴走しつづけるギーガスを倒すためについにデカベースが巨大ロボ変形したわけですが、カッコイイのもさることながら、中がどんな風になっちゃうんだというか、あんなに職員いたのか!!(職員の隔離方法見て「こりゃ古の人柱に近いものがあるな」と冷汗;)とか、変な事を考えてしまう。でも司令室から6人用コクピットの変形はめちゃカッコよかった。室内照明的にもこってるね。フローラは宇宙の本部で勤務が決まりめでたしめでたし。ホッとする話でした(^^)。子供番組だと人工生命体とかロボットにも人間的にやさしい話ができるからいいよね。子供なら理解できる事が大人には理解できなくなるってのは、例のカンヌの話でもそうなんだろうけど。
 で、ED直前に変形途中についての素朴な疑問に答えていたのも◎

 「仮面ライダーブレイド」。レンゲルのベルトはかつてのBOARDの職員でギャレンの最初の適格者であった桐生に奪われ、桐生はギャレンとして戦い続ける事を橘に迫る。
 とにかく桐生と橘がいいです。橘に目を覚ますように訴えかけるところがいい。剣崎も最近カッコイイ。よく橘(や相川)の支えになっていると思う。支えになれるってすごい事なんだよな、やっぱ。
睦月は奪われたベルトに執着するあまり、虎太郎の家まで盗みに入って(窃盗犯・・・;)盗んだギャレンのベルトとレンゲルのベルトこれと交換してくれと桐生に迫るのだが(某女性偽装のファンレターに「睦月ってVi:=木嶋さんに似てますよね」とか書かれてたんだが、全然似てねーと思うよ(失笑))、ギャレンのベルトの適格者はこの世でたった一人だとそれを拒絶するレンゲル=桐生。めちゃくちゃかっこいい(というか一般人殺してるんだが;)。シャドームーン以来の悪のライダーって感じでした。洗脳とかそういうの無しで、ここまで地に足をつけたまんま成立してしまうってのが凄い。
 脚本は555以来久々登板の井上氏ですが、いきなりボルテージの高いドラマが展開で、熱くならずに見るのがのは無理な話。
 ギャレンはついに自らベルトを手にし、連射打ちでレンゲルに「REMOTE」カードを抜かせる事なく「バーニングディバイド」で勝利する。睦月は再びベルトを奪い取り、モンスターを操って桐生を襲わせてしまう。
 ブレイドとギャレンが連携して敵を封印していく姿を見届け、桐生が死に行くシーン、真剣に見入ってしまった。橘や剣崎が泣くシーンも真剣で、実際テーマ的にも人事じゃないと思う。橘や剣崎たちは運が良かっただけで、本当は誰が桐生になっても不思議じゃないからだろうと思う。桐生のストーリーはライダーマンを意識させるような感じでしたが・・・。後、3話1ストーリーってのはここまで見る側を感動させる事ができるものなんだろうか?って思う位だった。(ふっと桐生って○里谷監督入ってるのかなとも思ったわけですが(映画で善人相当死んだし)・・・まぁライダーになりきれない人々の思いの代弁者なのだとは思う。こういう部分井上氏は上手すぎる)
 キャストの演技について語るのが失礼だって位、それぞれの良さや真剣さが発揮されてる話。見てるこっちも真剣そのものでした。連続封印したカードを直後「ライトニングソニック」に使うシーンも凄過ぎ!!OPも今回が過去のマイナーチェンジ等も含めて一番かっこよかったと思います。石田監督はこの先劇場版に専念との事!「Missing Ace」頑張って下さい!!


 ライダー見終わった後、フリマに出かけたんですが、なんていうか安いんだけども欠品多いものばかり。目的は知人のうぶだし屋さんが持ってくる予定だったアニメ関係の絵コンテだったんですが、行ってみるともうそれが廃品回収に出す新聞紙のノリで束ねられていて、すごい量。親の待ってる車まで持っていくだけでも重くて仕方なくて。で、ついに。

 腰 が だ め に な っ て し ま い ま し た 。

 もうとにかく痛い痛い痛い!!車の中で座っても痛くて、動いても痛くて、やっとの事で家まで入っても横になれないし、寝ても体制をあお向けから横向けに変えるのに5分もかかるし、あお向けで立膝してももう膝がわずかに揺れるだけで痛くて、起きれないし座れないし・・・「ギックリ腰」らしいです。ガーーーーーーン!!!
 というか今までもかがむと何となく腰が痛かったりはしたんですが・・・こんなに上半身と下半身がバラけてしまったようなのは初めて。寝たまま食事したりして、あまりにも背骨が痛いので(なんていうか軟骨がヘルニアでも起こしたのか?って感じだった)「内臓破裂でも起こしたのかなー(;;)」と親にいうと「だったら血を吐くか下血かするでしょ!」と否定される。そりゃそうだ(;;)
 で、寝たままだと今日の特撮のビデオをまわす事もできず、知人に電話をかけると、やっぱ知人も2度程なった事があるというので対処法を聞く。あお向けよりは横向けの方が楽だ、との事。「内臓破裂でも起こしたのかなー(;;)」と知人にいうと「だったら吐血か下血かするだろ!!」と全く親と同じ事を言われて情けなくて笑う。そりゃそうだ。でも笑っても痛いぞ!(;;)
 なんか珍しく実年齢相応の事が起こったりするってのも嬉しいような悲しいようなだけども、先日の夜中の海外プロレス番組での半身不随になってしまったレスラーの引退会見を思い出し、ふっと「このままお嫁さんもらえない身体になったらどうしよう・・・」とか真剣に考えてしまったりしました。泣けました。
 (※発症から2日。なんとかおさまりそうな気配です。人騒がせでした・・・_(_ _)_




5月28日

 2chがどこを開けても「もうずっと人大杉」状態である。あっぷあっぷみたいだ。自分はあそこで数百スレッドも叩かれてきてるわけなので、同情なんか一切するわけないって奴です。
 経緯は色々あるんだろうが(TOPページに貼った某掲示板URLに書かれているも内容なのだろうと思う)、やっぱ公共の掲示板に見せかけて、利権のからみが多すぎる。情報操作を平気でしたり、無実だろうが平気で犯罪者のように見せかけるスタッフ陣のそろってる掲示板なんて存在自体が犯罪だと思う。プロ固定問題ですら一部に過ぎないよね。

