12月の日記



 
 


12月31日

 大晦日。昨日までのコミケの余韻も覚めやらぬまま、朝から「アギトPROJECT−G4」を見る。最近のライダーシリーズ映画の第1作。とにかく映像がきれいで、登場人物が純粋。映画としても過去の映画に比べ抜群によくできている。これはスタッフに出渕氏が参加しているので、かなり映画を知った所からのアプローチが出来てるのが理由なんじゃないかと思うのだが(でないとまんが祭りになってしまう)。焦点が氷川誠にあっている話なので翔一はかえって少し立場を置いた所にある話なのだが。秋山梨奈がただひたすらカワイイ。自分的には「翔一くんが死んじゃう!」っていうより真魚ちゃんが死んじゃう!って感じではらはらしっぱなし。それだけにラストは泣ける。というか氷川VSG4のシーンがひたすら泣ける。ネタ的にはCWイベント周りの事も入っているようだったりする。未見の方は是非。
 ここだけの話、ライダーVi:−Mの8・9話(劇場版扱い)はこのPROJECT G4に対するアンサーストーリーになります。自分から見た西東京周辺のこの10年がテーマになってます。ちょっと期待してね。

 で、大掃除。とにかく片付けようという気分だけが先行して全然片付かないんですね、これがまた。なんか合間を見て年賀状を書いてしまったりなので更に片付かないし、過去のイラスト(しかもテレマガに小5時送ったミクロマンの)なんてのが出てきてそれをUPしたりする始末(1/1の日記でガンダムについて書いてるけど、丁度ガンダムオンエアの年ですこれ書いてたのは)。
 大晦日は父の父の命日なんだけども。厳しい人だったけど、晩年は優しかった。亡くなった時は父の実家で近くにいたんだけど、多分安楽死だった。翌日になるとお葬式の手はず等が整えられなくなってしまうだろうという考えもなんとなく医者の方にあったのかもしれない。老衰でなおかつ注射のせいで苦しまなかったのは事実なので、感謝はしている。そんな事をとりとめなく思い出してると、ぜんぜんはかどらないんだこれがまた。
 多分年末にコミケがあるって事で、気分的には助かってるよね、自分。
 
 紅白見て、そんでもって年越しそば食べて。なんか楽しい気分。来年もいい年でありますように。




12月30日

 コミケ3日目。早朝(リンクス14にて撮影)。昨日の件で一応コスプレ広場に先に行ってもレイヤーの数はまだ全然少ないと解っているので、今日は東から先に回りました。入場列では偶然後ろに並んだ人がライダーファンだったのでその人と話した位。特に連絡先交換等はせず。
 美少女系や男性向け同人等を見て、気に入ったのがあったら買う感じ。千乃さんとるととさんも相変わらず元気そうだった。(PSI−DOLLのCDは今回西館売りという事だったのだが)他、*7等色んな所を見て回る。
 購入したサークルは結構多いんだけども、「今日のお買い物」で紹介した所以外で面白かったのが、「クールガール」のH本で、ルビィをアイス等が攻めたあげくに最後に出てくるのがX−BORGでしかも棒だけ何故か生だという・・・(笑えるというか何というか・・・しかもネオのボディが緻密なのだ!獅子王ガイでやらずにクロスボーグなところが何ともはや・・・)
 買わずに後悔したのはバイオニックジェミー系同人とかありましたが(これはノーマル本)逆に買って後悔したのがSEEDのH系なんだけども、何かザフト兵に集団にアスランの前で犯されるラクスの本とかそんなんを間違えて買ってしまってマジ鬱。「現実的にはそんなもんなんだよ」という描き手の主張が見えるようで激鬱でしたが(間違いでも買わないよなー普通)。他色々と。同人ソフトは全然買いませんでした。再度はまると金食うし・・・

 コスプレ系広場に行ってみると昨日以上に混雑していて、どうにもこうにも撮影しづらい。結果的にフィルムは2日で8,9本撮影した感じだったんですが・・・。昔のキャラ等は昨日よりは多いんだけども、ゲームコスプレの人口多くて自分にはわからないキャラも多し。名刺交換等もそこそこした感じ。で、違法コピーサイト等で苦しんでるのは自分だけかと思ったんだけども、他にもいたらしく、会場で会った都頼さんとにぃさんというコスの人がコピーサイトに苦しんでるらしい(「ミラーサイトでも無いようだし・・・」との事。完全ミラーで無いのってのもタチ悪い。後でサイトを見るとチャットで当人を偽装されて苦しんでたらしい)。結構かわいそうにも思うが、先方系のファンのようなので自分的にはなんともいいがたい。よって、連絡は取らないつもり。ミラーは確かにいけない事だが、犯人の動機がわからない事にはどっちが悪いともいいがたいよ。自分を叩いてるのも先方ファンなのだし。
 で、結局コピーサイトとか無断で画像拝借する連中とかネットではこういう連中が多いってのが実際なんだけども、他にも自分の知り合い(少し)女性と全くおんなじサークル名の人等がコミケデビューしていたりで結構驚く。「今回が初めてなんです」がその初参加サークル女性の言だが、地方都市イベントとは言え知り合いの方の彼女はもう既にペーパー数十枚出している程、サークル活動を続けてきてるわけで、そういう人がいようがなんだろうが、「コミケに先に参加したサークルが勝ち」というか「首都圏で活躍してるサークルが勝ち」みたいな気分に一般的にはされてしまうのは「どーしたもんなんだろうね??」とは思う。(その娘が悪いとかじゃ無く)
 ペンネーム重複、コスネーム重複、サークル名、メルアド重複ってのは、よくある事なんだけどさ。意図的ってのも中にはあるようだし(特に自分、最大的被害者だけども)
 コスプレ広場と東は結局2、3往復したんですが・・・そのおかげで「PSI−DOLL」の新曲CD,西館に買いに行けませんでした・・・(あの西への人壁は突破しづらい。西を出て行くと流れでつい東に向かっちゃうし)イベント終了。ケーキセットを食べて名残を惜しむ。デジカメ画像

 で、やっぱリンクス持ってるからには「東京ミレナリオ」を撮影したい!と思って、都バスの最終に乗って乗り合わせた遠方からの同人女性2人にオタク系一人の人と話しまくり。新旧アニメの話だとか色々なんですが美少女系の作家さんだったそうで結構話が合いました。お嫁さんにもらうならこういう人がいいかなーとか思ってたら、なんと先方系ジャンルの人だったよ。がっくし。・・・先方当人は全然性格良くないんだけども、性格のいいファンを集めるのには長けてるって事か(というか2chのあのペド板見てファンの男に性格のいい奴がいると考える方がどうかしてるが・・・こんな事があるから例の問題色々ある代行会社にファンの個人情報が集まるのが問題だと言ってるわけだが)・・・とか色々思いながら別れる。ミレナリオは行列が入り口まで平均1.5時間かかるって事で断念。もう並びたくないっての。新宿で少しぶらついて帰る。
 結果としては楽しいイベントだった。ひさびさ朝一で出たし。準備会に対しては文句等色々思う所も多いわけだが、でもまぁ今年も終わりよければ良しって事で(^^)




12月29日

 冬コミ2日目。アニメメインの日だし、最近結構アニメが盛り返してきてるって事で、ガンバって早朝から出かけました。なんかゆりかもめから見た朝日がめっちゃキレイなのだった。これ撮影する為だけに朝から乗るってのもありかなーと思う位。で、乗り合わせた女の子2人と会話がはずんで、結局待ち行列の間全然会話を切らさず互いにしゃべり続けだった。キレイな靴をはいた携帯にやたらお金をかけてるそこそこ悩めるめっちゃカワイイ女子中学生高校生。あげくの果てには3人で肩をどーんとかぶつけあっておしくら饅頭で温ったまる始末。だから全然寒くなかったのだ(^^)・・・「25歳にしか見えませんよー♪」だって。ありがとね♪
 36歳はこうでなくっちゃ♪ ←おい

