6月の日記



 
 


6月29日
 
 半月ぶりに知り合いのアンティークショップに行くと、いつも見慣れた女子店員がいない。「彼女どーしたんですか?」と聞いてみると「やめてもらった」との返事。まじめな子だったので結構驚く。
 何かミスでもしたんですか?というとそうではないらしい。
 ショップの店長は別にも幾つか店を経営しているのだが、その内のひとつの店の景気がなぜか今年おもわしくなく(立地上の複雑な事情がからんでいるのだが)、人減らしをしなくてはならなくなったのだがその店の景気が悪いとはいっても、そこの人間を切るわけにはいかない(稼ぎが減ってるとは言え、利益自体は出してくれる店らしい)。それで店長がいればなんとかなる、アンティークショップのバイトの子がやめさせられる事になってしまったらしい。店長曰く「これで別店がちょっとでも危機感感じてくれればいいんだけど・・・」との事。
 なんともやりきれない話なのだが、それ位店舗経営者には今年の不況は厳しいらしい。「なんとかならんもんかね」と言われるので色々議論。とは言っても自分の発言なんか役に立つのかどうか・・・
 そういえば「高原へいらっしゃい」もリメークされるんだけど、実際昨年療養に家族で行った軽井沢ですら、かなりの数の店舗パテントやアイスクリーム屋が閉鎖、別荘も無人で寂れて廃業した所が多いようだった。結局自分の行った所も夏前って事で、ちょっと安めに止まる事ができたのだが。フルコースがおいしかった。その辺を考えればあのドラマを今リメイクするのはかなりタイムリーと言えると思う。
 そういえば舞台の八ヶ岳ホテルのすぐ近くには「日本で一番高い踏み切り」や「日本で一番高い陸橋」があるのだが、東京に戻ってきてしばらくした頃、家族で行った事がある。本当に何もない所。でも確かに空気はいいのだ。自然は満喫できるけれども、ホテルに泊まったりすれば、他にも色々なものが見えたりしたのだろうか。
 誰が悪いってわけでもなく、バイトの彼女も彼氏もいるわけで何とかなるだろうし(二十歳なら若いし)。不条理と言えば言えるのだが、彼女はフリーター。やめる時期が早くなったという事だけど、ちょっと寂しい。
 で、箱ボロのマック基地購入。これはネットに出します。

 「ガンダムSEED」、ついに残りの3ガンダムとブルーコスモスが動き出す・・・が、なんかいやーな雰囲気。でも涼平氏の声が若いのでびっくり。展開的にはディアッカがアークエンジェルの援護にまわり、アスランがフリーダムを救ったところで、かなり自分は感動しているのだけどね。やっぱりSEEDが好きなんだよ自分は。

 本当になんていうか、性悪説のようで性善説なところが、福田監督以下スタッフのドラマツルギーで・・・でも、SEEDは今の若い子に向けての物語だそうなので、そこら辺は認めてやらなきゃならないのかな、と思う。
 自分だって完全なわけじゃない、若い子に「完全」を要求するのは酷だ。
 不完全で当然だから、恋愛何度でも失敗していい、なんて遊びまくるガキは嫌いだけどね。
 青年とガキは違うんだよなぁ、ってことで・・・・・・




 
 


