アイスピックの日記



とりあえず、日記です。
基本的に自分の周辺に起こった事以外書かないつもりですが
HPってのは自分の意見や主張を表現するものと思ってます。

私的意見や批評等に過剰反応したり不快感を感ずる人は
自分の日記は見ない方が良いと思います。
基本的に自分の同人と同じで、
14才以上向けです。

あと、表現に問題があるとしても該当個所以外の
日付の削除訂正等は請けかねます。念のため。

大体夜間更新。よって寝ぼけた文章は後にデフラグします。
了承を。
飛ばしてる日付も随時更新。

 
 


11月6日

 また久しぶりの日記だけども、書きたい事が無いわけじゃない、でも書けない事が結構多いのだったりする。うん。
 別に自分に何か変な封筒が届いたとかそういう事は無いわけだけども。

 「ウルトラマンネクサス」。姫矢の過去が明らかになる話。いい描き方をしたなとは思う。撮影は全部多分日本国内なんだろうけど、いい演出になってたとは思う。比較的早期に孤門に正体バレしたのも意外だったけども。物語に進展についての衝撃性はあまりない、というか・・・全体にネクサスの物語がイレギュラーっぽすぎるからなのかもしれない。と同時に、主人公の海外遍歴について、こういう描写はクウガでもしなかったよな、と。
 凪隊員の描写については、もう彼女はあのまま突き放して、孤門が事象とウルトラマンとビーストをどう把握していくか、を描くしかないような気がする。重要なのは凪隊員が「同僚」であって、「恋人」じゃ無いって事なんだよね。演出でそこが曖昧になると、孤門の内面描写について描き忘れが出てくるし、良くないと思う。来週は悪のウルトラマンが出てくるそうです。フィルムに不満はないけど、やっぱ見てて忸怩たる思いはする、OPテロップでも色々・・・

 で、久々都心部のフリマに出かけるんだけども・・・最初の会場は行ってみると完全に服ばっかりの会場だったので大ショック。来ていたアイテム系の方に聞くと「グッズでこの会場で売るのは大変だよ?」というので、急いで会場変え。すると嫌ってほどおもちゃがあって、どれにしようか逆に迷うんだけど、最初に入り口入った一歩目でなんと子供のおもちゃをボール箱丸買いさせられてしまい、それ以上ほとんど購入できない事態に。困った。
 結局あと買い足したのはレゴスティーブンスピルバーグムービーセット位で(でもそれが今回一番の大物アイテムだったのだが。結局私物になってしまった。つか売れなきゃ全部私物だけど僕のは)、同人誌とかもあるにはあったかど、ふち折れ痛みだったりだったので、そのまま帰宅しました。

 「SEEDディスティニー」を夜起きてからビデオで見る。特にあまり語る所はない・・・というか、アスランとカガリのいごこちの悪さとか色々あるんだけども、なんとなく見ていて違和感を感じるのは、やっぱ#1〜3話の放送状況の不幸さで感情移入が阻害されてきた事もあるけど、それだけじゃないと思う。根本的に今回の新キャラ群って、各キャラの家族環境とか、育ってきた経緯とかが見えないんだよね。姉妹の関係性とかも説明不要であるかのごとくほぼ1話から切り捨てられてるので、微妙な性格の機微とかがまだ見えてこなくて、各キャラみんながそうなので、自分の気持ちの取り付く島が無い。感情移入ができる場所がなかったりする。
 本来シンがそうあるべき筈なんだけども、1話からこだわるべき「妹の携帯」の描写に対して、少し触れてくるのが今回の4話でほんの一瞬、なので、根本的にシンがよくわからない。
 既にできあがってしまってる部隊にアスランとカガリが傍観者として巻き込まれる、ってのはシチュエーションとしてはありなんだけども、それをアスランとカガリの視点で描けてなかった点が、やっぱ1年ぶりだから難しいのかな、とちょっち思う。
 またデュランダルって、物腰はやわらかだけどもちょっと偉そうになってしまってるし、ミネルバ艦長もどういう風にシンたちに対しているのかがいまいち分からない。出会いから新キャラを描いてないから余計だと思う。ていうかシンが「判らない」キャラなのは別にいいんだけど、だったら徹底して内面まで「判らないキャラにすべき」なんだよね。
 あと、平和に向けて歩んでいる、って意味で前作の「コーディネーター」と「ナチュラル」の構図が見えなくなってきているのは(誰がコーディかナチュラルかわからない)いいんだけど、あまりにも見えないのはどうかと思う。一応それぞれ区別があった上で共存してるって描写になるのが一番いいんだよね。
 そういう意味では、アスランとカガリたち(キラやラクス)の努力には意味があったのかなぁ、とか、4話までを見た時点では、思ってます。
 ていうか、TMRや玉置嬢のOP&EDもいいけど、自分としてはガンプラCMの東野純直のCDが早く欲しいです。TOPページでずっと出てるTF企画が当時もし作れるような事があったなら(まぁありえなかったろうけど)、エンディングは東野氏の「砂漠に花を」みたいな曲がよいなぁ、とまじ思ってたので、今回のCM曲起用は個人的に最高なんだよね(^▽^)  