 「キューティーハニー」明日公開。・・・でサトエリが昨日都内各地やHMVや渋谷公会堂でイベントをやってたらしい。TVのサトエリが泣いていて「ああ、いい仕事をしたんだなぁ」と思い、映画見たい事は見たいんだが、監督が庵野なので嫌だ、ってのも確かにあるのである。
 ハニメーションはがんばってるとは思うが、サトエリはあのままでも十分プロポーションがいいので動かすなら普通に動かしてほしかった。デフォルメに手間かかってるとは言っても、はっきり言って人間のプロポーションで無くなったサトエリってのはかわいそうすぎると思う。あと、コスチュームデザイン的に露出度多そうで実は少ないってのも難点。手天童子等各作品のパロが出たりしてるのはいいとは思うが(キャシャーンでもイッパツマンへのリスペクトがラストに来たしね;)。

 先方に対して怒ってた理由=最重要点の娘が事務所をやめた。
 詳しい事は自分にはわからない。それが最悪の結果か最善の結果かもわからないから(ライダーのスタッフの方々、サンライズのタカラの関係者、警察等関係者は2chの専用スレ(自分叩きの方ではなく)見てもらえれば何の事かわかると思います)、それに関してコメントは避けるけど、自分にとっては大切な子で宝物みたいだったと思う。
 自分がまずいバイトしてた時にそのバイト先のまん前で知人のMちゃんと一緒に会って(その子はMちゃんの親友だった)、それでも自分に差別的感情もたないでくれて、だから自分はエ*ァにぱくられたって、好きな子がどんどん嫌な連中に取られたって、立ち直る事できたし、バイトをやめる事ができた。自分があのバイトやめられたのは、君たちのおかげです。
 その後、某所に彼女が応募したばっかりに、(自分の知人だって事で先方の周囲に目をつけられて)業界に連れていかれて。最低の仕事の取らされ方されて・・・気づくのが遅かった。何でもっとネットを早く自分はやってなかったんだろうかって悔やんだ。
 よくない仕事の取らせ方(・・・15歳以下だったのに)をさせる事務所が先方代行との関連を疑わせる事や、そっちに(そうなるとわかっていて)彼女を紹介したらしい人間がK川の関連だったのは丸わかりだった。そうされたのが一種の「はらいせ」だったのも含め。自分を素性偽って叩いてた奴が彼女と仕事でからんでた奴(先方代行住所の伝言ダイヤルが広告を出してた先に勤めていた)のつてだったのを知ったのは最近の事。
 自分が叩きに耐えてなければぼろ布みたいに業界に食い物にされて捨てられたまんまだったかもしれないけど、でもそれでもきっと彼女なりの青春だって言える位にがんばったんだと信じるしかなく、自分が耐えた事でまたいい仕事もらえるようにもなったりしたし、それが原因で自分が業界に二度と入る事ができなくなっても後悔はないわけだけども。自分を心境的に救ってくれたのはあの娘たちなんだから。それでもあの娘の為に自分の20年以上の努力が無になるのかといえば、納得いかなかった部分も、あったんだけどね。
 事務所をやめたのがいい形だったのか最悪の形だったのかは自分にはわからないけど。多分彼女の被害についての事実が、自分の今後の生き方を左右するのかもしれないと思ってたりする。既に情報管制されてるだろうし、事実を教えてくれる人もいないかもしれないけど。
 今でも何であの時(96年のダンパの時)彼女の名刺を奪ってでもいつでも連絡取れるようにしておかなかったのか・・・本当に後悔しています。

 サトエリは運がいいね。・・・がんばってね。



5月27日

 23日のとしまえんの写真があがってくる。ぶっつけ本番で使用したCANON EX-EEで撮った写真だが、たまーにぼけ風味の写真が混じってるとは言えよく撮れたんじゃないかと思う。EX-EEは72年の一眼レフなんだけども結構特殊なカメラで、絞りが無段階(つまり通常4 5.6 8 11のように区切られている絞り調節に段階が無く、4.5でも7でも撮れるって事である)だったり、前玉交換式だったりするフルマニュアル。
 特に今回は天候がめちゃ悪かったんだけども、だからって全て曇り対応で撮ればいいかと言えばそうでも無く・・・だから今回の写真のできはちょっと自信につながりました。今コスプレさんたちに添付メールで送ってる最中なんだけども。いい返事来るといいなぁ(^^)

 少し遅れて「ビッグコミックスピリッツ」を立ち読み。自分は基本的に週刊漫画雑誌を今殆ど読まないのだが、唯一例外なのがスピリッツ。で、「ギャラリーフェイク」と「オメガトライブ」と「ゼブラーマン」は楽しみに読んでいたりします。今週の「ギャラリー〜」は特に秀作で(毎回秀作なのだが)なんていうか粋だなぁ、って話。出向させられた日銀の幹部が妻の寂しさに気づいた後(気づいている筈)の表情がすごくいい。なんていうかフェイク見てると、自分の画力の無さとか構成力の無さとか痛感するよね、まじに。
 「オメガトライブ」は毎週見ててまじで面白いんだが(暴力議員の「鈴木」(なぜかポール牧的)を利用してのしあがろうとする梶が今回もやってくれます)、うーん中国オメガと梶ってなんか意外な線でいいコンビになってるよなー、というか。
 「ゼブラーマン」は、ひたすら渋い。で、打ち切り後の「登場予定怪人」なんてのまでが暗躍しはじめたらしく、今後どういう展開になっていくのか予断を許さない。なんていうか、今のヒーローものが失ってしまった本来のSFジュブナイル的な雰囲気(少し怖い)が横溢していて、かなりいい雰囲気だったりします。

 木曜日楽しみなTVは現在ほぼ「離婚弁護士」一本。天海祐希、ミムラ、玉山鉄二、津川雅彦さんたちキャストもいいし、話もいいし、映像もなんか昔の名作洋画のような、でもライブ感のある撮影の仕方をしていて、まじでいいです。ミムラも結構今回言いたい事を言ういい役どころなんですが(玉鉄も映画プロデュースできる位の人なわけだし)、ここ数年で天海祐希の一番いい役になってるんじゃないかって位いい!です。今回藤村俊二さんと吉田日出子が婚姻届を出す出さないって話だったんですが、泣けました。吉田日出子の心境が自分の母親とだぶって(母親も色々持病かかえてるので)。例の件以来、自分は弁護士って嘘つきだというトラウマを抱えて生きる事になってしまってるんですが、こういうドラマを見ると、少し希望が持て安心した気分にはなれます。というかやっぱ天海さんには実写版草薙素子をやってほしかったなぁ・・・(笑;