6月24日
 
 「顔」(主演:仲間由紀恵・オダギリジョー)最終回!!実は(というか当然)第1話からずっと真剣に見てたドラマで、久々毎回ビデオ録画してたドラマでした。オダジョーのTVは10chの「サトラレ」以来久しぶりで、どんなんなんだろうと思ってたんだけど、1話にして唖然。仲間由紀恵ともども最高としか言葉が見つかりそうになく、ずっと見てたんだけど、見つづけて良かったーーっ!という感じでした。
 なんで日記で感想を書かなかったかというと、ちょっとショックな事を聞かされ、4月半ばで日記がストップしてしまった為だったんだけど。「ラーゼフォン」の感想もまだ書けてない。
 最終回は本当に真剣にぐいぐい引き込まれて、どうなっていくのかって感じだった。詳しくは公式HP参照の事。
 途中の感想は後々書いていければとも思うんだけど、「顔」はドラマの構造が本当に緻密で、キャストの演技もお一人お一人が引き立っていたので(チームワーク良いし)本当に最高のドラマだった。例えば「人は・・・」とか、なんというか登場人物がテーマを口走ってしまうドラマというのが多いんだけども、自分はそういう大上段に構えたわざとらしいドラマってのが苦手で、「顔」はその点、テーマをかなり登場人物間の演技にまかせた数少ないドラマだったんじゃないか、と思う。起こっていくドラマも必ずしもとっぴじゃなくてリアリティに満ちていたし、こういうドラマがいいんだよ!って感じ。
 で、オダジョー&仲間由紀恵・・・演技すごかった。2話目の頭あたりオダジョー氏の演技が模索状態だったり、仲間さんが「ごくせん」ひきずってたり(結構あのドラマは大上段ドラマだからなぁ;面白ドラマだったが)してたんだけど、「顔」独自のカラーは1話から出てたし。
 キャストも渋い!鶴田警部役の益岡氏、めちゃくちゃカッコイイよね!もう素っ晴らしかった。「ちゅらさん」にも出てた余貴美子さんも優しげで良かったし(そういえば仲間由紀江って沖縄出身だったよなぁ)、「ショムニ」の京野ことみも結構今回巻き込まれ型ではなく行動的でかわいい。アギトの美杉教授役の升毅氏もいい所押さえててカッコよかったし(やっぱ偉い役が似合うよなぁ)、よく考えれば仲間由紀恵も自分のインパクトにまず残ったのがガメラ3のあのシーン(もったいない!って思ったよね?)→リング0の貞子、だったりするので、特撮がらみ系のキャスト多かったんだなぁ、と。
 で、オダジョー・・・「仮面ライダークウガ」は10chの歴代全ヒーローヒロインベスト100で、歴代No.1ヒーローに選ばれてるわけだが・・・とCXの警察ドラマスタッフが組むって事に自分は特別な意味を感じもした。クウガってのは、踊る大捜査線を更に時間面で詳細にしたり、警察的な描写が特殊な部分ですごく細かいドラマだったんだけど・・・「アバレンジャー」がシナリオ陣にとってのクウガ2なら、「顔」はオダジョーにとっての「クウガ2」になったなぁ、っていう、そういう感覚で見てた。「クウガ」は「仮面をつけつづけた」雄介のドラマで、ラストで雄介の笑顔が仮面だ、ってのを視聴者が思い知らされるわけだけど、そのオダジョーに西島役をあえてまかせた「顔」は、その雄介の仮面と似た西島の「仮面」の内側を、毎話毎話ほどいて少しづつ見せていくドラマで。・・・今日の最終回、凄かったし、凄まじかったし、感動した。・・・本当に最後まで見ててよかったと思う。
 人の仮面の裏側を演技する、って点で、今回の西島役はオダジョー氏にとって、クウガを越えた到達点になったなぁ、とか思ったりするのだ。
 仲間由紀恵も元似顔絵担当の広報課の婦人警官さんなんてポジション、よく表現してたなぁと思う。過去の役で一番やさしい女の人の役だったんじゃないだろうか。でも婦警さんだからびしっとしてなくちゃならないわけだ。大変だ。

 主人公の瑞穂と西島の関係性も(W主人公が正解なのだが)、鶴田警部と西島の相棒ムービー的部分も自分は気に入ってて(「グッドラック」もそういう所あったような)、最高によかった。緻密な脚本も、一見とっぴな事件に見えて後から見るとリアリティがあって整合性がちゃんととれてる。ワイド劇場の何倍もしっかりしてた。当然か;
 ラストにキスシーンとか無かったのも、そういう判りやすいドラマ表現じゃなくて良かったと思う。とことん人間としてのドラマで主人公2人を書いてた所が良かったし、過剰に甘物じゃなくて良かったな、と思うのだ。警察ドラマにしては、かなりさわやかなラストシーンだったし。