 で、入場。前倒し入場でコスプレ広場行きってのは初めての経験だったんですが、あんな感じで所謂「カメコ」ってのは入場待ちしてるもんなんだと初めて知った。企業ブースの待ち行列の方はもう千人軽く超える勢いなのに、カメコはまだ30人程度しかおらず、それでもゆりかもめの着時間の6:30の自分の後にもそんなに人数来なかった感じ。純然たるカメコってのはネット等で言われている程多くはないと思われる。もしくは早く来過ぎるとコミケスタッフに確実に目をつけられるので悪質なのは却って後に来る連中の方なのかもしれない、頂*氏はマスクしてましたが。自分は今回リンクス14だったんだけども、レンジファインダー派って殆どいないよな。やっぱ。
 コス入場も最初はちらほらなので、これだと結局先に東を回った方が良かったかなぁと思いつつ、確かに背景に人がいない方がいい写真は撮れるよなと思ったりしながら出会った方々を取り続ける。リンクスは大レンズのカメラなんで、結局ファインダーとレンズの視差が大きい。扱いづらいのは確か。冬だけに露出コスは少ないんだけど服飾の面積はしたがって多くなるわけで、撮りがいはある。晴天には恵まれ気持ちいい。
 東館で知りあい関係を回る。アニメ系はガンダムではやっぱSEEDが強めだったりしたんだけども、過去のアニメもそこそこ突発的に出てたりしたので結構楽しめた。某さんのCG集買ったりとか(描き手の方もお元気でした。後日の掲示板によるとオフ会も楽しかったようだし結構安心)、AVに行っちゃった某コスプレイヤー(あまり人は知らない)のブースもなぜかとんでもなく盛況。サンライズ系やナージャ系等探して歩いたわけですが、買いそびれて後悔したようなしなかったようなというのが某サークルによる某グラビア誌のパロディ表紙の「月刊ロランセアック」(^∇^);;・・・内容は、いいたくない・・・でも何で∀っていまだにグエンネタ派が強いんだろうか(;∇;)。で、東館をまわっている内に待ち行列の娘達からTELがかかってきたり。何か遊ばれてました。あの娘達が新学期になってもハブられたりしないように、無視しあってる彼氏とまた仲良くなれるように、祈る。
 アニメ系はしばらく前に比べると結構元気いい。結局元ネタになる作品の質がファンの同人の頑張りに直接影響するって事だと思う。あと、コミケのいい所はやっぱいい本を出そうって人と、発想の自由な地方の人が多いところか。時代を超える作品のファンも多いし。常に毎月開催で売らんかなの通常首都圏イベントとは違うよねやっぱ。
 
 結局東館とコスプレ広場、企業ブース(企業系には興味をひくものは何ら無かった感じ)を2,3往復した感じ。阿呆集団に因縁をつけられる事もなく平穏無事に過ごせた感じです。よかったよかった。西と東の渡り廊下になんか自分と同じうす紫のコートきた青年がいて、びっくり。ドッペルゲンガーか?とか思ったのですが(笑)、とりあえず生きてます自分。
 3時位に西館へ。結構前から行ってる元特撮サークルで、今は別ジャンルの人の所に行くと、既にスペース引き払った後でした。ガーン!!なんか最近引き払うの早いぞみんな・・・(終了直後(リンクス14)
 ちょっと悔いも残しつつ、終了後例によってマクドナルドでお食事(写真1・2(同上))。なんていうか記憶もうつろなのは完徹でイベントに臨んだからなのだろうか?この後なんとゆりかもめで1往復半!新橋と有明を行ったり来たりでした。観覧車のイルミネーションがめっちゃ綺麗だったです(^^)




12月28日

 今日は冬コミ1日目なんだけども、行かずに休む。
 1日目はゲームがメインで、次世代ゲーム機(というかどこからどこが旧世代なんだ。うちには中古で買ったセガサターン以来ないというのに)の無い自分にはゲームセンターで出来るゲーム以外わけもわからないし、ジャンプも全然読んでないので行く理由が無いのだ。

 「アバレンジャー」ヤツデンワニがはじめてアバレンジャーたちとまともに戦うと思ったら実は夢ネタだったりして、それがまたかなり面白い。煩悩のおもむくままに暴走するヤツデンワニ!!実はこれも時節ネタで、555に比べ春夏秋冬うまくアバレているという感じなんだが、あまりにらんるやみんながヤツデンワニに情け容赦ないので、流石に途中で「あれっこれって夢?」とはふっと思った。思いはしたけど夢で無くてもらんるの接し方は実は現実でも全く変わってないよね。うーむ。トリノイドのネーミングセンスって絶妙。劇場版の「ハナビキニキビーナス」とか。
 「555」。あと3回・・・村上社長死んでしまった・・・。ローズオルフェノクの最後のバトルはもうど派手。デルタのベルトまでつかって、サイドバッシャーと戦うわけだけども、最後はバッシャーがどかんどかんとマニュピレーターでジェットスライガーを壊す有様。力技すご過ぎ。しかもローズオルフェノク1体にライダー3人でEXCEED CHARGE!しかし・・・
 ・・・社長だから木場に地位を奪われて自らの地位に固執するかと思っていたら結構その辺はあっさりしていた。社長だとか何だとかそういう感覚じゃなく、彼なりにオルフェノクの未来を真剣に考えていたんだなと思うとかなりじんと来ました。ライダー3人がかりでも倒せなかったのに結局王の為に自ら犠牲になり死んでいくという、信念の為に死んだ姿が感動的でした。上の上にこだわるだけあって、上の上の死に方だったなぁ、と。
 カッコよすぎでした。なんか「蹴り入れるなよ」とか思っちゃったんですが、花形社長に。お疲れ様でした >村上社長。(確かに。バラが似合うよなーすっごく!)

 で、木場と巧たちが完全に道をわかったという・・・あと3回でどうなってしまうんだろうか。添野刑事たちはこれで退場なのか。巧の夢は、真理の夢は、啓太郎の夢はどうなるのか。
王の正体が何オルフェノクかもなんとなくピンと来てしまったり(って、東映ヒーローネットの限定のTシャツの柄でかなりピンと来るんだってば)・・・うーん、同人の「BLACK最終回前/後編」UPしたくなってしまった・・・。

 「ナージャ」はナージャ対ローズマリー(名前からしてホラーだよな)の一騎打ちなんですが(竜虎の対決をイメージした前回ラストの引きがGood)・・・ローズマリーのいじめ方が小公女セーラを超えてるとは何度も書いたが、ここまで悪キャラだと変にコレットお母さんに「アップルフィールド孤児院のみんなを引き取りましょう」とかそういう事をやってもらうよりも悪は悪として決着つけてもらった方がいいとすら思うのだが(というかグリム童話なんかだとそうなるんだろうけど)、この物語が「どれみ」の後番である事を考えると、ろくすっぽ後悔もせずにローズマリーまでめでたしめでたしって事になってしまいそうでめちゃ不安である。後悔はしてもいいんだけども、それなり必要な話数があると思うんだよね。フランシスもナージャも牢屋に入れられちゃうし・・・うああああ;
 「アトム」。マグマとモルの子がなんでガムじゃないんだ?という部分は置いといて(実はコミケでも大方のアトムサークルの人がそこに突っ込み入れてた雰囲気なのだが)、エミリーという今回のキャラクターについての話は本当になんていうか「女の子に戦わせちゃ駄目だろ・・・」っていう自分の中の根本的な部分にめちゃ訴えかけるというかシンクロしてくる話だった。男ってのは女の子が身体を毀損されない為に戦うなり努力する部分が大きいわけだから、それを女の子に戦われると、もろに無力感とか厭世感とか虚無主義とか出てくるわけで。女の子が自ら戦うって、男を萎えさせるどころじゃなく、絶望のどん底にうちひしがさせるってのがあるよなぁ、と。今回の演出そういう部分が本当に哀しくて、なんていうかエミリーが再改造されてる部屋の外で待つアトムのシーンって、例えがめちゃ悪いんだが、「借金か何かで家族の為に自分の意思でAVに出る事になったガールフレンドを、心配して収録してるマンションの部屋の外までついて来てどうする事もできない級友の少年」って雰囲気だった。まじで例えは悪いんだけども、自分はそんな風に感じたし、それ位切なかったと思う。