5月26日

 庭の山桜桃梅(ゆすら梅)があまりに数多く実がなっていて、このままだと鳥さんに全部食べ尽くされてしまうという事なので、自宅でゆすら梅狩りをする。にしてもすごい量。
 すぐに取るのももったいないのでカメラで写真を取ったりしてから摘んでくわけだが、今年はなり年らしい。瞬く間にボールが一杯。それだけ一杯あるのに鳥が食べ尽くせるのか?と言えば事実昨年は持ってかれてしまったので(事実飼ってた鳥も好物だった)、今年はちょっと気合入ってるわけである。
味はなんていうか自然の甘ずっぱさがあるし、農薬とか使ってないわけだから安心して食べられるって感じ。ジャムとか作れるかな、擦ってゴマ豆腐の上にでも乗せようか?など、「おいしんぼ」的な事を考えてみたりもする・・・位の量が採れました。

 TVK水曜深夜の70年代アニメ「巨人の星」が熱い。打倒飛雄馬に燃える花形は大リーグボール2号=消える魔球の正体を飛雄馬の眼前で推理してみせるのだが、当の飛雄馬にはそんな事は頭に無く、姉明子に告白していながら勝負にのめりこみ酷薄な態度をとる花形が許せない(姉明子は現在家出中で消息不明)。飛雄馬は花形を完膚なきまでにうちのめせば「この思い上がった男も姉ちゃんの愛が必要になる!!」と勝負に闘志を激燃やす。この辺燃える。
 「巨人の星」はスポ根ものなんだけど、実際の所後半のテーマは、身の回りの人間に対して「野球」と「青春」を両立させて欲しい、と思う飛雄馬の切望が主軸になっている。ガールフレンドや恋人をつぎつぎ失ってそれを実感している飛雄馬なのだがその飛雄馬の存在自体が周囲を追い詰めていくという・・・ネタ扱いされてる巨人の星なんだけども、実際見てみると到底ネタとしてみれないというか、ドラマとして昨今のアニメに勝つ事は不可能って感じです。最近テーマ的にこれに匹敵する構成が取られてるのって、ファイズとかどれみ位だったんじゃないだろうか?見てない人は今見といた方がいいと思います。



5月25日

 昨日の話の続き。めんどくさいので2chに書いた分URLのみ貼り。
 2chってイノセンス賞取れなかった瞬間から作品を駄作無価値扱いするから嫌いだ。コンペに出ただけだってすごいじゃん、と。自分はIGそんなに好きなわけじゃないけど、理解できない事をえらそうにいうのはどうかしてると思うよ。
 アニメニュース板って、プロ固定系スタッフが管理してるから、痛い奴らしか集まらないのかもしれないが(明らかに煽ってるし)自分のレスは以下のDOS名義部分
 http://comic4.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1082822584/482-510

 結局上でも書いたように、バトーのネタになっているターミネーター1以降のエンドスケルトン自体が(電子眼はサイボーグ1号がネタになっていると思われる)、denys fisherのUK版変身サイボーグ起因なので、逆に「サイボーグ1号」にいたるまでの「ヒトガタ」の歴史を進化の過程として描かれてるって事です。列にするとこんな感じだと思う。
 お面 祭礼で焼かれる人形 バトーの車の人形 ねぶた > フランス人形 > 球体間接人形(ベルメール) > GIジョー > サイボーグ1号(UKサイボーグ) や 現実のロボット > ターミネーター >バトーやイノセンス世界の人形(ガイノイド)群
 で、これが「ANOTHER EVOLUTION」って事だったりする。人形たちは自発的に進化する事はできないのだが、人間を操って自らを進化させ、人間のように動くものにする事はできる、という。「個体が作ったものもその個体と同様、遺伝子の表現系である」という街に関してのバトーのセリフがあったけれども、そういう意味で「人形」も遺伝子の作り出した生命だというテーマなわけです。あれは。
 だから、イノセンスは「ターミネーター」のネタが変身サイボーグのUK版(denys fisher社)から来ている事を知っている外国人にはうけると思う。サイバーダイン社の「ダイン」は、denys fisherの’den’の発音から来ているわけで、逆にそれが米国市場のGIジョーと対立構造だったから、パート1の設定が生まれた事も考えられるからだ。(日本の変身サイボーグはGIジョーのハズブローと契約していたが、イギリスのdenys fisherは日本のタカラと契約している事をBOX等で表記していなかった。言ってみればハズブローにとってはUKサイボーグというのは、日本のサイボーグが不本意な形で流出した商品という意味であまり好ましくなかったのかもしれない。キャメロンは日本でターミネーターがはやった事からT2を作ったわけだが、日本ではシュワちゃんもサイボーグも正義の味方なので、T2をああいう映画にしたのだと考えられる。T3でもターミネーターは自らをアンドロイドじゃなく「サイボーグ」だと言っているわけだが、それは日本の「サイボーグ1号」へのリスペクトなわけである)
 また「人形」というテーマも原作士郎正宗氏のコミック「ブラックマジック」の巻末マリオ66についての考察で原作者が語ってる事ではあるので、押井氏のでっちあげたテーマではないんだよね。元々人形については押井氏も洞察があったようだし、シンクロした所から描いたという感じなんだろうけども。
 どちらにしてもベルメールにはじまる球体関節人形を知らなければ、ラストのガイノイド群はGIジョーにしか見えないわけで、そういう見方を審査員がしたのだったら、「しょーもな」とやっぱカンヌには思ってしまうわけですが。
 
 
 4chの攻殻SACが熱い。やっぱ2も見たいんだけども・・・うーむむ(;;)

 「爆裂天使」。キャラ自体は話の筋自体は面白いのだが、もう少し色々アングルとか舞台だとか気を配れないものだろうかとも思う。敵がロボットだったりバイオテクノロジーの怪物だったりという雰囲気は、いわゆるOVAとか特撮的で、どうも現実感が乏しい。キャラクターももっと違う描き方ができると思うし、正直、原画動画の芝居がなってない。例えば・・・びっくりしたら瞳孔は大きくならないか?とか、頭を水平にしか書けないのか?とか、露出部分多そうな服なのにそう感じないのはなんで?とか、他作品でも言える事なんだが、杓子定規に描かれすぎてキャラが生きてくれない、ってのが最大の難点だって気がする。もっとパワフルかつはちゃめちゃにやって欲しいわけです。ロボットも整地された所だけでなく、もっとゴタゴタした所で動かしてほしい。ジャンゴはかっこいいけども。