10月9日

 台風接近につき雨続き。

 先週から始まった「ウルトラマンネクサス」。個人的には1stマンセブンのデザイナー元成田氏の弟子というか生徒という事もあって、あまり色々書かない方がいい立場なのかもしれないが、端的に言うならかなりの意欲作ではあると思う。見るか見ないかと言われれば見ると思う。円谷作品だからどうとかではなく(意識しすぎるとムカついてくるので)、小中監督作品で、音楽が川井憲次で、CGエフェクトが板野(サーカス)一郎氏だったらそりゃ見るしか無いじゃん?というのはある。2話見た限りでも、スタンスはしっかりしているようだとは思う。
 ストーリー的には異生獣=スペースビーストを負うTLT所属ナイトレイダーのメンバーにさせられてしまった元レスキュー隊員の弧門一輝が主人公で、アナウンスされてる通りウルトラマンに変身するのは 姫矢准という元カメラマン(らしい)の男。2話過ぎた時点では物語中では彼の名も素性設定等全く明らかにならない状態で、一般人がヒーローという設定はクウガとかぶるのだが、視点的に主人公が組織側という時点でオリジナリティは獲得しているのかもしれない。登場人物は良いです。特に知人間では姫矢が好評。
 というか、なんというか・・・映像の雰囲気的に初代ウルトラマンとウルトラQの間の世界観でウルトラマンを作ろうとしている気配がある。ウルトラマンはある種確立された特撮世界なのだけども、TLTのいる世界観はそうではなくて、むしろ初代マン企画の「Woo」とかに近い雰囲気を狙ってるのかもしれない。  「ウルトラQダークファンタジー」のように、世界観をフィルムとしてリアルに構築する事で、ダークファンタジーに必要な異質な部分を逆に浮き立たせる、という手法がネクサスでも有効になる、という事だと思う。
 (ウルQのダークファンタジーは半分位見ました。自分的興味は要は成田デザイン等に極力頼らない状態で一体どこまでフィルムとして独特の雰囲気を作れるのか?って事だったんだが、デザインの問題点を全面的に棚上げするなら、世界観を作る各スタッフパワーはあったとは思う。というか草刈正雄氏とエンクミと袴田氏が最高に良かった)
 また、TLT管理官=松永要一郎役のウルトラQザムービーにも登場していた堀内正美氏がとにかくカッコいい。というかあの食えない男感が良い。
 設定原案的にはここだけの話、やっぱ某M永社長もイメージベースになってるのだろうか?いや、あの人はあそこまで食えない人ではないと・・・思うけども(^^;
 1、2話の内容的には要は「西条凪ってとんでもねーきっついキャラだよなー」って話みたいだったんですが・・・ただ、通常のウルトラもののスタンスで通用する筈の「人命尊重」の概念が時と場合によって通用しない事はリアリティあるとは思う。(ただ大人世代では素直に入っていきづらい)・・・そこで弧門=元レスキュー隊員である事と彼らナイトレイダーの被支配原則の間に軋轢が起こっていくわけで。その辺はもっと描写しないと子供はわかり辛いと思うのだが・・・「弧門はレスキュー隊員やってたからこういう事は許せないんだ」という所が、子供に見えてくれているかどうか・・・って事で。
 ていうか主人公の弧門って、なんかニューGIジョー正義の味方のウルトラ警備隊とか、あの辺のワタルくんフェイスでとても好感持てるのだが(w
 消毒班が出て来たりモンスターの学習描写があったり、やっぱVi:は見られてるかな、とは思うけど、その点はとりあえず常道なんでどうこういう気無いので、各スタッフ、チームとして一年頑張っては欲しいよね。
 ただ、ネクスト自体のデザインは個人的にはかなりの減点だと思う。頭部の形が「クウガ超全集」等に乗ってるクウガの準備稿に酷似している。また90年前後に発表された成田氏のオリジナルヒーローに身体の細いラインが似すぎてたりとかは良くないと思う。これは・・・プレビューウルトラマンの「ノア」自体が氏の「メバ」をウルトラマン化したようなデザインだったので余計不満ある。まだナイトレイダーのようなデザインの方が良い(これも設定的に板野氏がアニメ監督やってたGANTSかよ?って話あるけどもw)
 某店の店長さんからは、「円谷プロの関係者が、今故成田亨氏の絵やデザインを買い捲っている」というような話は聞いた(何ヶ月か前)。
 それが結果として、心象悪い方向にいかない事を望みます。個人的には・・・
 つかソフビ見たけど、怪獣名のペドレオンって・・・; 狙い過ぎはちょっと引く。


 で、台風接近につき雨続き。こんな日は例によってラジオをずーっと聞いて過ごしてたりするのだが。
 ガンダムSEED Destiny」の第1話は、台風情報の惨禍を受けて、画面の左と下がテロップに支配されてしまうというとんでもない一話だった。台風情報だったら他局でもやってるんだって(怒)>TBS  1週間遅れの地方局のビデオが闇取引されかねない気配、だったりする