 で、とりあえず明日のために寝ようと思ったんだけど・・・うーn、全然眠れない。布団に入ってもどうにもならない。体力もたなかったらどうしよう・・・




12月26日

 コスプレ関係で写真渡そうにも名前の判らない人がいたので、色々雑誌無いかと思いつつ仕方ないので実は買いたくない「レ*ヤーズ」をレジに持っていったら、何と1500円近い値段。1号は700円だったのに、何だこの馬鹿高さは。
 1号買った人間はおそらく値段のチェックはしないだろうし、レジに持っていった段階であとから「買うのやめます」と店員さんに言うのも恥ずかしいだろうから、どうしたってお金払ってしまうって寸法である。で、ページ数も1号と根本的にほぼ変わっていないし。
 で、結局知りたかったレイヤー2,3名の名前が判った所で、ネットやってないみたいだし。単なる無駄損。役にも立たない。
 根本的にK川メ*ィアワークス系列の雑誌がコスプレを扱う事自体が自分は極度に不快だったりする。例の先方漫画家団体およびその代行との問題で、まだ語られていない最重要点も(言い変えれば自分が最も怒り狂っている点)、K川関連に発端する問題でコスがらみの事だし。言ってしまえばネタ元の自分への業界の逆恨みと「この少女はウチの系列作品のコスをしているので、俺らの所有物であって」的な姿勢そのものが招いた惨事と言えば言えるんだが、最重要点は。事件の発端になった誌面名を言うだけで感づく人は感づいてしまうから(特に被害者は八王子市内の某元知人レイヤーの知人なので(問題の最初の情報元は関西の知人なのだが))、自分は口にする事はしたくないと思う。元HPでも匂わす程度には書いてた事ではあるし、とっくのとうに警察にも連絡してた事なので。(最初は99年)
 K川編集者にしたって、また英知や竹の編集orカメラ系のようにヌードやAVやハメ撮のモデルを近所のツインスターコスパから探していた連中にしたって、「現実を知らないレイヤーなんてちょろい」としか思ってないし、「目立ちたがりだから有名にしてやればそれでいいんだろ」としか思ってない。
 今はそういう視線では無いとかいうのが自分には根本的に信用ならないし。漫画はD’s Valentineなんだが、氏のペンネームの元ネタが自分のチョコ3話から来てる可能性あるにしろ・・・・自分は最近のナルシズムは苦手なんだよね。

 で、D’s氏と言えばゴスロリなんだが、今やもうゴシックロリータって言ったってどこにでもあるし、かえってジャンル確立されてしまったので今や描くのも「いかがなものか」って感じ。フリルのついた服が女の子女の子していてかわいいと感じるのは確かに趣向としては健全ではあるけども、自分はカジュアル服の女の子かもしくはモロヌードの子が好きなので(爆)、「今更なぁ」って気はする。千乃ナイフ氏のコミックなんかでゴシック系の子は80年代から延々出ているし、恋月姫さんの人形もいいと思うんだが、最近のゴスロリってかなり擦れた印象の子が多いので好きになれない。「ピンキー」ともかなり違っちゃってるわけで。「妙に『キメてる子』多くなくない?」ってニュアンスである。ライブハウス系ゴスロリとでもいうか。わかるだろうか。
 実は千乃さんのスタッフの猫井さんのバンドのPSI−DOLLなんてもろゴシック系のサイバーパンクバンドなのだが、自分が行かなくなってしまった理由は、別にPSI−DOLL自体のあるのではなくて(いやもう大人でグンバツにいい音楽なのでPSI−DOLLは)、ライブハウスってものの別バンドの客層にある。客の男がもろにナンパ目当てとか、モロに演奏してる連中が女食ってますとか、そういうのが自分にはきつくて辛かったのだ。ライブハウスには知人の同人系女の子を呼ぶのも辛いぞ的気分・・・最近になって起こった例の愛知の事件でも死だの刹那だのに向かっちゃったり、それは一種闇のファンタジーではあるんだけども、そういうもの(この日記は年明け書いてるんですが今日の555でも使われた表現を使えば「死へ至る病」というか)を志向する気持ちってのは「良くないもの」を呼ぶ事にもなるし。で、2chなんかでもゴスロリスレはあるわけですが、きっちりこういうレスがあったりする。(下は一例)
ttp://comic.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1049033024/146-147
 ていうか、別にここだけじゃなく、「合ドラ」とか「キメ」で検索するだけでもこういう販売サイトや乱交系パーティーサイトってのは山とあるわけで、でもそういう連中が2chコス板に宣伝レスしてしまう位だから(他のゴスロリ系サイトの掲示板にも書き込んでるかもしれない)、もうほとんど攻め手から見てレイヤーやゴスロリを守る壁は無くなってきてるって事はあるかもしれない。というかそんなもの最初から無い。基盤になってるイベンターがヘタレだし。
 コス自体へのナンパに関しても、海外渡航の多いグラビア誌編集者等から睡眠薬が流行ったりしてた事は過去あったんだが、最近ドラッグで合法のが出回ってるので、余計そういうのを使用する馬鹿は増える。タチが悪いのはレイヤーが飲み物にまぜられてそれで変な気分になったとしても最悪気づかないまま終わってしまったり、飲んでしまったとしても「合ドラだから」で済んでしまうって可能性が大きいって事だ。まじ新宿のダンパ会場帰りなんかでも過去からあった事なんだけども。というかディスコやクラブの客の間で薬物出回るのはおかしくないし、まして今は合法だし。でも薬で煽ってまでおまえら何を感じたいんだというか。少なくとも缶飲み物は他人に開けさせないようにとか、そんな事位しか自分には書けないよね。
 そういう「死」とか「自傷」までブームになってしまいそうな時に何描いたらいいんだろとか、傍観者でいないようにするにはどうしたらいいんだよってのをいつも自分は考えてるんだけども。そういうテーマは実は「世紀末モノ」だから、すくなくとも自分はそれをテーマにゴシック書きたくはないよなぁ、それ以前に技術が追いつきそうも無いよなとか、色々思う。云々。




12月25日

 25日です。正確には今日がクリスマスなんですが。自分は生まれる時に早く生まれるように薬大量に打ったってのがあるので(というか医学がなかったら生まれてないんだよな自分。生まれる前にも母親が200本注射打たれたりとかしてるし)、本来25日になる筈が24日になってしまったそうですが、やっぱ25日より24日で良かったかな、うん。いや、2日にまたがってないと損だぞ。誕生日ケーキもプレゼントも全部クリスマスといっしょくただし子供の頃から!しかも彼女いないと切ないしな・・・
 (女の子も12/24が誕生日の男は避けるんだよねー、プレゼントをもらう筈があげなきゃなんなくなるから・・・(^_^);
 あと、今日が誕生日の「オスカル」・・・おめでとう。

 昨日の晩のTVKの「ヤミと帽子」・・・実は水曜日以外にも土曜日にTVKだかMXTVだかでやってるので後の話に相当する「ガルガンチュア」は先に見てしまってるのだが・・・前半の話に相当するスペースオペラの話は結構いい感じの話になってたと思う。この話はどうもアニメのオリジナル話っぽいのだが。で、玉藻の空中庭園の話に続いていくんだけども、この辺なんかうる星やつらを現代版にしたような感じで良いです。なんていうかヘンテコな宇宙感覚が(^^)
 「巨人の星」は一徹が中日のコーチに就任が決定する話と、なんかまだ続いているるみさんと飛雄馬のロマンス話&ゴシップ話なのだが結構こういう表現の話は昔はアニメでもあったんだなぁ、などと。というか飛雄馬の彼女って死んだ看護婦さんだけじゃなかったわけだ・・・などと思い出してみたり。
 「Avenger」はちょっと気持ちが落ち着いてないので、ビデオで見ることにしました。水曜深夜は日曜朝なみに忙しい自分・・・