 元知人がなんかこんなの入手してたらしい。多分モノホン。
 http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h12900257
 ●ワルダーに続いて・・・出品されているUKサイボーグの本体比較用に全身透明で金色内臓のワルダーが載ってるわけだけども。I氏関連はやっぱ強いなぁ・・・これでワルダー関連の自分の記憶していたアイテム(自分が00年同人「HYPER OMEGA CROSS 2」で存在してると書いた素体)は全部入手者がそろったって事になるわけですが。やっぱクリアワルダーっていうよりゴールドワルダー・・・って感じだよなぁ。(アイスシルバーと同時のアイデア募集キャンペーンの2等の品である(特賞がアイスシルバーだと1等がこれに相当する)・・・・・・欲しいんだけど、10体しかプレゼントされてないんだよ。どうにも無理っぽい;メゲる。)
 めげるけど、ちゃんと存在しただろ??自分を嘘つき扱いした集団ざまーみろ!!2chは嘘吐きケテーイ!!って感じである。それを言えるのは非常に嬉しい(^▽^)アハハハハ 

 これで2chの「赤・黒・クリアのワルダーは存在しない。嘘つくな」は全部まるで嘘だったって事。2ch玩具板での叩きは全て不当だったという事である。
怒りがふつふつと込み上げてくる!!

 で。とすると自分の手持ちの謎の内臓は一体なんなのだろうか?
 シルバーシルバーのような、紫ワルダーの1ロット用かな、とも思うわけですが・・・謎ーっ




5月24日

 「イノセンス」に対するカンヌの評価に納得いかない。某掲示板にも書いたのを再録すれば、「華氏911」がなんでパルムドールなのかがわからない。9・11テロを扱った映画だから時代の産物として賞を与えたいというのは判るが、所詮単なる「視点依存のドキュメンタリー」に過ぎず、ドキュメンタリーには創造性も創作性も無い。
 映画を創作活動と考えるなら、単にブッシュ批判の映画なんて民衆の感性逆なでするだけで、10年も経てば消えてなくなる。民衆にブッシュへの批判根性植え付けるだけの目的が映画かと言えば、そんなもんは映画でも何でもない。
 今年のカンヌの選評結果はドキュメンタリーかエンターテイメントか叙情性かしかない。創造性や創作性への評価はどこ行ってるんだって事で。
 9・11テロの原因はブッシュにありました、ってのは、要は責任を一人になするなすりつけにしか過ぎないし、それを語り口上手くやった所で、それは単なる1個人をいじめた 映像の暴力に過ぎない。それを肯定するカンヌ。ブッシュ以外の人物が大統領ならあのテロが防げたかといえばおそらく否だろう。誰にも無理なものが無理だったからと言って、責める事ができるんだろうか?
 例えば先日イラク国内からついにサリンが発見され当初の目的だった「大量破壊兵器」が存在していた事は明らかになったわけだが、この映画はそれが見つからなかった当時に製作された映画だという事も忘れてはならないと思う。
 たった一人の人間を何千人死ぬ映像つかってなぶりものにするような映画にパルムドール与えた段階で、カンヌの価値は地に落ちたと言わざるを得ない。そんなもんは映画と言わないと思う。是枝監督の映画の少年が賞をもらうのは悪くはないとは思うが。

 で、その前に一昨日の話の続きを書くと、「イノセンス」自体はけして難しい映画ではないと思う。結局の所、この「2」は「魂(GHOST)」に対して「1」をはるかに超える言及をした映画だと思う。

 人形というのは壊れない限り永遠にそのままの姿である。また、人形も絵画もそもそもは物体であって、それに「キャラクター」があると感じる理由は言ってみれば見る者の「記憶」である。言わば「永遠に記憶(精神)を残す行為」に他ならない。バトーや素子は(素子は肉体すらも失っている)肉体を90%以上サイボーグ化されているわけで、なら失われた肉体はどうかというと、臓器バンク等にあずけられているか、既に細胞としては死んでいる。彼らの肉体は帰ってこない。既に半分、死の世界に存在しているのである。
 また人形等に職人が封じ込める記憶というのは、既に「過去の瞬間」であり、「過去の瞬間」というのは実は「時は帰らない」意味で言わば「死」と同一なのだと言える。
 子供を持たぬまま義体化したハラウェイも同様で、彼女の肉体の殆どは既に死んでいる。「人は何故人形を求めるのか」のひとつ(ひとつに過ぎない)の答えは(大人に関していうなら)、「失われた存在(命でも記憶でも青春でも)を永久にとどめておきたいから」である。バトーが失われた素子に固執するのと同じだと思う。
 また「人形には魂がこめられている」とか「魂のよりしろ=シャーマンとしての人形」とか「人形を作る事は異界や別次元の魂を呼び出す召喚行為である」というのが、イノセンスの映画を理解する上での前提構造にもなっている。何にしても人形たちは瞬間の状態で静止した存在なので、喧騒よりは静寂を好むとは思う。

 つまり一昨日の話を踏まえて書くなら(「アニミズム」を踏まえて書くなら)、この物語はネットに溶け込んだ素子というゴーストの世界の他に、それよりも古く太古から存在している「人形(ひとがた)」のゴーストの世界が存在している、という構造を持って描かれている。一見してこの物語は「素子」がバトーやトグサを助けたように見えるのだが、実は素子やバトーを会わせ助けたのは、人形たちだったのではないか、という事である。バトーの車に吊られた人形も、子供たちがかぶっていたお面も、祭礼で焼かれる人形も全て機械構造を持たないまま実存するだけで魂を持ち(古から)、(事実ガイノイドという人形が無ければバトーと素子は出会えなかったが)彼らの世界の「視線」がバトーを導き助けたのではないか、って事である。それが神や天使の視線か死者の視線かはわからないけれども。この物語では生者と死者の区別ですら曖昧だから。
 だとすれば、人形の体を人間が自由にする事も、人形に機械を仕込む事も、人形側にしてみれば、一種の侵略行為である。