 あと、似顔絵。毎回上手いなー!!!と思ってた。かなりすごいと思ったら、公式ページに描いてた女の人についての記事が載ってる!なるほどなるほど。(でも、公式ページは西島の過去のトラウマの事を1話から説明しすぎだったので「ウッ!」って感じだったのだが)
 仲間由紀江もいい雰囲気でラストシーン(なんかしゃべり方はかなりとぼけてたのだが)どきっとするセリフを言ってくれてたりして、いい感じだった。「見つづけててよかった!!」と素直に思えるドラマでした。もう一度見るのがよいか(^^)。

 ちなみに警察にオダジョーのようなカッコイイ警官がいるのか?についてだけど、事件現場のTV報道を見てると結構いるように思う。髪型にこだわってないだけで(笑;  




 
 


6月21日
 
 「ガンダムSEED」は毎回見ています。かなりいい感じのキャラクターで富野監督曰く「きれいに」作られている作品なのだが、人間ドラマは極限状況ものに近い部分もあり、結構きつい。それでも物語を飽きずに見れるってのは、やっぱり主人公たちが純粋だし、作り手が真剣で、一種浄化された作品が伝わってくるからなんだろう。展開的には、「それほど展開しているのだろうか」という程遅々としたものがあり、実際的にストーリーはかなり「はしょられて」いる印象もある。ストライクが救った人々がシャトルで降下していく時に、デュエルに落とされるシーンを見て、よっぽどこのドラマを見るのはやめようか、とも思った。(実は最近も、デュエルをフリーダムが破壊しなかった点でそう思ったりはしたのだが。僕ならつぶしてると思う。偽善的で嫌なシーンだったのだが。あれがスタッフの偽善性から来ていると思うと辛くもあるのです。戦争が終われば、戦争責任は明らかになるので、イザークは銃殺刑、という感じで終わると納得はする(これ、感情論じゃないです))
 見た目かっこいいキャラだから生かす、なんて方がよほど感情論。

 ニコルが死んで、トールも死んで。善人だけ死んでこの世に残るのは罪人だけ、ってのはあまりに「悪魔の喜びそうな」展開だからだ。
 あと、ラクスもあまり納得できるキャラではなくて、判っているようでいて、全く判っていないキャラ、だと思う。階層社会の上にいる人間は所詮上にいる人間であって、庇護の無い世界での苦しみってのは判らない。彼女の言う「平和」は机上の平和論で、現実すら机上論のフィルターを通してみてるのではすら思える。「平和ならいいじゃない」とマリーアントワネットが言い切るような感覚。結局偉いさんと子息たちの話でしかないのかSEEDは、という印象が強くなってしまう。表現的に難しいところだと思う。つか、本当の涙を流さないキャラ(この場合ラクス)を僕はキャラ表現として信用しづらい。
 ラクスとフレイは極度に違うキャラなのだが、偽善的なのは自分は嫌いだし、悪意を隠して人と接するのも自分は嫌い。ミリアリアが受けてるのもうなづける話。
 というかSEEDの若いキャラは全員いいキャラで、でも未完成で未成熟で、純粋なんだが、全員どこか欠点は持ってる、という感じ。人間どこかに欠点はあるからそれはいいと思う。ただ欠点のせいで人が死ぬのはやっぱりまずいって事だろう。