 追:TOPページに追加した件についてちょっと書くなら、2chの連中が「なら証拠は」とかうるさい。サラ金や布団悪質販売の件はちゃんと悪徳商法マニアックス(通称悪マニ。悪徳商法被害についての連絡ホームページ)の79005スレッドに載っているし(517号室が先方漫画家団体秘書代行サービスのマンション内窓口の部屋。先方は521で、電話帳上窓口では522、偽の木馬座(フジTVの特集番組で無関係と報道された)は元は521号室だったのだが、後に代行会社の持ち部屋の1109号室に移った。本物は90年代初期に木馬企画という所と商標権裁判を起こしてるので、ここが偽って事ならそれも違法団体という事になる)。
 その布団悪質販売のページのURLを叩きスレに貼ったのはほかならぬ叩きだから、「証拠は!」も何も、叩きはその事を知ってるわけだし。何百回となく同じ事をわざわざ聞いて同じ事を何度も自分に言わす事を強要されてるのは本当にきつい。
 単純に言えば先方の件で自分の言ってるのはそういう秘書代行会社に先方宛のファンの手紙は全て集中しているわけで、それは問題だろ、って事がメインなので。先方漫画家の伝言ダイヤルサービスが一時消えた時に、そのダイヤルサービスを(一時)消そうと決めたのが先方自体でなく代行会社の社長だったって点で(昨年の先方公式ALBUM記述)。問題が無かったならそういう事はやる筈がないから、被害者出たアニメゲーム系伝言ダイヤルのE−*et(〜95年ごろ)と同じシステム上で成り立っていたという事になる。
 すると「事実でも中傷になるんだよ!」と叩きが言ってくる。ただ、これも「公正な論評の法理」に基づけば自分の書いた事ってのは【そういう代行会社に小中学生のファンレター等個人情報がずっと集中してきた(自分が92,3年ごろコミックG*NKIの編集部の女の人に聞いた所、先方へのファンレター等は全て代行会社が受け取る事になっていて、直接編集部員が渡す事は不可能なのだと言われた)この状態は間違っていたじゃないか?】、という事であって、それは「企業利益」だの「業界の既得権益」よりはるかに巨大な「公衆の利益」にとって、非常に大事な事だから(つまり各PTAが扱うべき事である程の問題だから。「誰かが言わなきゃならなかった」事だから)、それを語ろうとした自分の元HPを嘘とゴリ押しでつぶした先方およびその周辺の行為は、要するに公正な論評の法理に合致した「表現の自由」を犯す行為という事になる(現時点ではそうなっている)。
 それをぐだぐだ叩きが専用サイトまで作って隠蔽を図ったり、先方作品がらみの2chペドロリ専用板維持の為に先方に同調するペド連中が出たり、各同人関係者が個人サイトでちくちくこっちを叩いたり、コ*ケ準備会の関係者*崎(サークル抽選通すために女子に・・・という話も同人板スレで出た人物)まで個人論評サイトで自分を嘘呼ばわりしたり(彼の望む何でもありの身勝手な「表現の自由」に対する締め付けが強くなるからという考えだろうか。本当の表現の自由なんてどうでもいーんだろうね)・・・先方は先方で、弁護士を通じてストーカーの叩きサイトの認可(弁護士が2ch過去ログを保持できないなんていうとっぴな理由で)したりしてストーカーの援護までしたり、何考えてるんだよ、って感じだったりするんだけども。
 (先方漫画家団体については過去NIFTY-SERVEの方で何か叩きというか追求があったらしく、それでNIFTYを退会するような事態があったらしい。詳しい事を知っている人は初期のインターネットにはいたようだが、最近のインターネットでは真実でも企業がゴリ押しで「法的云々」と言って黙らせる風潮が出来てしまってるので、その頃先方の非がとがめられていた事も最近では知られていないらしい。自分はインターネット以前のパソ通はやってないのでNIFTY等で普通に知られていた事実を知らず、一時先方を信用してしまったりしていたわけで・・・それが今となっては本当に悔しい。)

 ・・・・書けば書くほど、いくら正しい事を書いていても、「やーい電波電波」みたいな風に無知な連中は見るんだろう。「ナージャかわいそう」とか言ってる普通人でも、僕が正しい事を言っているとは思わないんじゃないだろうか?そりゃナージャかわいいもんな。そんな気分。本当に空しい。




12月24日

 世間ではクリスマスイブ。 彼女とかいれば最高なんだろうけどねー、全然。
 しかも自分の場合誕生日なのですが・・・(^^);
 そのままだとあまりにもクリスマスっ気がないので、朝から限定品購入に六本木ヒルズまで。
 六本木ヒルズに行くのは実は始めてだったりします。Vi:のロケに行こうと思ってたわけなのですが(実は第2,3話書いてた時点で最終決戦場は総ガラス張りの六本木ヒルズと決まっていた)、なんかいきなりロケハンしようかなと思って行って来ました。やっぱり言われるだけあって、すごいです。でも結局列に並ばなきゃならないのであんまり周囲は見れずじまい(それでもハピネス展の屋外の村上アートの大型版は撮影しましたが)
 ヒルズってなんていうか、直線を基調としたデザインなんだけども、垂直とか水平とかが一切なし。殆どが斜面組み立てで、例によってカメラでぱしゃぱしゃ撮ってると、列のすぐ後ろに並んでた方が実は写真家さんで、もう一人の女の人が写真の専門学校出た人で。隣り合わせた写真家の方&女の子と何故かアート系の話を延々しゃべってました。村上隆、映画から、海外の美術館の話を聞いたり、写真のアートへの転用の仕方等々。おまけにキャラメルマキアートまでごちそうになっちゃいました。そのまま新宿に寄って帰ったんですが、六本木ヒルズのロケ、結局あんまり出来なかったなぁ・・・長い先の話だから、いっか・・・。
 ハピネス展については、「幸福っていうよりその裏のものを感じてしまう」というその写真家の方の言により、自分は行くのを見合わせました。クリスマスだから、遠く離れた人々の不幸や、人の小さな幸せを再確認するのは大事な事だけども、自分の誕生日にまでそういう事考えたくない。というか自然そういう気分になるもんだし。

 帰宅後出品やオークションの発送等。まじ色気もなんにもありません。
 夜は誕生会。ウチはクリスマスは気分的に無くて、ほぼオールがクリスマス気分の誕生会で  食事はやっぱ鳥のもも肉とスパゲッティ、ケーキはショートケーキでした。
 祝い事以外のまないお酒がキプロスかどっかのワインで(前にお中元かなんかで届いた分)、
 それが何かとてもおいしかった(^^)。結構ほのぼの幸せなクリスマス。今年はストーカーからの突撃電報とかも自宅になかったので。

 で、自分もなんと結婚とかしないまま、ウチの母さんが「私この年からもう年とらないって決めた!」と言ってたその年になってしまった。
 全然自分の年が大人だとかって感じない。まぁ惚れっぽい体質なのは事実なんだけども、青少年が大人になりきれてないのに、実年齢だけはカウントされてくのって結構痛いよなー。