 1話はリフレインというか、「反覆」という行為そのものがテーマになっていた。
 ストーリー的に登場キャラの違いはあるが、実は物語の構造自体は前作SEEDの第1話に酷似している。ガンダム奪取で始まるのも同じなら(皮肉にもその実行部隊だったアスランまで同席してるし)、カガリがシェルターにつれてかれるのも同じで(1作目ではキラがエスコートしたわけだが)、二人がザクに乗るシーンも(実は1stガンダム1話の「ガンダム大地に立つ」のリフレインになっている)、いわばキラがマリューとともに戦った前作1話をモチーフとしていて、戦争の悲劇(語られ過ぎた台詞;)を思わせるとともに反覆を身をもって経験しているカガリや、あの場のキラの立場になってしまったアスランの心象を想像できるような場面になっている。異なるのはデュランダルのような存在と主人公のシン・アスカがいる所なんだけども。戦いの円環を絶てるのか?っていうテーマもあるかもしんないのだが、そんな甘物にならなさそうなのは当然だよね。
 しかし、今度のガンダム奪取組ってなんかいきなりきっついキャラ・・・;つかステラってこんだけ人殺しやったら「死ぬキャラ決定」じゃん既に・・・(爆
 第1話タイトルは「怒れる瞳」なのだが、これは基本的にはシンの事だと言っていい。でも実際的にシンの描写は1話では極度に少ないので、実際にはカガリやアスランも含めた色んな人々の事を指してるのかもしれず、良く分からない。
 OPもなんか・・・結構きつかった。やっぱアニメ雑誌とかアナウンスされてる通りにシンの両親や妹の死ぬ描写が出るわけじゃないですか。死んで欲しくないと思えるキャラが、予告通り死ぬのって、例え数分でもかなりきついよね;
   (OP前自体はなんかVi:1話のラストと似てたりもするけど。アスカシンていうのも木嶋針の山+鳥針に飛を足したら飛鳥針になるし。でも結構決定理由はキラヤマトが「大和」だったので大和朝廷に対して飛鳥朝廷みたいな、そんなノリで決めたのかもしれない。よくわかんないけど)
 DestinyはOPから見ると、ラクスやキラも再登場するらしいのだが、どうやらキラとシンは当分敵対関係になるようである。というか、OPタイトルにかぶるインパルスのポーズもまた1作目のSEEDのリフレイン。シンというのは、もう一人のキラなのだ、という考え方には気づいてたけど・・・つまり、なんていうか、逆の視点から見たSEED世界という事なのかもしんないです。
 今後見てみない事にはなんとも言えない。なので1年間ちゃんと見たいと思う。うん。  




10月7日

 劇場版デカレンジャーとライダーブレイド見に映画館に行ってきた。2度目だったんだけども、やっぱ楽しく見れました。
 2度目の今回は地元館だったんだけど、1度目よりもかなり台詞等が判りやすかった・・・のは、別にストーリーがわかってるからどうとかじゃなくて、映画館の音量がちゃんと適正値になってたからだと思います。初日の丸の内東映は結構音がこもってたんだよね。それが解消されてたので良かったです。各館もそうだったのかな、わかんないけど。
 デカレン「フルブラストアクション」の2度目の感想は、ちゃんと映画を作ってるなぁ、って事だろうか。演技的には新山千春がいい演技してるので、バンを始めのキャストの方々もぐいぐい引っ張られてるんだよね。ちゃんと大人とか青年のきれいな感情が出てる、ってのがすごく良かった。大人向け番組だと、もっとどろどろした濾過されない部分の演技が出てきてしまうので、こういうきれいな演技はこういう一般にいう子供向け番組でしか出せないのかもしれないんだよね。ささきいさおのちゃんと話すマイクルマイクソンもよいです。遠藤(貴公子ジュニア)憲一氏もやっぱカッコよ過ぎ・・・と思うんだけども。悪役演技に誠意がある分余計だよね。森木氏のアリエナイザーデザインも良いです。
 事件的な事にからむテーマってのよりも、あくまで私的感情で走り続ける主人公たちにからむテーマがいい。TVでは5人が主人公なのでクローズUPされないバンがきっちり主人公してたのもよかった。  もちろん特撮とかアクションも絶好調で、5人全員にアクション的見せ場があったし、レッド大活躍、特にボスが西部警察の大門ばりにヘリからショットガン撃つ所なんて超燃えるわ笑いころげそうになるわ、最高だったんだけども。デカレンジャーロボの特撮アクションもやっぱすごかった。
 ラストシーンがほのぼのしててやっぱりよかったんだよね。こういう正攻法のラブストーリーって戦隊映画では無かったような気がするので、見ていてさわやかな気分になれたです。
 