 で、自分は「コーディネーター=ネットをやっている人間」「ナチュラル=ネットをやってない人間」位の気持ちで物語を見てたりする。多分これが正解だと思う。自分自身、もともとネットの出でもないし、以前の同人はすべてコピー誌だったし、生身の付き合いが好きで、連絡も殆ど全てが電話か手紙だったわけで。友達とか、義理人情の世界。・・・逆にネットをやってる人間ってのは、インターネットをやっていたら最強位の気分でいるんだろうけども(これ、鼻持ちならない)、実際にはネットはネットで階層社会が成立しているわけで、片方の階層から片方の階層に移行するに過ぎない。そして、ネット社会と一般社会ってのは横並びであって、どちらが上って問題ではない。そういう考えでないとフリマなんて歩いてられない。
 パソコンっていう「力」を持ってるからって、人間性がマシってわけじゃないし。
 業界人だからって真実語ってるわけじゃないのと同じ事。業界人だからって嘘つかないわけじゃないのと同じ事。
 むしろ業界人の方が既得権益守るために嘘はつくし、人を騙すよね。
 パソコンは「力」。でも力は力で、個人の中身や人の価値とは一切関係、関わりがない。それは商業主義クリエイターの作る「作品」の名を借りた単なる絵の「よせあつめ」が送り手の内面と「一切関係がない」のと、似たようなものだ、と思ってたりする。
 で、そんな「力」手に入れたって2ちゃんねらー等のやってるのはコスプレイヤー盗撮映像の露出だし。所詮そんなもん。「力持ってるんだから暴力ふるってどこが悪い」の論理。ネットやってない子には見えないんだからそれは卑怯だろ!!ってのは、ペーパーなんかでも再三過去書いた事ではあるけど。それでも「画像くれくれ厨」「情報くれくれ厨房」なんてのは全然減らない。コスプレ画像欲しいなら自分で撮影に行けよって感じ。なんか萎え。

 でもまぁ、パソコンがなくちゃ手に入らなかったアイテムもあるし。
 でもパソコンがなくても手に入ってたかもしれないし。
 人の上下ってのは人間性の上下で決まるんだよって事。

 復刻版「サイボーグ1号」ついに予約!!安いのでトイザラスにしたのだけど、トイザラスの予約限定はリアルウルトラヘッドで、一般小売店の予約限定は「肌色1号ヘッド」なんだよね。うあー!悩む悩む。
 追:(ドーム箱は中止の可能性があるらしい。それでかわからないけど販売予価が9800から6800円に!これはこれですごい話だと思う。その分みんなで買おう!うん)




 
 


6月20日
 
 海外からUKサイボーグ(少年サイボーグサイズの1号やワルダーやアンドロイドを出してたシリーズ)のTORGが届く。といってもオークションページによるとキャストによる複製品との事だったので、なんかガチガチのが届くのかなぁと思いきや、実際には軟質ソフビっぽい雰囲気で多少の弾力があり、塗りなんか本物そっくり。どこが複製品?という感じ。ちなみにお値段は送料込みで17ポンドでした。安い。
 本物だとワルダーのスーツはかなりの値になってしまうんだけど、本物そっくりのtorgスーツが5000円弱で手に入ってしまうってのはちょっといい気分。でもひじまで手首が入らないんだよね。面白いので写真を後でupします。といいつつ全然他のもupできてないなぁ・・・
 僕のデジカメはフラッシュがあまり調子よくないので、昼光に頼っての撮影が大概なんですが、背景がいつも焼きタイル壁だとなんか変な写真になるので。オークション写真ならいいんだけども。なんかいい背景になるものがないかなぁと思案中でどんどん時間が過ぎて行くという。

 19日の日記に書いた馬鹿=「紙の鉄槌」のメールに書かれていた「君の事を色々教えてくれましたよ」のもう1店舗の秋葉F店に電話すると、やっぱりそんな質問はどこからもなかったそうです。またも嘘。ストーカーたちは嘘ついてまた嘘。
 「でもそんな奴らに他人の名前騙られるなんて気分わるいなー・・・」と言っていた。ゴジラやさんともども迷惑かけてすいません、という感じ。平謝り。あとは色々「こんな品物がどこそこにあった」だとかの話になったり、そんな感じだったんですが。
 でもF店さんはやっぱりすごいと思うのだ。「シルバーミクロマン」や「メッキヘンリー」はもちろん、タイタンコマンドの試作が出たり、「M211タイプのゴールドミクロマン」(「!」・・・2度と出ないらしい。)や・・・とんでもないものが結構出るのだ。自分は持ってくの専門だけども。
 いつかそういうのが買える身分になりたいとも思える。・・・F店さんは個人的に「ユニーカー軍団セット」と「(超合金)ダイカストマジンガーZ(初版箱入り)」を探してるらしいので、手放したい人がいたら譲ってあげてください。