 ここで物語がトグサの家のシーンで終わる意味。某掲示板でも書いた事だが、イノセンスは予備知識無しで、子供でも(背伸びすれば)なんとか見れる映画だと思う。
  イントロで人形=ロボットが殺人をした>>
  ハラウェイの部屋で、人形が助けてといっている>>
  どうもよくわからないけど彼女のいたらしい主人公が犬とくらしてる>>
  検査技師の死んだ部屋までいく>>
  なんか知らないが操作続けてくとへんてこなヤクザがでてきてドンパチ>>
  なんかわからないコンビニでバトーが銃ぶっぱなして上司にしかられる>>
  変な人形みたいな男に幻をみせられてトグサくんはびっくりしたけどこれを倒す>>
  敵の本拠地までいくと、操られた人形がわんさかでてくる。>>
  そこに人形の女の人の元カノがでてきて主人公を助けてくれる>>
  一杯人形撃っちゃったから人形に怒られると思ったけど>>
  主人公とトグサくんはおうちに帰れたし、>>
  フランス人形も笑ってくれています。良かったね(^^
 子供は複雑な言葉の装飾は判らないから、あの映画を言葉抜きで(無声映画のように)見るとこう捉らえる。またいまどきの子供はセクサロイド(英:sex-android)の意味は分からなくてもセックス自体は小学校低学年から教えられる位だから、「セックスに人形を利用する」大人がいるという事実は不快に感じるだろうと思う。(子供に対してこの物語はその差別的視点を否定していない。「人形にとっては不快な事だ」というのが重要)
 この映画は『子供にとっては「お友達」である人形が「悪い奴」に操られたから、それを「半分人形の主人公」が「お友達の人形」と協力しあって倒して、また人形が笑ってくれるまでの話』なのである。
 そして、「大人が見ている物語の構造」とはそれらは決定的に異なるのである。そしてカンヌの審査員はこの重層構造による「物語の実相の決定的な差」が、理解できていない(ラストシーンで素子が語ったように)。おそらく「バラバラの人形の脇にいる犬」の宣伝ポスターの意味が、「人形(の心)に対する殺人(陵辱)事件を追う警察犬の話」なのだ、というこの物語の初歩的構造を示している事すら、理解できていないのである。

 この物語はカンヌの審査員たちが上映後2,3日で見抜けるような甘いものじゃあ無い。
 少なくとも「アニミズム」が理解できない以上この映画を理解する事は120%不可能だし、まず第一に、子供の見た物語と、大人の見た物語が「全く違う」事に気づかない限り・・・また、人間側の物語だけでなく、バトーに救いを求めた人形たちの世界の物語に気づけなければ、意味を失う。アニミズムを理解していないってのは、「アニメーション」というジャンルそのものを映画祭が理解していない、って事である。
 押井氏たちの描いたのは、言わば「ゴースト〜ニューヨークの幻」で描かれた事に非常に似ていて、それに加えて物言わぬ人形たちの「魂」を折り合わせ、愛する人を失っても、たとえ死後でも、人形にすら魂があるなら、魂はいつでもどこかで会えるのかもしれない。この世界は魂に満ちていて、人はもちろん、無生物に見える全ての「モノ」にも「モノなりの」魂がある、という事実であり、哲学である。それら「世界」をバトーや素子がつないだ、というストーリーなのだ。
 自分はアニミズムを肯定してるので(それとは別に絶対神や神々の存在も肯定するけど)、それを描いた作品としてイノセンスは本当に鮮やかすぎる位、素晴らしい映画だと思っている。過去のIGは女の子に酷い事して終わる映画が多かったけど、今回位逆に大事にした映画は無いだろうとも思うし。
 まぁ・・・自分にとっては「イノセンス」はそれ位、何度もでも見たい大切にしたい映画です。

 おそらく選評をした審査員たちは「攻殻1」をろくに見ていないと思う。5段階評点で2以下の評価をした連中は全てその類である。バトーの部屋が暗いのは、1のラストで素子を見送った暗い部屋に今でも彼の心が閉ざされているという表現であり、それらの孤独感が理解できていれば少なくとも「2点」以下の評価は基本的にありえない筈である。また「1」を見ていれば、2での素子とバトーのラストシーンが(というか2全体が)、「魂」そのものをテーマにした「1」を更に追求した哲学の落とし所であるという事は、理解できる筈だった。この物語はまさしく「GHOST IN THE SHELL 2」なのだ。「人間の魂と、肉体」と、古くからの「魂の殻としての人形の体」を描いた物語である。※
 これらは「1」を直前に一見できているだけで解消される筈の事なのだ。そして昨日の日記から書いたような作品の芸術性もおそらく理解されていない。アニミズム自体が理解できていない。
 そして案の定ここに書いたような事も見抜けないまま、カンヌの審査は終わったという事である。だから自分は、納得いかない。人形にも魂や精神がある、という単純な作品構造を理解できないまま映画祭に評価を下し、芸術性も創造性も無視して、巨大な悲劇を扱っただけの単なる一個人へのバッシング映画に大賞をささげる映画祭など、自分には愚の骨頂と思える。

 ※殻としての体を持つ人形の心、と言い換えてもいい。殻の空洞部に心があるのではなく、殻自体に心が宿っているという考え方である。どちらも英語で書けば'GHOST in the shell'なのだが。


5月23日

 「イノセンス」カンヌでの上映無事終了したって事で、安心したって感じです。
 何かTVでの報道は「2046」の木村拓哉ばっかりで、それはそれでまぁいいとは思うわけだけども(物語自体は自分の結構好きな部類の作品なようなのである)、やっぱイノセンスの場合、長年見続けてきた押井監督が評価を受けるか受けないかという事がかかってるから(というか多くの映像作家に影響を与えている、という事をマスコミは知っていても、「何で?」って事が全然マスコミはわかってないのでダメダメなわけである)、気になるのは仕方なくて。ここ数日まじで寝てないです。
 「紅い眼鏡」なんて大学入試の真っ最中に見に行って(87年)。自分は舞台挨拶見れなかったわけですが、挨拶終了後の表でみんなでサインもらったりしてた(自分たちは次回上映を見る予定だったのでサインもらえた)っての思い出します。かなり舞い上がり気味だった事とか。
 自分「ドグラマグラってやっぱりご覧になられてますか?」
 押井監督「当然読んでます(^ ^)」
 とか。話題的にレベルまだ低くてだめだめだったなぁ、自分(^^);
 あまり言われていないけれども「紅い眼鏡」もカンヌに出す出さないって話があって、結局正式は無理だったので、参考出品か何かで上映だけしたって記憶があります。だから今回は見てる側も本当に嬉しいんだよね。
 