12月22日

 先週、2chの叩きスレ上かどっかで「性転換手術に早まったりするのはどうかと思う」とか「性同一性障害もある程度はなおるんじゃないか(自分もそうだったし。自分の場合は単に男性的になれないってだけの話だった気もするが)」書いた事を「性差別」だとか叩きがいきなり連呼しだした(叩きスレには自称ホモのビ*−とか(ビリ*はアメリカのゲイ向け性器つきフィギュアの名前である。)いたし、「ウホッ!いい男」とかのホモマンガ起因レスが書かれるのもしょっちゅうなので(涙))。
 その直後「関*水平社」と名乗る人物が父に電話をかけてきたという事があった(自分に電話を渡そうとすると既に切れていた)。それを2chで書くとまたも祭りだったのだが。  で、今日の昼、自宅の電話にS木という人物から電話がかかってきた。自分はネット上の取引には携帯を使っているので怪しんだわけだが、まじでびっくりした事に「あなたの名前で30部×30箱、900冊70万円相当の同人誌を届けろという注文手紙が当方に届いたのですが」という。当然そんな注文はしてないしそんなお金あるわけないので断ったんだけども、そのS木という人物がいうには先週の電話は自分がかけたのだという。同人誌サークル名は「関東睡*社」(ひらがなになおすと水平社と一字違い)というらしい。念のため電話番号も聞こうとしたのだが、これも公衆電話からで答えられないという。まぁ名前自体が水平社に似てるわけだから、反差別系には間違いないような気がするのだが、「同一名の団体が他にもあるんですよ」といわれたりする。なんか手が込んでるような気もする。
 過去北海道に無理矢理嫌だというのに代金引換郵便を送らされたあげく受け取り拒否されて品物戻ってきた、なんて事もあったけども(だから自分は代引きは一切断ります)。どうとらえたらいいのか。真に受けるとしたって手が込んでるし、ストーカーがいるって事には変わりがない。
 一応そのS木という人物については信用しようと思っているわけなのだけども。(この件は警察に連絡済)





12月15日

 フセイン逮捕。安心だし、不快。
 これでテロおさまってくれればいいんだけども。

 「ビギナー」最終回。ほぼ毎回見れました。オダジョー出てるので、ってのもあるんですが、今回は完全に主人公の楓役のミムラが目当てだったかもしれない。司法修習生の年齢も育ちも違うクラスメートたちのドラマで、舞台のほとんどは教室、それで毎回すでに起こった事件について「あなたたちならどう判決を出す?」という事を課題として与えられるわけなんだけども、被害者加害者等はAさんB子さんのノリで回想シーン的にしか登場しなかったり、室内ドラマやディスカッションドラマに近いんだけども空間や時間を感じさせるっていう。実は月9にはまれな実験的ドラマなんだけども本当にさわやかなのは、キャストの方々や何より主役のミムラさんに負う所が大きい。新人さんなんだけども、新人に全然見えないっていうか・・・。新人さんなのにこんなショックな女優さんっていうと、同じCXドラマの「その時、ハートは盗まれた」の内田有紀&一色紗英や、ガメラ3の仲間由紀恵位だったりするんだけども、正直朝の連ドラでも全然見ない位新鮮かついい演技で。なんかオードリーヘップバーンみたいだった。
 で、羽佐間役のオダジョーは今回脇的でいい演技してたんですが。「顔」に比べるとかなり普通の青年の演技してたと思う。堤真一の桐原も「グッドラック」と「武蔵」の中間みたいな雰囲気だったんですが何でこの人はこんなに芸風違うんだとか、森乃役の松雪泰子がカッコイイ!とか・・・キャストがみんな良かったのだ。北村総一郎のおじさん司法修習生さんが、かなりセリフが多くて。かなり味があったなー、と。
 でもこんないい作品でデビューしちゃうと後が大変だなーとか思うんですが。(でもまぁオダジョーもクウガの後大丈夫みたいだからきっと大丈夫だろう。オダジョーがとっくに胸を貸す側になってるってのもすごいよなー)本当に業界の側が大事にしなきゃだめだよーと思う。カーペンターズの主題歌もきれいだったなー。なんか70年代的雰囲気も随所に入ってたりして。

 あと、水戸黄門が1000回記念でなんか過去の出演者が総出演って感じでめちゃ面白かった。こっちのドラマも既に不動って感じだよね。安心して見れるドラマって大事だよなーと思います。マル。




12月10日

 村上隆のスーパーフラットミュージアムをコンビニで買う。結構前からアナウンスされてて「食玩で〜食玩で〜アート〜アート〜」のノリだったので、すごいなーと思ったわけだが、あんまりにも宣伝が行き届きすぎで元々限定だった為に多分張り番してた人間しか絶対買えやしてないノリで、自分の近所でも3カートン入荷予定が入ったのは2カートン。しかも箱買いの人物が一人でる始末で、予想していた「アートをみんなの手に」ってのとは程遠い状態。要は転売&食玩マニアしか入手できなかったような感じ。
 で、自分の手に入れたのはDOBの立ち姿と、フラワーボールという作品、街角くん、とHIROPONの青(例の母乳なわとび少女)の4つ。KO2が出なかったのが悔しいんだけども、まぁいいかという感じではある。Ko2は多数色バリエーションが出てるんでどれかは何とかなると思う。(「美術手帖」誌は高いが内容よかったので買おうかどうしようか)

 で、何でこれがアートなのか、という。単に食玩なんじゃないかって意見は多々あるだろうし、それは自分もそう思わなくもないんだけども・・・・自分がDOBを見たのはP−HOUSEがらみのトークイベントかなんかが最初だったような気がするので7,8年位前だった気がするのだが。
 その時にはアートだなぁと思った気がする。重要なのは自分が「アート」という時には、例えば成田先生の言う「芸術」に比べるとかなり軽い感覚で使っているんだけども、それでも一般のアニメキャラ等に対する認識よりはかなり重要度高い意味で使うし、アートには「クレバー」さを必要とすると思う。

 自分は90年代一種自分の作品(特にCG)にアート的なニュアンスとか芸術的なニュアンスを要求してたんだけど(今は全然(笑))、それはつまり何ていうか、キャラや構図等々を「惰性で考えない」って事で。とりあえずは「どこにもない」とか「斬新さ」とかそういうのを考えてキャラのひとつひとつを決めていくわけで・・・結局村上氏のアートってのもそうなんだなと感じた事はある。DOBに使用されているのは楕円とか円とかで、その色を平面上に並べる事で、デザインを成立させていて、重要になるのは色の選択とその楕円の大きさ、配置配列とイマジネーション。それを言ってみれば数値的な気分で描いているのがアートなんだな、と思った。好かれる記号の数値的再現とでもいうべきなんだろうか。それはHIROPON等でも同じ事で、コミケなんかでは全然メジャリティな巨乳巨乳首の表現(自分ですら気が向いたら描くし)をわざわざ再現してしまっても多分アートにはならない。

 じゃ、HIROPONやKo2が「何故」アートかっていうと、結局あれは構造的なもので、建築的な製作物なんだと思う。いわゆる日本のアニメとかオタ文化ってのを単に紹介するってだけでクリスティのあの高値ってのは絶対暴挙だと思うし、ならあれが何故アートなのかというなら、言ってみれば彫刻作品と一緒だから。「絶対壊れない」「永久に残る」「頑丈」・・・アート(芸術は尚更)は後世に残さなきゃならないわけだから、今の2000年近くのオタ的な表現をああいう形で「永遠に残そう」とする、その情熱そのものが(それが村上氏の考えかBOME氏の考えかはともかく)あの評価につながったんだとは思うわけで。その記念碑的条件を満たしているからあの立像は評価を得たんだとは思うよね。
 ちょっととっぴょうしもない金額だとは思うけど。不当に高評価なくらい(^^)

 何だかんだ言って自分も女の子キャラCGの瞳にブルーやピンク系の色を同時配列したりで描いてたから、街角くんとかマッシュルームの目の色彩配列を見るとうれしくなるし、KO2の立像写真を見たときには「ああ、チョコのαRABBITだな」と思った。金髪とか顔とかプロポーションとか肩ふくらんでる所とか・・・なんか再会できたような気がして嬉しくなったし。フラワーボールは花の地球儀であり、やっぱりこの星は花に満たされているべきだ、とか素直に思える。平面でアートを徹底化したものをわざわざ立体化するって事にはどういう意味があるんだろうってのはいまだ分からないんだけども、一応アートってのはある命題の「表現」であって、その「命題」がある以上、やっぱり見ていて感じるものはあるし、楽しいんだとは思う。
 エディションによるプレミア値とかを気にしなきゃならないのがアートだっていう、その俗っぽさはきっついが・・・その点は俗っぽいよね、確かに。そこは嫌。