 あと、「アゾンインターナショナルの人からは、こちらが聞く前に連絡をいただきましたよ」とかも「紙の鉄槌」は書いてきたんだけど、僕はミクロマンアゾンの企画を出したT.Bってディーラーさん(元々復刻レディーコマンドのアゾン限定はジュエルシリーズって事で、オニキス・パール・ガーネット・・・等続く予定だったらしい。カラードクリアはザらすで出す事になって、白は講談社の本の看護婦限定で出る事が決まったので、オニキスのアゾンだけが発売になったそうです)には以前話をうかがったりしたけど、アゾン本体とは一切関わりあるわけじゃないから、僕についてアゾン社が語れる事なんて、何にもないんだよね。無関係な方々なのだし。
 大体「今は午後3時ですが森本くんには夜中の3時ですね」ってのは・・・(失笑

 あとは知り合い(玩具では先輩の人)と電話。最近のトラブルの原因・事情や、サイボーグ・現行キャラ等について延々話す。
 結構普通の他人にはいえないような突っ込んだ所まで話したんだけど「うーん・・・他人に話そうにも、あまりにも遠い世界の出来事で、俺の他の知人で判りそうな人いなくなっちゃったしなぁ。やばい人々相手は困ったもんだね・・・」との事だった。
 で、その人、サイボーグ1号が72年に発売されたその週に兄弟で買いに行ったそうなんだけど・・・「いや、おもちゃ屋にはもうDXしか残ってなくて。DXは1〜200円高いわけじゃないか。みんな武器はあとでパックで買えばいいと思ってるから、とりあえず武器のないのを買うわけでしょ。それでSTが先に売れちゃうから僕ら兄弟が買いに言ったときにはもうDXしか残ってなくて。」話を聞いてなんかすげー、という感じだった。サイボーグ1号が新発売された時のリアルさが・・・(以下略)。自分が買ったのは翌年の5月!懸賞がはずれてそれで買ってもらったという感じだけど、年上の人はやっぱりそれなり覚えてるよねー(逆にシリーズ後期になると僕の方が覚えていたりもするわけだが)

 復刻1号は8月31日発売なのですが。買うかどうか結構迷う所だけど、カタログの復刻等には興味あるよね、って感じです。ドームの仕様にも興味あるし、透明度の高い1号も見てみたいし。ワクワク。

ドルフィーだけど、個人的には「のの」は好きですね。でも「あなたのドルフィーを里帰りさせてみませんか?」で「問診票」のコーナーがあるのにはどぎまぎ。ボークスこれでいいのか?(^^;




 
 


6月19日
 
 とりあえず、歯の治療は今日で終わり。とにかく痛かった。ダメージうけた犬歯は大量樹脂充填で何とか物を噛める状態には戻ったんだけども(最近の技術はすごい。一見見ただけでは全然わからない)、まだちょっと高さがあってないようで、犬歯の奥の奥歯がかみ合わさってない。
 微修正の必要はありって所だろうか。

 オークションの落札物の入金分の発送の後、月曜日が雨降りで行けなかったゴジラやさんの方に先週から取ってもらってたミクロマンとトケイダーを受け取りに行った。行くとゴジラや1が2階の右の部屋から左の部屋に移ってた。たった1週間でいつの間に(笑;
 で、店長さん(社長は木澤社長なのだけども)が出てきたとき、先日の「紙の鉄槌」による脅迫メール(手紙は後日「ちょっとした問題」に貼ります)で「秋葉原某店とごじらやの店員におまえの事を聞いた、向こうはいろいろと教えてくれましたよ。」などという文章があったので、問題のこの1週間に自分の事を店員さんに聞いた人間がいたかと聞くと笑って即答間髪入れずで「全然ない」との事。事情を話すと「ああ、なる程。あまり気にしない方がいいですよ?」とア○ジンさんが言ってくれる。感謝(v。v);。叩きはまたも嘘。
 というかそんなに自分の事を詳しく知っている人ってあの店に多くはないし。多分僕が初代ウルトラデザイナーの成田氏の生徒だった事も、アラ○ンさんか木澤社長しか知らないはずなわけで、他の店員さんが答えようにも、根本的にこの1週間ゴジラやさんは左右の部屋の引越しで忙しかった筈で、あの馬鹿=紙の鉄槌の愚問の相手するひまなんてなかった筈。
 たちの悪い嫌がらせとは思ってたけど、結構聞いてるのも恥ずかしかった。おかげでワールドヒーローのデンジピンクまで買っちゃった(^^; (前から欲しかったけど