 ライダーブレイド「ミッシングエース」もいい映画だったと思う。ここからは2度目見て考えた事の感想になるんだけども、「何度か見ると判る部分がある」っていうのは初日舞台挨拶での石田監督の言葉だったんだけど、2度目見てもわからないのは、自分が単に鈍いからなのか、一度目で全部わかりすぎるほど判ってしまって、二度目で回顧にひたってしまってるからなのか・・・よくわからない。こっちの映画もイントロの部分がちゃんと聞けたので良かった。OPの剣崎対始のシーンはすごかったなぁと思う。(雨の中で戦うシーンは過去にアメイジングマイティ対ダグバ戦があったんだけど、あれとは違うスゴさだよね)
 実はデカレンがフィルムの長さ長くなった分、ブレイドは少なくなってるらしいので、イントロから中盤までの剣崎がAカードを持っていない状態がなんかいつの間にかAを取り戻してるような感じになっているので、その辺はディレクターズカット待ちかもしれない。ドラマ感想は1回目の感想として日記後で書きます。
 グレイブ・ラルク・ランスのヘッドデザインは実は少年サイボーグの変身セット(サイクロイドZやスカイライダーX)的、側頭部のAの端を目に見立てる事もできるデザインで、でもそこを目に見立てず、中央のダイヤモンドスコープを単眼にしてる時点で、「肉眼による価値観に頼らない、コンピューター世代のライダー」っていう印象を獲得する事に成功してると思う。
 実は主役はAカードを失った剣崎=ブレイドじゃなくて、ジョーカー=始=ハートのAを失った天音なんだよね。タイトルの「失われたA」ってのは、結局具体的なカードの事じゃなく始の事で、それが主軸で天音と剣崎たちが傷から回復していくんだな、っていうそんな印象を持ちました。
 アルビノジョーカーが何で53体アンデッドを封印した時に出てこなかったのかについては、本当謎なんだよね。ライダー世界ではシャドームーン以降「白」とか「白銀」が最強悪の表現になってるわけで。そういう「ただ強さを求めて勝つ快感のみを求めて戦闘する」ような存在を表現するにはやっぱ「白」だったのかなぁ、とか(1st感想に書くつもりだけど、ジョーカーってカッコいい。あの触覚がコオロギという説もあれば、ゴキブリ説もあるけど、結局それらモチーフはモチーフにとどまってるみたい)。
 グレイブ=「志村」ってのは、2chスレッド上での「志村!上!上!」って流行り言葉から来たんだろうけど。
 そうじゃなければ始がジョーカーとして使い物にならなくなった時の予備機能というか、始のジョーカーとしての「本心」の具象化(orドッペルゲンガー化)とかそんなものなんじゃないか、とか思うようになってきた気がします。もしくは始のジョーカーとしての願望と、始としての天音ちゃんを必要とする願望を代わりにもっと別な存在が叶えようとしている、みたいな。そんな事をぼーっと考えてるんだけども。
「白」っていうのは、業とかしがらみから自由な色なんだけど、逆に言えば、純粋であるがゆえに深い理由に欠ける色、でもあるよね。自分は「特殊中の特殊」な存在に肩入れしてしまう所があるので、映画のアルビノジョーカーの行動原理に興味があるんだけども、2度目ではまだわかんなかったように思う。
 もしゴキブリがデザイン元だとしたら、韮沢氏は「忌み嫌われている存在」として、ゴキブリを元に、どれだけ無条件にカッコイイアンデッドを描くかに賭けたって事になるわけで、実はそれはものすごい挑戦だと思う。そうだったら感動的で今後語り草になりそうですらあるけど「ジョーカーはあらゆる生物の始祖では無い」のであった・・・実は単眼3つあったりもするんだよね >ジョーカー
 やっぱメチャクチャカッコいいと思う、ジョーカーのデザイン。腕が緑や赤の血にまみれてるってのもいいよね。
 最後の辺りで登場する「14」については・・・やっぱ巨大で禍禍しい力の象徴としてすごいよね。デザインもCG自体もパワフルだったし、実は(デザイン形態は全然違うんだけども)過去模型情報に送ったデザインのNBT−No.14(略称。エ*ァに行った奴)と印象がなんとなく似てたので、結構嬉しかったです。というか、あれUpしようかやめようかまだ迷ってるんだけども(ジョーカーの額もe9似ではある)。「14」はラスボスとしてかっこよく、太古の禍禍しい暴力の象徴としてふさわしかった。なんか凄かったよねやっぱ。
 本当はこの辺のストーリーのスタンスに対して書きたい事が個人的にはあるんだけど・・・アルビノジョーカーと天音と14だけ生き残る世界ってのは、極めてエ*ァの終末観に近いんだよね
 確かに映画のアルビノは悪なんだけども「強いんだから勝ち残ったってしょーがないじゃん」って価値観だってあるわけで、実は始が14を手に入れたって変ではないし。仮に始=ジョーカーが天音と、14と、生き残るのみの世界だったら、ってのも実は可能性としてはある。で、その方が実は世界はある意味シンプルになるかもしれない。
 でもそういう局面を目前にしても剣崎たちは「人類」の未来のために戦うだろうし、ライダースタッフもきっとそういう作品は否定するんだろうな、って事。で、その人類の未来は「始と天音の未来の時間」が失われた代償の上に立っている。ただ結局、人間のためにわざと負けるとか、人類生存の為にジョーカーに勝つとかじゃなくて、それぞれが懸命に生きればいずれ結果は出るって事なんだよね。で、剣崎と始の私的なドラマの結果、ああいうラストになったのが、自分としては感動しました。(考えがまとまんないので後でここ修正するかも)