 「イノセンス」に関して見た後で思う事は色々日々追うごとに増してくるって感じです。実感として「球体関節人形展」に行った後で見るべきだったかもしれないとは思うんですが。もう一度見たいと思っている理由を特にあげると、1度目観た時はバトーの電子眼に目が行き過ぎて、顔の筋肉等の作り出す表情、サイボーグだから表情は元々乏しいにしても、陰影の作り出すそれらの表情を読み取れなかったという事があったりする。
 また、ガイノイドを含む人形は・・・いわば同人ファンやコスプレイヤーやアイドルによくあるような「自分の意思を通し主体的に「愛する」事よりも、無意思に愛でられる事によってしか生きる事ができない受動的に「愛される」存在」として、描かれてるんじゃないかとは思っている。こないだのFSS論とかなりシンクロするけれども。
 でも「人形」が比喩ではないそのままの存在なんだ、という素直な見方もあるし、それを今回書きます。
 キムの館がドールハウスであるとか、被害者の死に方が人形に対して人間が行ってきた事のそのままリベンジか模倣になっている、という事は・・・以前書いたわけですが;

 第1作で素子が乗り移った少女型の義体と同形の体が、キムの館で見つかるのだが、それ以外にも人形たちはその館の中で美しくそのまま放置されていて、言ってしまえばキムの変質的欲望により、監禁されている存在である。それは結局現実の少女が監禁されているのと同じ事だという事なのかもしれない。
 キムは人形を美しいと思っているにも関わらず、人形が美しいのは「魂をもたない生身」=「死体」だからだ、と言ってしまう。
 言葉を操りハッキングで操り、人形師を気取り人形に擬態するのも巧みだが、単純な話「無垢=イノセンス」ではなく、中にうずまくのは人間のどろどろとした変態的な欲望だから、キムは「人形たちのメシア」とはなりえない。キムは人形に魂がある事を認めないからだ。キムが破れたのは素子の介入どうこう以前にそれ故かもしれない。

 アニメーションというのは、文字通りアニミズムと深い関わりにあるわけで、つまりそれはどういう事かっていうと「森羅万象は生きていて、物にも物性は宿る」って事である。物にやどるわけだから、当然人形にも宿るわけで、今回の映画は「人形」という「モノ」の側に立ってみると、よくわかるストーリーなのだと思う。人間が人形を操っているのではなく、人形という「モノ」が助けを求めているストーリーなんだよね。
 この物語の「バトー」は人形たちのメシアとして、物言わぬ人形たちに「招かれた」存在であり、だからこそ最初の「助けて」というガイノイドの言葉が実は「人形」に利用された声だったのかもしれない、という真相もあらわになってくる。
 この物語では「犬」という存在も神のようにメタ構造として存在しているが、
 「人形」という存在も、「神」か「天使」のようにメタ構造として存在している。
 それでも結局バトーは人間を助けなければならない「9課のサイボーグ」であるが故に、人形たちを助ける事はできず、人形たちも主体的に生きられない故に操られてバトーと戦わされ滅びざるを得ない。これが結局バトーと人形の関係の影の部分だったりする。だからあのシーンに「恨み節」が流れるわけで・・・それでも素子とバトーは出会い(この物語では素子とバトーをも「人形」が会わせたのかもしれない)、その迷路の中最後に立ち寄ったトグサの家でバトーに微笑むフランス人形が、戦いを終えたバトーへの、人形の世界からのメッセージとして(感謝として癒しとして)伝わってくるわけだと思う。
 この戦いにバトーを駆り立てたのも人形なら、バトーと素子を再会させたのも人形なんだな・・・とか、人形はやっぱ「純粋に」愛されるのが一番いいよな・・・とか、
 そういう事をなんとなく思ったりする。やっぱ本当、珠玉の作品なんだよね。

 「イノセンス」にはカンヌで賞を取ってほしい。映像技術等ではなく、哲学をも含んだ賞という事で。IGの描こうとしたキャラクター像等は、線と面からなる(村上隆が評価されているのに極めて近い)日本の「浮世絵」に近い画法をそのままアニメに治した方法論で、描かれているねぶた的描写、からくり人形、四谷シモンの人形、様様の詩等日本文化が(千と千尋もそうだったけど)満載。川井憲二さんの音楽もいいし。
 で、IGがこれ以上の作品は作れないと言った以上、多分カンヌで「イノセンス」が賞を取れないという事は「それらの日本文化を描いた映画は今後永久に賞を取れない」という事になる。多分原体験の薄味な後世代にこういう作品を作るのは無理だと思う。アニメとしてではあるけど「日本「文化」をカンヌが認めるか認めないかの最初で最後の機会」なわけだから、やっぱ賞を取って欲しいと思ってます。本当に。

 北朝鮮から拉致家族の子供たちがやっと帰ってきた。本当に長かったと思う。自分もずっと見てたけど、自分よりもやっぱ母親の方がTVにくぎづけで、やっぱ泣いてしまっていた。感動のシーンはみたくもあったけど、見れずじまい。いきなり日本人だと言われるってのはどういう気分なんだろうと思う。驚くのは当然として、残してきた荷物が心配だ、とか、彼女と別れなきゃならないじゃん、とか・・・そういうの、無いんだろうか(vv;
 で、首相は本当にお疲れ様だったんだけど、やっぱ今回ミスったと思う。何十万tもの食べ物、10万ドルの薬物供与・・・国家の安全を買うにしても(10万ドルったって国民全員にとっては一人10円レベルなのだが)、子供たちという人質を取り替えすのにそれらのものを代価に差し出すというのは完全に正気の沙汰では無いと思う。なら先日のイラクの人質の話はどうだったんだ?って事である。食料要求されてたら、払ったんだろうか?友好を確約されてれば薬を送っただろうか?
 人道支援は大事だけれども、それだけの出費で、国内の苦しんでいる人々(孤児や災害孤児、ホームレス、みよりのない老人)をもっと救える可能性もあるわけで、国内を立て直せないなら、それら国外の活動はポーズもしくはスタンドプレイと見られがちなんだから、国内を立て直したその余剰でそれらの行為は行うべきだって事だと思う。またジェンキンス氏についての対応は最も理想的な結論だと思う。アメリカに即許せというのも酷だ。
 あと、拉致被害者の会の横田代表は本当にがんばっていると思うけれども、できれば代表を他の被害者の親族に譲るべきだと思う。既に存在が確定化している横田代表の親族であるヘギョンちゃんをまだ引き取らなくても言ってしまった以上、未確定の人々もならまだ合わせなくてもいいのか、と北朝鮮側が真剣に感じなかったという事はあると思う。
 もっとも真剣に拉致被害者情報等を必要としている人間を常に代表にしておく、というのが、北朝鮮に対するメッセージとして一番効果的だと、僕は思います。