 で新宿へ。イエサブに行くとフル可動ミクロが一杯売られてたけど、なんか顔がヘンだなぁとも思う。結構初代っぽい雰囲気なのだが、キャラ性が解説がないのに、カラーデザインをあそこまで凝るというのは逆に違和感なんだが、初代裸足のミクロマンもそういう正体不明的印象はあった。原点回帰的商品+レッドパワーズのスパイアーサー等のシリーズ・・・?

 でボークスに行くと、10数年前に作者N氏に贈呈されたという黄金メッキ版巨大KOGが展示されててすごかった。すごすぎ。他の最新MHってのは食傷ぎみなのだけど(いや、原型氏を国宝か何かのように煽る最近のガレキシーンの余りの凄さにあっけにとられてるだけか)。
 でもサイボーグ好きとしては、半透明のKOG3やレッド3はやっぱりいいよなぁとマジで思う。KOGの頭部解釈は帽子のアーチが違うのでは?とも思うのだが、そこ以外は毎度完璧主義のできだし。マイティシリーズの造型もかなりすごかったけど、本編で活躍してないものをそんなに急いで・・・とふと思う。こっちが呑気なのだろうか?
 エルガイム1や2のマスクが少年サイボーグやAの電子ヘッドのマスクから来てるのでは?というのはかなり前にどこかで書いたと思う。ヘビーメタルの着せ替えという概念もそうで、自分は当時「HMって永野氏版の変身サイボーグ的スーパーロボットリメイクなんじゃないか」とすら思ってた(これ、キングゲイナーはモロだが)。だからザテレビジョンのオリジナルHM募集コンテストに送った絵で、頭のフレーム内がモロ宇宙人ゾーンみたいなのを、書いたわけなのだが・・・<阿呆だ。書いたのルーズリーフだったし。高校だったから要項があんまり理解できなかったんだけど。ひどい事に当時は各画材屋で販売しているB5サイズのケント紙の大きさが違ったんだよね。「なんでだよ」;(おそろしい事に20枚つづりのB5と、1枚いくらのB5の大きさが違う店が多かった。)
 ・・・ともかく。FSSの旧作絶版品の展示がされてるのも新宿ショールームのよい所なんだけど。懐かしいものがいつでも見れるのはいい。逆に特撮系展示が少なくなってしまったのは寂しい。メディコムのフィギュアには勝てないか。レインボー造形まで参入しだしてるし(マスタープロダクツとか)。
 ドルフィーは知人ではまっている人もいますが、やっぱり関節人形というと自分はどうせなら○○○さんのを1体・・・とか思ってしまうし、キャストにはあまり萌えない。萌え系ドール文化にはなかなかはまれないのかもしれない。だからドルパにも行ってないんだよね。
 つまりオタ文化としてのドール等から関節人形にはまったわけじゃなく、サイボーグ1号からスタートして、時間を逆行して過去のアンティック的関節人形を見ている感覚だから、結局○○○さんの人形に惹かれて、しまう、と。買えないけど。

 でもまぁ、過去は買えなかった1号の最初期が今ではすんなり手に入ったりもするし、時間が解決してくれるって事かなぁ、と思う。気に入ったものが手に入る時に買えばいいんだよね。

 人形は年はとらないんだからさ・・・(いや、サイボーグ等の場合、経年劣化つー話も・・・  




 
 