 そこまで徹底化しても、やっぱり食玩フィギュアは食玩・・・ってのは、熱で変形しちゃうんだよね、きっと。購入者が大事にしなきゃならない事を要求される、これもアートなんだろうか、ね?
 うーむぅ(^.^)

 (翌日日記は成田氏の遺稿本「眞実」についての予定、対比で読んで下さい)


 で、「FSS」。物語的にはナイアスとヨーンバインツェルの二人芝居。こういう形式はひさしぶりだと思うが、作者の人がヨーンに感情移入しているのかどうかがちょっとわからないってのはあって。ヨーンを誠実に書いてるのはわかるのだが、永野氏は基本的にどのキャラも「判るようんうん」って感じで描いてしまうのでそこら辺がちょっとなぁ・・・エストの物語を今一度再燃させるっていっても、、、という冷めた感情が自分の中にあるのも事実で。というか「ファティマに3原則がある」とかいうのが話のテーマになってはいても、今現在現実の世界でそんなロボット3原則を適用されるような舞台があるとすればせいぜい会社のOLか借金で苦しんで奴隷にされてるような女性位のもんで<<いるがそういう女性。
 そういう女性を助ける助けないってのは行政の問題であって(FSSでいうなら星団法か)、ヨーンのような一個人の問題じゃないぞ、っていう。それでも「より優れた、より純粋な存在が生まれてくるのが嫌だからファティマから生殖能力を奪った」って設定はリアリティ本当に感じます。所詮人間はその程度・・・だから、現実でも絶対それやるだろうしね。自分はそういう思想は否定するけど、所詮人間なんてそんなもん。それを「否定する」というスタンスと「まあ仕方ないんじゃないの」っていうスタンスの両方に片足ずつ突っ込んでる状態が原作者の人からは見えるわけで(それらも含めた上でファティマに捧ぐなのだろうが)・・・その辺がFSSの為にNTを立ち読みはしてもいまいち買うにいたらない、理由でもあるのだが・・・(;
 でもFSSは好きだよね。ネガティブ描写もきついけど、ポジティブ表現が出た時もすごい、両極端作品な所が。ポジティブを期待して立ち読みは続けるぞ、みたいな(笑
 NT本誌は不必要。読む気も無し。




12月9日

 久々ニュース話。

 自衛隊のイラク派遣が決定した。先日の外交官殺害事件(書きたい事山程あるんだ・・・)の後でこのような発表を聞くのが辛いとも思ったんだが、小泉氏の語りそのものが辛く真に迫っていて(後半懇切丁寧に説得しようとする姿勢がにじみ出ていたので迷っているようにニュースが全部捉えていたようだが)、日本国憲法の前文を読むあたりではやっぱり納得させられた。というか納得するしかないじゃん。
 ・・・何故今なのか、だとか、何故今行かねばならないのか、とか民衆としての意見は色々あるわけだけども、結局「自民党等与党が選挙で政権取ったんだから仕方ないじゃないか」と言いたい。「自衛隊のイラク派遣を断固として阻止する」と言った政党が全体としてみて勝てなかったのだから。物事は多数決で決めるものじゃないし、ぶっちゃけこないだの選挙では自分も民●に入れたわけだけども(年金政策では民●を応援したかったし、でも他では自民もいい事は言っていたので結局みんなが入れる自民以外に入れたのだった)、それでも自衛隊派遣は仕方ないと思う。
 というか、外交官テロだって、もしかしたら自衛隊がもっと早くイラクに行っていたら起こらなかった事だったかもしれないのだし。弱者だからこそ襲う、というか、弱者しか襲わないのがテロのやり口なわけで、それを憎むのは当然だろうと思う。根本的に日本人はテロに怒っているのかどうかがわからない。今回も「テロ」への怒りより「自衛隊を戦争の現場に駆り立てる政権への怒り」の方が国内では多いような気がする。それはもっともなんだけども、だったら何で自民党に勝たせたのか、って事なんだよ >民衆
 というか自分も自衛隊員に死んで欲しくないのだ。そんだけなんで真剣に。

 無反動砲や対戦車弾がどういうものかなんてのは軍事オタとかの方が知っているだろうし自分は何も言う気はないし、そんなものの必要な所に自衛隊が向かうのはきついと思うし。外交政策とか色々あるんだろうけど、アメリカの官僚には正直日本は「不況」で、「気前がいい援助」だとかやってられる余裕は「全く無い」のに行くんだぞ、って事を思い知った上で協力を要請してほしいもんだと思った。「ラストオブサムライ」とか自分も見たい映画だし、日本とアメリカの絆がこういう時だから強まるってのは悪い事じゃなく、むしろ絶対的に大事な事だけども、重要なのは復興活動を円滑に進める事であって、戦争再燃しかねない状況に火に油を注ぐ事じゃあ無い。
 結局日本とアメリカが手を組むってのは、第二次大戦で仲たがいした日本とアメリカが、GHQ&進駐軍が入ってここまで民主的になって、こうして手を取り合う国になった、だからイラクも・・・ってのが大テーマとしてあるわけで。しかもこれを乗り切れば日本とアメリカがより仲良くなれるのは目に見えていて、北朝鮮問題の打開にも大きく前進できる可能性があって、それは認めるわけだけども、
 そんなに自分の国(自由な日本)って立派か?と思うのだ、自分は。イスラム原理主義だって、そりゃひどい国だとか、いくらだって言われるけども、問題なのは独裁であって、イスラム教(の本質)自体では無いわけで。一夫多妻性なんて(まぁ自分望む所だがお金は無いなー)どう見られるかわからないけども、少なくとも、顔で人を判断するんじゃないとか、色々美徳ってのはあると思うわけで。これで自由化が進んでその結果イスラム社会の女とかが「お金のいっぱいある男とでなきゃ結婚しないわ」とか誰もかれもなるんじゃ、あまりに情けないじゃん?(というかお金がある限りは結婚いくらしてもいいってのがイスラム教ならそれはそれで問題ありありなんだが)生きていく為に一緒に苦労できるのが結婚だろう、と。一つの目的の為に苦労する、と言ってもいいけど。それができるかどうかが夫婦であって・・・なんていうかそういうイスラムなりの美徳だの価値観ってのを自由主義論で踏みにじるのはやっちゃいけない事だと、思う。多分その辺は自衛隊の方々もよくよく注意されて行くんじゃないかとは思うんだけども。1年たってその時に自衛隊は進駐軍のアメリカ兵の気持ちが少し理解できるのかもしれない、とも思う。自分にはよくわからないが・・・手がつなげれば、活路も開けるかもしれない。
 日本やアメリカは勝者の気分で行っちゃいけないと思う。むしろ学ぶつもりで、イラクの人と手を取り合ってひとつの国を建て直す為に行くってのが、一番派遣される自衛隊の方々にとって大事な事なんじゃないかと、思ってたりする。
 

 日本の火星探査船「のぞみ」が火星の周回軌道に入れず宇宙をさまよい続ける事になり何の探査もできないまま失敗という事になった。宇宙ってのはもう「夢」ではなく「現実」に取っ組みあうカテゴリの存在であって、リアリティの中で全てを完遂させなければならない世界のものになったのだ、って事だろう。日本が遅れているのは「有人」を視野に入れるのが遅れていて、「先達が成功しているから大丈夫」って考えがあるから、パイオニアの苦しさってのに気づかず、だから失敗するのだと最近何となく思う。というか以前から言われてるけど「実感」。
 で、Nステでその「のぞみ」に11人の山奥の学校の生徒たちが寄せた文章を積んでいたという特集。なんか・・・でも贅沢だよねー(^^);火星探査ができなければ、「のぞみ」の意義ってのは探査船という、地球外生命から見れば謎の物体と、その「みんなの思い」だけを宇宙に流すためだけのものになったって事だから。
 というか、火星って天体が受け取るより、宇宙全てが受け取ってくれたんだと思う。何百何千年かけてどこに行くかもわからない手紙の入ったボトルが宇宙を流れるなんて、不思議で素敵な事だと思う。
 で、Nステでは「ビートルズ」の秘蔵映像が流れたのだが・・・やっぱなんていうかビートルズってのは「育ちが本当に良いか、育ちをよく見せてる悪ガキ」っていうイメージががんがん伝わってくる。自分は半分好きで半分苦手なんだけども、大ファンだという人が多いのは良く判る。でも六本木ヒルズに移った時のジェームスブラウンの生ライブもそうだったけどたまに(でもないか)Nステすごいの流すなぁ、と(;
 悲壮な覚悟の現実と、一時敗北した未来への夢と、なんかそれこそ大きな分岐点になった一日のような気がする。それでも未来を見たいのが自分って奴なのだが。