5月17日

 体調壊したんだけども入金の用事があって、外出したついでに結局、もより駅周辺まで歩いてしまう。相当歩いた。
 でタカラホビー.com通り、某誌限定で「ドクロキング+黒ワルダー」が出るらしいのでワ*プマ*ジンを買ったのだが、自分には異常に似合わない雑誌ぽくて買ってる自分に思わず大爆笑・・・。とりあえずこの取り合わせにニヤリングしたマニアは多いだろう。いや何でとは言わないけど・・・(笑)
 内臓は蓄光らしいので、かなり90年代スポーン以降の裏原のフィギュアブームに根ざした品になってるんじゃないかと思う。ブラックライトで飾る用!って時点でもう普通の玩具ヲタの世界じゃ無いです。ドクロキングの目が赤いのは、やっぱ自分が「シルバーシルバー1号」の赤目とかをここに載せたから?とか思ったりもしてますが(スルーしてね)・・・・・びっくりしたのが応募形式。お金の送金方法にしろ何にしろめっちゃアバウト!つか立ち読みで十分じゃないかこの応募要綱・・・
 で、某専門店で「サイボーグって35歳以上がリアル世代なのに、なんでこういうファッション雑誌(ワー*マ*ジン)で限定出すんだろう?やっぱクラブ系やタトゥー系の人が『おっすっげ!ドクロじゃん!パンチパーマじゃん!やばいじゃん!』って買うのを狙ってるのかなぁ・・・」という話題になって結構不思議に思った。いや、ウケルのは間違いないし全然ウケてOKだけど、結果そっち系の人々がサイボーグマニアに大挙参入してくるってのもちょっと怖い。落札バトルが変に加熱しそうで・・・(^^
 最大問題はオリジナルの●ワルダーが買いづらくなる事なんだよ(泣

 つかバウンティハンター限定でドクロキングを出すのだから、植物怪人は韮沢カラー限定にしてほしいよね(^^)。・・・となるとサタンキングはやはり、カレー店限定だろうか(スパイシー

 追:なんかワープマガジンの携帯HPからの申し込みだと、
 黒ワル+ドクロキング
のセットは代引き申し込みもできるらしい。

 別にPCからでも大丈夫なようなんですが。
 これだと9月までにお金ためとけばいいわけで、特に一人あたり何個って制限もないので何個買いでもできるって事のようです。便利!!

 ていうか、とんでもない時代になったもんです・・・
 携帯から「黒ワル」買えるなんて(爆




5月16日

 骨董市があるらしかったので早起きして徹夜してたんだが、実際は雨降り。屋内フリマにも行ったんだけど、ろくなもん無かった。結局リサイクルショップめぐりで今日はおしまい。

 「デカレンジャー」デカマスターに5人の戦士たちが(というか殆どバンだけ?)助けを期待してしまい普段の調子が出なくなってしまうという話。戦士たちのリーダーが変身して主役の戦隊を食ってしまうっていうと「ジャッカー(70年代)」が有名なんだけども、ドギー長官もカッコよすぎて犬なのに既にやばい状態。
 それでも各キャラ個性が発揮されてるいい話でした。ラストのドギーの理屈付けは「成程」と思えるけど、実はそういう悠長な事言ってていいの?っていうのと半々でもあったりはする。周囲の光を吸収してしまう隕石って・・・Vi:設定の完全黒体から?と思ってもみるけど、ドラマにまだ出てきてないから突っ込みはやめておきましょう(^^);
 シナリオ的にジャスミンのちょっとアナクロな台詞まわしは(「どーんとやってみよー」等)既にネタが少なくなってきてるっぽいけど、いやまだまだあるはず!がんばるのだ!!次回はデカベースクローラーが出るらしい。

 「仮面ライダーブレイド」。レンゲル登場編。掲示板(実はブレイドになってから掲示板に書き込む頻度が激減中)でもかなり賛否両論なレンゲルだけどやっぱ「リモート」ってカードが最大のブーイング対象なんだろう。せっかく封印したモンスターをまた解き放ってどうする・・・みたいな。実はレンゲルの人間名がまた過去知人の某氏とかぶってたりするのだが(というか自分と縁遠くなってしまった人なのだが)、多分これも特定個人がモデルというわけではないだろう。だって明らかにレンゲるは某イラストレーターから名前が来てるし(某ゲームキャラのク○ラをぱくられた人物)。人間体とライダー時は別の人物から名前が取られてると思う。
 でも、2chでも実際あれと似た事はあったわけで・・・(4人目の素性はTV独自だと思う。少なくとも自分は過去知人に聞いた事も無い)。こっちは80年代からずっと同人系イベントに参加してたわけだけども、玩具系知人の某氏(イラストテク劇画系)はそういう同人系イベントにはまるっきり参加してない人なわけで、正直同人系だのコスプレだのでどんな問題が起こってきたか、なんてのは全く知らない。
 知らないのに自分のまきこまれた事件に関しても結構興味しんしんだったりで・・・・・これはその某氏だけでなく、他の玩具系知人にも言えるんだけど、結果としてそういう興味(半ば心配込み)による「証拠ねえんじゃん」の一言で「せっかく封じた同人イベントに跋扈する悪い奴」を開放してしまう、って事は多かったようである。(それで友達でいづらくなった人も多い。結局玩具系の人々って自分の同人側面はほぼ全く知らないのだし)。つか某氏とどうにもわだかまりがあるのはやっぱサイボーグのアイテムの件で、嘘吐きと疑われるような事を自分が言ってしまうので疑われるのだろう。嘘言ってる気は無いんだけど。
 なんていうか、過去から同人やってる連中なら理解できるルールや倫理観ってのが、玩具系イベントのどちらかといえば一般に近い人々には理解できないらしい。「ドリーム系の女の子が苦しんだりする事が許せない」ってのが自分にはあるけど、玩具ヲタ系裏原系に誰にでもそういう感性があるってわけでも無いので、実際かなり価値観が異なるのである。
 某氏はかなり感性からいうと社会人寄りだと自分は思ってて、そういう意味では逆に自分の方が社会人には理解しづらいキャラクターだとは思う。同人少女もおんなじ事なんだろうが;
 だから類友が一番幸せなんじゃないかと思っちゃったわけで自分は・・・。でもまぁ玩具系同人系の別は置いておいても、18禁系だのレイヤー狙いカメコだのも「同人少女との共感性」ってわりと無いと思う。・・・でも手を出す為にあえて共感性を装ったり、共感性無視したりしてる類いって、まじでどうしたらいいんだろう?と無理やりアンデッド方向に話をふっても見る。(自分は年齢的に既に共感無理っぽいが)