 とにかく、OPのスキッド登場からAの3カード、中盤戦闘からキングフォームの戦いに至るまで、本当に戦いのシーンが多い作品だったと思う。スーツアクターさんも大変だっただろうけども・・・
 ラスト、天音ちゃんのシーンでやっぱりまた自然に泣けたのがびっくりした。1度目見たときには中盤辺りから何度か泣き所があって、でも2度目の今回はずっと普通に見てた。最後のシーンでまた泣けた時に、あ、自分1回目で十分癒されてたんだな、ってのが判ったんで、2度目見て良かったと思ってます。

 2度目の感想ばっか書いたんで、読んだ人全然わからないと思うけど(ドラマ的なネタバレは書けないしなぁ・・・)、どちらの作品も本当楽しめました。楽しいっていうか充実していた。石田監督のインタビューにもあるけど、色々な内容があって色々な感動ができる、ちゃんと映画らしい映画だったんだよね。2本とも。
 丸の内東映で見た1度目の感想はまた近い内に &(^-^)
 




9月25日

 実は日記をこことblog形式の2本にしようかと思ってたりする。携帯写真とか使えるし、ブログって楽しそうじゃん?でも逆に今までみたいに自分のプライバシーに属する事を、叩きにも読まれるここで(ほぼ叩きしか反応しそうにない善意の積極性の欠けた現状で)書くってのもどーも嫌だ、って事で、日記を2本化する事まで考えてるので、こういう日記は一般公開で、blogを隠そうかな、とも思ったりなんかメチャクチャ。どこからどこまでをここで書くかの配分は難しい。というか何度も書く通りHPは個人的な意見や主張を書くものだから、なんかここのノリは変わらないのかな、とも。

 「美少女戦士セーラームーン」終了!大団円と言える内容だったと思う。というか基本的に自分のセラムン嫌いは1年前に書いた通りだったんだけど、キャストの女の子たちや衛がよく頑張ったよね(^^
 というかこの作品の価値ってのは、結局の所彼女たちがきちんと「友情」とか「恋愛」を、それ以上のものは無い覚悟で演じきったっていう事で、そこが一番大事な事だったと思う。ぶっちゃけ銀水晶とか、前世ってのはこの世界では過去からの愛でもあり、呪いでもあり、って事で、誰にもある「自分たちを出会わせたのは前世かもしれないよね」って、その程度の事でしか無いのかもしれない。で、物語の中で、スタッフがなんとか自分たちの一番いいモノ、いい感情をつむいで作品を作ろうとする努力、それが良かった。
 地球が滅ぶという、賛否両論の描写も(龍騎や555を作った白倉・田崎・小林チームを考えればまだソフトだと思う)、自分的には(これも最初に言ってたと思うんだが)・・・「純粋な恋愛が踏みにじられ、失われるような世界なら、世界が存在する意味なんて無いのかもしれない」っていう、それそのものだったので、良かったと思いました。主軸は外れてないよね、って事で。客観的に見れば「なら、ベリルが邪魔をせず、誰もが過去のセレニティやエンディミオン、またはうさぎや衛の恋愛を容認していたら(ルナも戦士だとか前世だとか言ったりして邪魔せずに←そういう意味じゃルナの存在が最も邪悪に満ちている)、こんな巨大な悲劇なんか最初から起こるわけなかったじゃん?っていうそういう事。
 そういう意味ではこの戦いは最初から無価値であって、いわば「敵の存在」を視聴者の少女たちに知らす事にしか意味は無い。

 銀水晶とメタリアの力が同じだというのも、実は「破壊される側」のものからの言葉であり、実質的に「純粋」や「善」のために破壊されるか、「汚れ」や「邪悪」のために破壊されるかでは、破壊されなきゃならないにしても、結果は全く違う筈だし。
 銀水晶とプリンセスは個人の私的な思いの純粋な部分の現れであり、メタリアは言ってみれば現実社会の、大衆の欲望の、多数の闇の混沌の象徴かもしれない。純粋さを貪欲に求める大勢の(性的含む)欲望というか。(一応「クイン」という事なので、女性大衆的悪意?嫉妬とかいじめとか)
 つまり、純粋な人と人の関係はいまだに悪意で壊される、壊すがゆえに壊されねばならない、そういう世界がこの世界。
 過去のアニメのセラムンではきれい事を言ってもセーラー戦士や衛たちは、邪悪なそれに負けてしまった。例えていうなら「汚れや邪悪のある世界を維持したいが故に平和を語り戦いを拒む世界」に負けてしまった。それがセラムン世界の根底そのものだったが故に。だから嫌いだった。
 世界はきれいに見えて汚れてるけど、そんな中でなんかずっと飛んだりはじけたりしてたのが、セーラー戦士たちだったのは、ああ、よかった・・・と思って見てましたw