12月7日

 「555」。結花の死。やっぱり最悪の方向にしか転がらないのがファイズという話らしい。
 なんで、とか色々思ったけれども。結局結花を殺したのは人間である「みなみ」であり、オルフェノクである「バットオルフェノク」だった。人間の傲慢とオルフェノクの傲慢が彼女を殺した。啓太郎が男らしく覚悟を決めるとか何ら意味がない終幕。
 それでも警察に行けばオルフェノクにならずに済むような気がする、と言った結花が結局何を信じていたのかと言えば、警察に代表される筈の、人間の「良心」なのであって、それを裏切る(裏切りってのはキリスト教では最大の罪なんだけども・・・関係ないか)ことしかしないできないのが人間なんだな、っていう。それがとてつもなくむなしかった。むなしいんだけども、救いはそんな中でも結花や啓太郎や巧や勇冶たちが懸命に生きている事で、それが純粋だから、意味があるわけだけども。他の全ては、脇役なのであって。
 結局結花はこんな傲慢に腐った世界の中で、生きている必要なんかない純粋な子だった、って事のような気がする。そう思うんだけどもそれがむなしい。だったら何のために生まれてきたのかわからないじゃないか、とか。
 ラスト、変身できなくなってしまった結花は散っていくわけだけども、結花が死ぬ時に冴子は手を下したのかどうか。(リアルに考えれば下すに決まってるわけだが、作品内ではどうかという事)ラストはきれいだったけど、そのラストシーンで、なんか一瞬でもほっとしてしまった自分が憎くてたまらない。
 平成ライダーって一種のパラレルワールドみたいに何作品も続いてきたのだけども、結花の生きていたのが555というパラレルワールドなら、そこでの役割は終わって、もっと幸せな世界に旅立って欲しいなどとは・・・そりゃ、思うよね。
 加藤美佳さん、555ホントにお疲れ様でした!誠実で真剣な演技が良かったです。この成功をバネにこれからも頑張ってください!(^^)
 &石田監督本当にご苦労様でした!最後のファイズでこんな作品見せてもらえて、満足です。

 と、ここまでは公式掲示板に送った文なんだけども、実はかなりどうしようもない気分が底の部分に渦巻いていたりする。
 物語として、感動的なのは分かるのだが、前話のシーンを見ても、一部パトレイバーOVA「雪のロンド」の物語を引いているのは分かるわけで、そういう何ていうか悲劇的話を何度この世の中ってのは反芻すれば気が済むのかってのが、自分はかなり辛い。
 過去、自分が興味を持った女の子や、自分に興味を持ってくれた女の子が業界や同人の悪質連中に「あいつに渡してなるか」という単にそれだけの理由で騙されたり、犯られたりして、ひどい目にあったあげく自分との関係、駄目になってしまった事は何度もあり(例の最重要点ってのも要はそういう事なのだが)、その「何度も「(偽の)運命と自称する悪魔」に(成人を迎えた)少女を奪われてきた(業界に入った子と言ってもいい)」という事実は結局出渕監督の「ラーゼフォン」の中(TV版とコミック版)にもかなり直截的に描かれていて(見た人じゃなきゃわからない話だが)、そういうこの世界の悪魔的連中、ってのに対する対抗意識と、アンチ意識ってのがあの作品には出てたわけで。(先方が自分の知人であるAさんをネタにレイプされた少女の話をB**ILON中で書いた時には、自分は何でこんな事書くのかと思い、Aさん(86年当時自分と同じ脚本教室だった)とOが同一人物なのじゃないかと勘違いした事がある。その辺の情報の混乱は当時NTと縁の深かった出渕氏ら各業界人にまで伝わってしまったみたいで、それがラーゼフォンの劇場版にまで影響してしまった気配はある。要は先方のせいで自分結構業界人にまで迷惑かけてしまったのだが(勘違いの訂正は92年夏にNT宛にしたけども)・・・根本的に他人事はネタに書くことじゃない、ってのはそういう事だ)
 言ってみれば「純粋なもの正直なものの悲劇を繰り返さないさせない」っていう決意表明なのだが(それは.hackもそういう部分あったと思うのだが)、そういう「繰り返しの悲劇を拒む」気持ちというのを、なんか否定された気がする。
 「ガンダム」オタに多いんだが。「今度はどんな悲劇が・・・」とか「今度はどんな不幸が・・・」とか。うぜーんだよというか。爬虫類的悪魔的笑いというか。繰り返しを否定する自分たちと連中ってのは結局相容れない。そういう連中が「ニュータイプがどうこう」とか語ってるので聞いてあきれるわけで、富野氏の現在のニュータイプ否定は徹底して正しい。
 別に石田監督が悪いというわけでは無く、脚本の井上氏がラーゼフォン見てなければそういう事は考えはしないだろうし通例でそういう風に書いたんだろうけども。
 結局、自分は滅ぼすべきものは滅ぼすという主義の人間なのでそうなのかもしんないのだが、正義に厳しく悪に甘い物語ってのを子供に見せるのは妥当ではないと思っているし、555の感想大会で、ばかみたいに「いい話でした!」とか言ってる連中が出て来るとかなり萎えるものを感じたりしている。(そんでこの感想遅れたのだが)「感動する」はわかる。でも「いい話」は無いだろ。(「キラのこの悲しげな表情」「最高です!」のあのCMみたいだ)
 今555というか、東映作品がそういうものを描かなきゃならないってのは、要は特撮のドラマスタンスというのがかなりアニメに比べて遅れを取っているという事で。そりゃ過去監督に幼女ビデオ撮ってた人間がいるようなところだから仕方ないわけだが。その事実ってのが東映作品に対する自分の信用感を殺いでるわけで、その辺今のスタッフが例え無罪であっても、乗り越えていくのは自分にはかなりきつかったんだな、というのを今回の一本で再認識したりした。
 つらい記憶は全然消えやしていない。  




12月3日

 なんで12/1の日記で顔写真Upしたのかというと、何か2ch叩き連中に自分とは別の人間が僕であるかのような情報を影で流されてたらしく。元々2ch上でも毎度毎度の後姿写真位しかUPされてなく、あとは写真の顔面をヘルレイザーみたいに切られて横幅広げられたようなのしかUPされてなかったので、「こりゃまー現実に会っても誰もわかんないや」と思ってたんだが、そしたらなんか別人が自分であるかのような写真が流布されてたらしくて。某お絵かき掲示板でもそいつがモデルに書かれてたらしく。その人物が誰かと言えば前回のCW昭島に来ていた「上から下まで黒づくめで延々携帯かけてた太った男」なんだが。ちなみに前回僕は白い上着着てました。
 過去にも1999年の幕張コミックライブで「俺は森本」を連呼する怪しい男がターンA同人イベント主催の子の所にやってきて、ラミカだか何だか渡して信用させようとしてたらしいんだけども、それが後で自分にバレて。そんでもってその子にもらったイベント写真にはAVがらみのコスプレイヤーが映っていたり、えらい事になってたりした。初心者向けイベントへのエロ連中の足がかりに彼らがその主催少女を利用していたわけなんだけども。実は自分がターンA同人を当時(1冊だけだが)作ってたんで、例の注意ペーパーまかれるのが嫌だと思って、その張り番も込みでしてたらしい。CWに毎回来る叩きもそうだけども、食い捨てやイタイ連中が封殺のためには何だってするってのは、90年代から全然変わってなかったりする。
 で、そういうのが嫌だったから写真UPしました。そんだけです。
 「ガッチャマン」コンドルのジョーがかなり窮地。というかもう先が長くないという事を知ってしまったので、そろそろ再放送も終わりが近いようではある。ガッチャマンってかなり長い話だったなぁと思うんだが、これが終わったら次は何をやるんだろうか?ガッチャマン2とかガッチャマンFはまた後でもいいから、とりあえず他の作品を希望。テッカマンとかムテキングとか・・・一番の希望は「ポリマー」なんだけども(^^)