 つかブレイドの話に全く関係ないじゃん・・・OPがリニューアル!激良いです。今回は4人の反目を見せようとしてるのでは無い気がするので、ある意味OPは救いと言えば救いなんですが。とにもかくにも最近剣崎がめちゃかっこいい。カッコいいのにイノシシに続き、鹿とバッタと豹まで開放されてしまいもう最悪モード;うーむ・・・監督は石田氏。息もつかせません。
 レンゲルの彼女もかわいいよね、うん。
 レンゲルスーツアクターは岡元次郎氏!!まじカッコいいです。王蛇以来毎週見られるって事でまじ楽しみです。

 「プリキュア」も楽しかった。分身お嬢様がやりたい事をやるために暴走するって、去年のアバレンジャーの映画っぽかったけど。そう考えるともっとはちゃめちゃしてても良かったか・・・でも微妙にリリカルしていてその点はGood。本当は「プリキュア」の演出については色々思ってる事もあるんだけどまた次回^^





5月9日

 デカレンジャー「ベビーシッターシンドローム」。マーフィー初登場編以来久々のウメコ編だったんだけど出てくる赤ちゃんがめっちゃかわいい。赤ちゃんの造形については公式で書かれてるみたいなんですが、かなりいいっていうか秀逸!赤ちゃんのおしゃぶりが取れてしまうと巨大化してさぁ大変!って話です。・・・ウメコ編はCGとの組み合わせが上手い話が多いよね。ベビーシッターネタだから、確かに泣ける話の筈なんですが、なんていうかかなり陽性のけなげさみたいなものが伝わってて良かったと思います。
つか巨大化赤ちゃんの身長が50mなら、最後に迎えに来たご両親って通常サイズでどんな大きさだったんだろうか(?_?)
 
 「ブレイド」。小夜子が死んだ後の橘が伊坂に戦いを挑む話。結局橘が小夜子を失う事で「恐怖心」を克服したと吐露する台詞が悲しすぎる程辛くて切なかった。大事な人がいるから恐怖するってのはあると思う。そういう時人間だったら「恐怖する事」が当然だし、それを「弱さだ」と思って突いてくるのがアンデッドなら、そんな生命体は生きる資格すら無いって事なんだろう。
 そういう意味ではアンデッドの最たる伊坂は「恐怖心」を完全に持っていない、大事なものなど己以外初めからいない、いわば「暴力の向こう側に行ってしまっている」存在なのであって、はっきり言ってしまえば、一般人の弱さなど絶対理解できる筈もなく(当然同情をしようとも思っていないだろう)、それ故ギャレンの叫びに敗れる。ギャレンも勝った所で何もないのにも関わらず。井坂役の本宮氏は最後までカッコイイ!・・・わけですが、そのカッコ良さが敗れなくてはならない存在として描かれるのは、ブレイドが「子供のための番組」だからなんだろうと思う。お疲れ様でした・・・
 橘の語りのセリフは「大人のドラマ」だとかなり違和感ものなんだけど、「子供のドラマ」で分かる範囲のセリフに直して語られていたので、子供たちにはより直接的に伝わったかもしれないなぁ、と思う。橘と小夜子の関係は子供にも理解できるものだったと思うので、そういうドラマを子供に見せる事は大事な事だったんだろうなぁ、と。「ライダーって大変なんだなぁ」と子供に通じればいいんだろう。
 大切な存在を失う事に「恐怖」する事は恥ずかしい事でも何でもなく、「大切な人が生きている事」は、暴力に優れる(勝つ事)よりも価値がある、っていう・・・それがテーマなんじゃないかと思った。伝える事が本当に難しいテーマ。
 実はこういう別離の話は、ライダーでは「ストロンガー」以来多分やって無いんだよね。

 朝からフリマ。色々回ったんだけども、買いだったのは各種戦隊玩具の箱つき色々って所でした。両手に一杯だったのでほぼ到着直後にもう何も買えない状態になってしまった。
 それだけならまだしも、雨が降って来だして、出店者は片端から品物片付ける羽目に。結構散々っぽい。なんかそんな中にも足裏にタカトクと入った合金ビビューンの三体セットを持ってきた人がいたんだけど・・・どうもあれパチっぽい;胸は白とクリアの2種に変えられるようになってるんだけども。
 帰宅しても家周辺は雨降りだったので、よみうりランドのコスプレイベントにも行けず。でも公式によると1400人も来てた。パワーある!若いってすごいね(^^

 一応「母の日」。父親は今日は遠出で、弟は仕事だったので結局ウチには自分と母しかいなかった。で、女子バレーのアテネ最終予選を録画したまま、母親とファミレスでお食事(自分のおごり)。自分は母の誕生日が祖母の命日と重なってるので、どうにも誕生日にはお祝いしづらいのが本音で、どちらかと言うとウエイトは母の日にかかってくる感じだったりする。なんか母子家庭みたいだと笑う母親を見て連れてきて良かったなーと思いました。おいしそうに食べてて安心。でも自分の注文したピザがあんなに巨大だったとは思わなかった。食べるのも大変って事で、最後はテイクアウトでした・・・
 帰宅後は女子バレーの続きと「うるるん」を母親と一緒に見る。「長生き」にこだわるウイグル自治区の部族の話。なんていうかあそこまでみんなで「長生き」にこだわる生き方ってすごいよね。食べるものは食べられなくても手で砕いてでも食べる、とか。すごく大事な事が伝わってくるような番組で感動。やっぱ「母の日」だからかな。