 登場人物にもキャラクター的に過去知人にそれぞれだぶるイメージの人がいたりして、それも自分的には切なさ倍増で(いやスタッフ的には「愛しい」を連発するんだろうけど、浮ついて言うんじゃなくある種の信念を持って「愛しい」と言えるよね)、うさぎがあの子(元レイヤー)に見えてしまったり、亜美ちゃんが中学の同級生のN美ちゃんに見えてしまったりとか色々・・・クンツァイトなんて永○氏にしか見えなかったし・・・そういう人は誰にもいるんだろうけど、「自分にとって大事な人」とキャラクターがダブって見える程素晴らしいドラマを作れるって事は、うらやましい。ずっと大切にできる作品だとスタッフが言える事は、うらやましい、よね、きっと。

 シナリオの小林靖子さんは本当がんばったと思うし、田崎監督も少女向けっていう困難の中よくやったと思うけど、一番の努力はやっぱ5人のセーラー戦士と護たちキャストだと思う。皆さんお疲れさまでした!!
 なんか来週からセーラー戦士見れないと思うとすごく淋しい!!レオタードの側転も見れないじゃん(;▽;)
 でもDVDスペシャルとか映画?とかあるらしいんだけど!終わってないよね、まだまだ(^-^)
 漫画やアニメは許せないけど、実写版は許す(笑)

 「鋼の錬金術師」・・・朴さんファンで見始めたこの作品もあと今日を含めて2回。
 エドは門に取り込まれ、気づいた時にはこの現実世界で第1次大戦当初のイギリスでエドワードという名の少年の姿を借りて五体満足な姿になってしまっていた。ついにそこでエドは門を通りぬけた行方不明になっていた父と再開するのだが、父は既にその世界での要職についていた。母やダンテの事について怒るエドに父は真実(錬金術の正体についても含まれるが)を話し別れをつげるが、エドは直後直上に落下した飛行船によって、命を絶たれてしまう。ロイは大総統と対峙し、アルが魔法陣にくくりつけになっている時ホムンクルスたちの内輪もめによって開いた門から、器のエドワードの死によりエドは生還する。だがエンヴィの正体を知った虚をつかれて、エドは胴体貫通する程刺されてしまう(;;)
 物語的にはかなりハードだと思うし。エドの朴さんやアル、キャストの方々の演技が沈痛に響く。物語の重みと構造が一手にかかってきていて、ボーグマンの會川昇がほぼずっと書いてる今シリーズなんだけど(そういう意味じゃブレイドとほぼかぶっている)、キャラの行動が「これは今の僕じゃできないかもしれない」という所まで立ち入ってしまってるので、そういう意味ではすごい内容でその分逆にきつい所も多いと思う。例えば彼ら自身が作り出したスロースをエドが倒すシーンは結局エドやアルは傲慢なんだなとしか自分には思えなかったし、ラストが死ぬ辺りでもそれは同じだった。「母親と同じものは作れなくても、その代わりの存在は受容すればいいじゃないか」っていう考えとか「別の存在でも命は命だろ」っていう考えとか、いろんな物があって。だって人工生命体でも存在価値を認められるドラマは一杯あるし、そういうドラマの方が自分は好きだから。
 まぁホムンクルスのキャラクター自体は人を殺してきてるからそういう扱いになってしまうのかもしれないけど、人間の命ってそんなに価値のあるもんなのか?とは思ったりしてるので。ザコもいるじゃん?と。
 それでもエドやアルが彼らなりの信念を通すにはそれなりの理由や意味がある筈だし。
 結局の所エドやアルってのはエドやアルのスタンスでしか物事を見てないし、それらに周囲の人間群像の全ての責任がかかってしまうのは・・・まぁ人々の責任転嫁じゃん?といえそうな位の圧力だよね。
そういう意味ではエドとアルが誰も知り得ない錬金術の真相にまで迫ったのは、いってみれば核兵器の存在に苦しんだアインシュタインの世界の鳥羽口に立った、位の感覚で・・・世界まるごとを確立させて、2人の物語の着地する舞台を描く事に成功したのじゃないかとも思う。
 
 最終回はPM5:30からなのでお忘れなきよう。





9月19日

 更に1ケ月後の日記なわけだけども。
 重要な部分はまたその都度書くとして、なんかちゃんと見てくれている人が少ないようで、というか各作品スタッフとかも見てはいるんだろうけど(でなきゃ出来上がってこないだろう作品も多いし)、まともな人は積極的にレスポンス返してくれるわけじゃないから、2ちゃんねるで自分叩いている連中のような「積極的な悪意」には負けてしまう。今日行ったとしまえんでレイヤー女子だけに配った名刺が2ちゃんねる上で晒されたのもおんなじ事で、悪意にここまで積極的になられて、善意が日の目を見れないってのは、どうにも狂ってると思うわけ。
 実はコスプレや同人少女がどうしても匿名画像掲示板だの、ナンパ食い捨てだの等々に勝てないのも同じ理由で、「積極的な善意」ってのがないから、敵側の侵食に勝てないんだってのがあるわけだけども・・・その辺は敵方も見ているこのHPでは書くべきでは無いのかもしれない。