6月16日
 
 「高原へいらっしゃい」(主演:田宮二郎氏)が夕方リバイバル放映されてます。子供の頃親子ともどもほんっとうに(!)好きなドラマで第1話から毎週が楽しみだった。多分小2位の時。懐かしくて仕方ない。痛感。
 ある人物により、仕事を失ったり生きる目的のない若者や大人が男女とりまぜて、八ヶ岳の洋館に集められる。仕事を与えてもらえると思ってやってきた彼らだが、そこに現れた男が彼らに与えた仕事とは、「たった300万円でこの廃屋同様のホテルを一流ホテルとして、再建させる」といったものだった・・・。
 他キャストは尾藤イサオ氏・由美かおるさん・前田吟さんなどそうそうたる顔ぶれ(由美かおる若い!あと尾藤イサオ氏が「あしたのジョー」の主題歌を歌っていた人と知ったのは、このドラマの後である)。
 もう毎回毎回が苦難の連続で、理想と現実のギャップの連続。努力しても努力しても予算の300万円は段段消えていく・・・と言った感じ(TT)。
 人間ドラマがすごいのもその筈、多分自分の見た子供の頃の山田太一TVドラマで記憶に残ってるのは寅さんよりもこっちの方なんじゃないだろうか?ほんっとうにいいドラマです。
 子供の時とは言え小2なら算数はきっちりわかるわけで

 「300万円100万に減っちゃったよ、どうするんだろうどうするんだろう、うああああ」

 などと思いながら見てて、子供にも判りやすいのに、毎回じーんとくる位のドラマでした。
 田宮二郎がとにかくかっこいい。一流ホテル支配人だった彼は、仕事の失敗からアルコール中毒になってしまい、妻(三田佳子)とも別居するのだが、酒をやめまっとうに自動車販売をしている所を、妻の父(義理の父)に呼び出され、八ヶ岳の廃棄同然にされているホテルをまかされる。スキー場も近くに無く、駅からも遠いので立地も極度に悪い。
 「結婚には私も反対したが、今となっては情も移る。けして楽な仕事を与えてやろうというのではない。むしろ困難と言ってもいい。ただ、君の得意分野の仕事を与えてやろうというだけだ。どうだね。八ヶ岳の成功しているホテルの支配人として、娘を迎えてみせる気はないかね」
 このあたり、すごい父親だ、と思うと同時に、すごいドラマだな、とつくづく思う。本当にすごいものを見てるって実感します。
 とにかく、子供の時から30年弱(笑)を経てこのドラマ見れるって事は自分にとって最高の幸せといっていい!って感じです。本当にいいドラマなので、みんな見てよね!(叩きは見なくていーぞ(笑))
 毎日ビデオが1時間消費されていくのでテープの回転が早いきょうこの頃なのでした・・・マル。

 追:田宮氏の役は元支配人(ゼネラルマネージャー)じゃなくて、元フロントマネージャーでした。すいません。 




 
 


6月15日
 
 ちょっと意外な事なんだけど、オークションの話。4月に開始したアニメ「鉄腕アトム」なんですが、視聴率が平均9%!かなり好調!みたいで、実際自分も毎回見ているし、毎回どこか涙するかじーんとくる所があって、やっぱり手塚氏&平成ウルトラスタッフは偉大だなぁ、大団円を描かせれば彼らの右に出る若手のスタッフ(といっても自分と同年代(;))は少ないだろう、と思ったりもするわけなんですが、