12月2日

 特に書くべき事はないと思う、が・・・

 一昨日見れなかった「鉄腕アトム」を見る。「不定形生命体ムーピー」という話。実は自分が始めて読んだ火の鳥は大阪在住時近所のくずはモールのコミック売り場(結構マニアックなマンガ本が80年前後から入っていた)で読んだ「未来編」だったりするので、かなり興味を持ってみたと思う。物語は大筋的には火の鳥と未来編でモチーフとされている話をアトムに置き換えているわけで、とにかくロックもタマミも猿田博士も(この時点でスッゲーーって感じなのだが)魅力的に描けてて感動。特にタマミ。本当にかわいいので見れなかった人は残念でしたって感じでした。今回のタマミはムーピーというよりもブルンガ1世って感じだったんだが(変身シーンとか)。で、ロックは人間を操る事のできる異能者という設定なんだけども、声優さんがマジイメージ通りなのでびっくり(それは他キャラも同じだったんだが)
 惜しむらくは2点・・・「山之辺マサト」が出てこなかった所で・・・。山之辺マサトは漫画版火の鳥の語り部的なキャラクターなので、やっぱり火の鳥をモチーフとした話には欠くことのできない存在だと思うんだが、彼個人が火の鳥の力に魅せられた存在では無い(だから主人公なのだが)ので、今回のアトムの話ではいい子過ぎて使えなかったという事なのだろうか。しかもマサトが出てこないもんでタマミが猿田博士の理想の女性像、なんていう、原作ファンから見たら噴飯ものにとんちんかんな設定で話が出来上がってしまっているし。タマミはマサトの恋人だから意味があるんだろうがこのヤロー!!みたいな(プンプン。年寄りやロートルの理想みたいな醜いロリコン話は好きじゃないんだ俺は・・・と思う。タマミがマサトの理想の女性か、猿田の理想の女性かでは話が根本的に違ってしまう。スターダムシステムでもやっちゃいけないルールってのはあると思うのだ。
 ラストはしかもタマミは珪素型生命体のサンダーマスクの彼女みたいに石化してしまうし・・・。手塚マンガの要素がそこここに散りばめられていること自体は素敵な話としてみるけど、ファン的に突っ込んで見ていくと必ずしも嬉しいってわけでも無い、ってのは事実なのだ。なんとも複雑。
 でもなんかアトムの方向性が手塚オールスター総出演みたいな気になってきて良い!ってのはあると思う。テーマが大きくなってきたなとも思うし。そういう意味では流石上手いなー、と思う。

 そういえば「未来人カオス」がコンビニで売られてて。カオスは自分が小学で北陸に行った頃、手天童子とならんではまってた現行連載マンガでした(おすすめです)。小学生でもW3やブラックジャックや、秋田のサンデーコミックス系は友達に借りて読んでたんですが、現行ではまってたのはミクロマンとか、ピアノの先生がわざわざ自分の為に買ってくれてた少年マガジンに乗っていたカオス等だったんですね;(多分自分しか男子生徒がいなかったからそうなのだろう)・・・で、当時はバンダーブックとかが24時間TVで開始された時だったし。「マリンエクスプレス」も良かった!!一番好きなのは「フウムーン」なんですが・・・(^。^)




12月1日

 昨日のキャラコンのワルダー問題に付け加えると、*ワルは自分の記憶だとヘッドがちゃんと色付だったのだが、今回足元に完全クリアのヘッドが展示されてて結構びっくりした。あれがモノホンだったら、プレゼント全10体中1つの「頭」という事になるのだが、逆に全10体中1コはバラバラかヘッドの無い状態なのだ、って事になるので妙な心境にもなる(意味不明
 というかその*ワル展示してた人「森本くんはいつまでたってもあかぬけないなぁ」だって。ほっとけ!
 あと結構色んなものが出てた。特に入手しなくて帰り道後悔したのが、リモコンの巨神ゴーグ(ゴーグ好きなのだ)が4000円で出ていた事で。後のコスプレイベントの入場料とカメラ登録料がかかると思ってそれにお金を取っておくつもりだったんだが、行かないのだったら買っておけば良かった。ガクッ。後、アナザーシャドームーンが8000円で「安い」と思ったのだが知人によればもっと安い額で出てたらしく、SICでもアナザーの相場は下がってるのかもしれないと思う。あとは海外版のパチモンの「仮面ライダーナイトサバイブ5色セット」!戦隊かよ!!みたいな。買っておけば良かったね。金の問題もあったけど、雨降り問題もあったのでかさばる玩具は買えなかったのだ。
 帰宅途中はあまりに眠かったので、ゆりかもめの中でグラサンかけたままぐーぐー寝てしまい新橋を通り越してまたお台場まで戻っていたりして。降りるのもめんどくさかったので、そのまま有明駅まで行き、また新橋までぼーっと座ってた。ぐーぐー。
 ちなみにだるだるな開場直後の自分、&帰路近場(高幡不動近く)で各駅に乗換え直後電車内で行き合わせためちゃ悲しそうにメール打ってた少女。あまりに悲しそうで声もかけらんなかったよ;みんな哀しいのだ。ガンバだ。

 で、昨日の雨で体力を極度に失い今日はダウン。朝からずっと寝込んでました。母親は元気に高校時代の友人宅へ。今やぴんぴんしてます。
 
 昨日書きそびれたんだが、ヤフオクの評価がやっと1000を超えた。個人的には達成感あるし、かなり嬉しい。けっこう幸せ気分って奴です。買ってくれた方々に感謝。売ってくれた方々にも感謝です。売った個数的にはとっくに千個は超えてたんだけど、実はこないだオクの売上総数はゴジラやさんに超えられちゃったのだ(^^);ゴジラやさんのスピードは僕の3倍って事になる。なんかシャアみたい >ゴジラやさん
 ただ、やっぱ丸3年経つ前に評価1000達成したとは言え、2ch上だのネット上での叩きがなければもっと早く達成できてたかもと考えると悔しい。叩きが始まったのが評価100か150位の時だったわけだけども、玩具板であんだけ叩きスレが続いてたら普通自分のIDはブラックリストに入れるか、購入したくなくなるだろうし(玩具板のスレは△ワルダーのパーツを使った1号がヤフーに出品されてた事で160スレでストップした。今回のニュース板ストップも実は例の顔塗り宇宙人Jが関わってるかも)。5人に1人入札前にID検索かける人がいたとしたって、商品に興味持ってくれる人の全体の1/5をロストしている計算になるから結構大きいとは思う。IDを変えなかったのだって単なる意地の問題だし。それ考えると・・・
 ただ、それでも落札してくれた人々にはまじ感謝してます。思うところは色々あるけど、幸せと思ってます。
 
 ちなみに例の宇宙人Jですが、
 http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f12092976
という金額で終了したようです。開始は5千円だし、モノが本当にレアアイテムかどうかは信じる人そうでない人がいるから、昨日のキャラコンでもノーマルZや0の箱入りが2.5万で出てるご時世だと妥当額と言えるかも。
 他サイボーグではこんなのがヤフオクに出てましたが・・・
 http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b45274732(ロングアイ・終了)
 http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e33091677(現在続行中)
 な、なんだこの価格は!!(◎◎);
 みんなすごすぎだよ・・・!