 「デカレンジャー」。ウメコ(本当は胡堂小梅という)=デカピンクの、なんとプリンセス(トカーサ星のイオ)姫との一人二役話。プリンセスはすごくおしとやかそうな女の子なんだけど(正直かわいい)王家継承の伝統行事(荒行)が嫌で、「アリエナイザーに狙われている」と嘘を言って荒行をすべて小梅に肩代わりしてもらってしまう。あらゆる荒行は壷(・・・)を持ったまま行わなければならないという何か含蓄に富んだ決まりごとに満ちた変なもので、ところがいない筈の暗殺者が実際に現れて困ったもんだ、って話でした。当然ウメコ役の美香ちゃんのシーンも多いわけなんですが、なんと吹き替えの子は中学生で、その子も大活躍。なんかカリス&了の話もそうだけど、一人二役ものって水戸ご老公ものに通じる東映系の伝統だと思ったりなんだったり。何にしてもひっちゃかめっちゃかで始まってそのまま終わるって話でした(^^);「girls in trouble! DEKARANGER」がさわやかだなぁ。いーなぁ。  ところでイオお姫さまの「トカーサ星イオ・ヨンマールイッチ」ってやっぱ「ツカサー、チョーマイルヨーッ」のアナグラムなのだろうか(笑)。納得♪

 「ブレイド」。ジョーカーの本性を現しそうになって苦しむ始の為、ブレイド&ギャレンのジャックフォーム同士の戦いが火花を散らすシーンから。結局ブレイドはギャレン以上の力でなんと勝ってしまうのだが(1話から考えると実はとんでもない事で)ギャレン=橘の「ただのジャックフォームじゃ無い!!」の台詞が意味深。一瞬ジョーカーの姿が始にダブるシーンがあるんだけど。その後橘は広瀬氏の研究室に行くのだが・・・この辺雰囲気が例の某マンションの中っぽい(もう10年以上入ってないが)。鉄のドアもなんか私書箱BOX的印象だし、そこで研究続けてるってのもかなり怖い。
 天音ちゃんとカリスのシーンもよいし。剣崎が悩んだ末にワイルドのJ(ウルフ)のカードを始の所に残していくシーンも良かった。
 今登場しているカテゴリーKの少年(キング)のモデルは実際の所、多田コテハン側っぽい描写が多い。初登場時の路上を歩いているカップルをキングが盗撮したシーンも多分、トゥルージャーナルの多田ヒロシがカクレンジャーの鶴姫と戦隊俳優さんが放送後何年後かに連れ立って歩いていたのを盗撮して同人に掲載した、あの事件からきているようである。しかも先日の夏コミでその同人を多田は再販売している。他にもイベントアクターの人とおっかけの人が歩いてるのが盗撮で載ってる。
 自分も叩きには盗撮色々されてUPされてるし、自分の同人の絵も大量に勝手にUPされたりしてたわけだけど、でもキングの俳優さんはルックス的にはかなりいい方なので、憎めない。太ってるネタ元とはえらい違いだと思う(笑)。自分の身に照らし合わせると全然許せない筈なのだが。
 で、彼=スペードKは「コーサカスビートルアンデッド」だという事が判明する。ブレイドはジャックフォームになって戦うが手も足も出ない。で「自分が正しいという自信がないから、だから弱いんだ」という風に言われてしまうわけだが、確かに直前にブレイドは望美に乱暴しようとした3人組に「逃げるんだ!」とか言ってしまってるわけで、そこら辺は結構自分的にも剣崎に疑問符ついた。自分だったらほっておくと思うから。その直後もさらに追ってくるトライアルD(いかにも韮沢氏っぽいデザインだったりする。微妙にヘルレイザー入ってる(笑))にも散々な目にあってしまうんだが・・・(サンダースペイダーが久々に見れたのは◎、でもこの敵って封印カードをエネルギーにしてないか???)
 今回の「始をジョーカーに戻してたまるか!!」の剣崎の叫びは一番燃えたしカッコよかった。多分視聴者の子供も剣崎に共感できたシーンだと思う。剣崎が主導で物語を牽引していくのはやっぱ嬉しいよね。
 映画パンフと見比べた所、コーカサスビートルのデザインは形自体は劇場版のビートルアンデッドと全く変わりないようです(多分ベルトが上級になってる筈)。武器も双方ともオールオーバーだし(このネーミングの意味は「全て終り」というより「全て誇張」して敵を叩く(敵の落ち度を全て誇張して敵を叩く)という意味っぽい気がする)。黒→金の色変えで再現できるようにデザインされてるのでなんとか立体化してほしいんだけど。
 (劇場版(感想長くなりそう)だとグレイブやランス、ラルクのデザインはモノアイに見えて実は、少年サイボーグのサイクロイドZやスカイライダーX風の双眼デザインにも見えるようになってるのが面白かったりした。つまり耳から続くAの一部が正面からだと両目に見えるようなデザインなのだが、実際には複眼ディテールなのはモノアイなわけで、つまり「自らの両目で物事を見ていないライダー」「モニターの中(ネット情報)しか見ていないライダー」というような表現になってるのかな、とか思ったりもしています。現実を生きてないというか。そう考えるとやっぱ深い。グレイブはAAA=のーねーむ(サイトに墓碑になんたらってのがある)から来てるっぽいし、名前が「志村」なのは2ちゃんで叩きのよく言う「志村!上!上!」から来てるのだろうし、ラルクは叩きのネカマ「うるく」からだろうし、夏美ってのも某レイヤーから来てるっぽいのだが・・・なんか複数モデルの混合っぽいよね、この辺(笑)。というか基本的に悪役ライダーだけど)