 不思議な事に

 鉄腕アトムのタカラ製のアイテム、殆どオークション(ヤフオク)に出てこないのです。
 鉄腕アトムの80年リバイバルの時のアイテムはタカラがメインで出していたのですが、確かにちょくちょく「タカラ アトム」で検索するといつも数個は出品されていて。でもその半分は大体現行商品で、昔のものは極少数しかでてこない。
 今日なんかは「くるくる絵描き」(懐かしー)と「ストップウォッチ」(?)みたいなのが出品されていた。けど、実際には「メカブロック」の他「ショックゲーム」「マグネモアトム」「のこのこアトム」「GOGOアトム」「アトムダッシュ」「フライングアトム」「メカブロックミニ」(←オクで先日16000円近くまで上がってた。キツイ!!2年前のイベントで1万円で買うとか買わないとか某ディーラー前で交渉をしてたのを見た記憶あり)等色々あるみたいなんだけど、なかなか出てこない。
 これはタカトクの009の時も同じで、出てくるのは実質「合金009」が殆どで、他のアイテムは余りオークションには出ないか、出ても高い。
 結局、アトムにしても009にしても「本気のファンが殆どで、手放そうとする所有者が少ない」のかなぁ、などと。
 作品としては冥利だよね。探してる人にとっては倍率高いからきついかもしれませんが。
 それとも、タカトク009もタカラアトムも80年代リバイバル時のだから「白黒世代にとってはぬるいぞ!!」という感じなのかなぁ。・・・・・80年時はタカラがアトムのプラトイを色々出していたわけだけど、ソフビの方はヨネザワ(ナカジマ?)が売り出していたらしい。
 あと、先日箱を買ってしまった「メカブロック」(かかとなし)だけども、アトムの超絶マニアプロデューサーI氏によるとメカブロックは一時8万位まで行った事もあったらしい。
 うっわーーー!!申し訳なーーい!!・・・大切にしないとね;

 ※ここまでの日記、抜粋的に後日upします。私事でも色々あって疲れてました。復ーー活っ(^^)!!ってことで。




 
 


6月13日
 
 私事でも色々あるんだけど(13日の金曜日はキリストが無実の罪では**けにされた日だからねぇ;)、そんな事より

 個人的「復ー活っ(^^)」的大問題が。

 最近アンドロイドAの超人を落札入手しました。サイボーグとは書かれてたんだけど、出品者さんが専門外だという事で安値で出されてて、スムーズに落札。ただ
 メッキがされてない・・・のであった。
 詳しくは後にページにupされた時にでも書くけれども、自分は子供の時に「メッキがはがれている超人」が箱入りで市販されていたという記憶があって、それで「メッキのはがれた超人ないですか」などと各店を探していたりしました。一度これかなぁと思う超人が下北某店にあったんだけど、触っていればこの位はがれるという事でその時は買わずじまい。
 ところが今回のは、頭とメカ部が成型色のままの真っ白。両腕とひざ下の足のメカ部のメッキが一切ない状態。0.5mmのかけらもないし、普通の超人は特にパーツが入り組んだ状態でパーツの表裏、ブースターの細い管の中までメッキされてるんですが、そこも完全の成型色無垢のまんま。

 ・・・考えてみれば、普通手や足のメッキが中途半端で売られていた場合、バージョン違いというよりは絶対「不良品だ!」と子供は思う。特に「超人」の場合箱に入れた状態でメッキの剥離を確認できそうな所って腕だけだし。それをなんで「バージョン違い」として小2の僕が記憶していたのか、というのが不思議だったんだけども・・・・頭と胸メカが真っ白のまんま売られてたら、そりゃバージョン差認識するわけだ。納得。

 自分が箱を見たのは75年の後半か76年の頭ごろの筈なので、「秘密指令10*キャンペーン」(「宇宙マップ配ってたあれ」)とも合致するし。
 あのキャンペーンでは全サイボーグシリーズが希望するいずれかひとつって感じで配られたから、その時作られた限定企画モデルが、余剰で一般販売にまわされた可能性はある。考えてみれば宇宙人の顔の限定バージョンがあったのは事実なのに(知っての通りJは持っている。Oは2001年のおもちゃショーにタカラブースが展示&知人さんが所有&一度タイム****で出た)、アンドロイドの限定があると半信半疑だったのが自分のあさはかな所だったんですが。・・・某カスタムメーカーが金色等の超人も作ってたけど、根本的にここまでパーツ洗浄する必要性はないと思うし、まずは第一に自分の記憶にあるわけで・・・うーむむ
 ちなみに譲ってくださった方(北の人)に聞いてみると、これはフリーマーケットから出たものをかなり前に知人が売ってくれたもので、専門外なので手放したのだそうです・・・。手が加えられてる可能性は薄いと思うんだけど・・・

 まぁ、お茶をにごして、謎は謎にしておくのが良いのかもしれません。   




 
 

 
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