 実は日曜のアニメは他のも見てます。なんか今週はゾロリとレジェンズが良かったです。なんだかんだ言って、井上和彦氏の声が毎週聞けるのは嬉しいんだよね(^^)

 としまえんに行ったわけだけども・・・久々コスイベントに行って楽しかったです。夏は全然撮影しにいけなかったので。当日の名刺だとか盗撮された写真とか勝手にUPされたわけですが、例写真に一緒に移ってた人間はまじ通りすがりの人なので念の為。名前知らないし。
 詳しい所はここでは書きたくないよね。粘着な連中が読んでると思うと。




8月11日

 というわけで1ケ月ぶりの日記です。この間の日記は随時。

 TOPページ通り、盗撮なんてやった事もないし、各イベントの準備会に注意も食らった事ないのに、えっさい氏からコミケに来るなとメール。
 えっさい氏が最近、最重要点の子の元事務所の娘と組んで仕事してた事からも、また三崎氏等サークル抽選担当が特撮系ストーカー多田の「トゥルージャーナル」を特撮ブースの角地に通している事からも癒着は明らかなわけで、特に今回のメールの経由IPには「unknown」だの「mirror」だのが現れているので、えっさい氏が相当前から2chと癒着している事は容易に想像でき、しかも何ヶ月か前のサーバー問題時(各板TOPページのフロート表示されている部分以外全てのスレッドが閲覧不能になった)にも、「同人イベント板」だけはちゃんと全スレッドが閲覧できた事から、コミケ系スタッフ等に対する何らかの便宜が図られてた事は想像できたのだが、今回のメールの件はその疑いを更に助長する根拠にもなるでしょう。でも何にしろ、あの女性サークルを口封じのために多田の隣に配置するなんて卑怯技使うのには恐れ入ったと思う。汚すぎるから。
 あまりに汚すぎるからか、えっさい氏からはこちらの質問に対する返事もない。期限からもう3日。コミケに行っていいのかよ悪いのかよ(ムカ

 ていうか自分の知人女性にはコミケスタッフには近づかない事を薦めます。ちんけな権限利用して何するかわからないので。

 今回のコミケカタログに「コミケットを、コスプレを守っていこうという気持ちを持ち、行動に移す全員が”救世主”になりうるのです」なんていう一般支持を誘うような煽り文句が書かれてるんだけど、
 要は上記のような既得権益による犯罪行為を継続するための詭弁でしかないので下らない事この上ない。

 ちなみに救世主ってのは救世(ぐぜ)のあるじだから「救世主」なのであって、
 個々人の問題は所詮個々人の問題に過ぎず、それは救人というべきだと自分は思う。
 それを「世の救い」であるかのように言うなよ、って事で、
 ・・・世間的にここまで問題視されてる名無し掲示板と結託して事実封じに乗り出すようなコミケスタッフが救世どころか救人すらできてるわけないでしょ?馬鹿?
 つまりさ、支持を受ける為にアジテートしてる大衆に甘い言葉は、救世主では無いって事なんだよ。
 ナチ趣味ナチコスを肯定し研究してるえっさい店長なら判ると思うけども。


 両親と弟の使っているビデオデッキが壊れたという事で、新しい物好きの父親が「DVDレコーダーを買おう」などととっぴな事を言い出して自分を驚かす。自分は8千円のプレーヤー程度で十分だと思っていたのに。どれがいいだろう、ビデオとDVD両方ついてるのがいいか・・・HDDが容量でかいのがいいか・・・とか大議論大会。で、昨日「専門誌が出てるからそれを見てから決めたらいいじゃん」と自分がいうと「うんそうする」と言って出ていった父親は帰りがけにもう購入機種を決めてきた。こういう所父親も自分の意見全く無視である。ウチは各人自己責任で何でも決める上、決めるとテコでも動かない連中ばかりなので、何言っても無駄な時は無駄。
 で、本日DVDデッキの現物が届いたわけなんですがさすがに画像が綺麗。というかTVモニターが変わらないと全然オンエア画面と画質変わらないんだが;
 で、実はおまけがあって、届けにきた配送員の人が「元のビデオデッキ直るかもしれませんよ?」というので、父がもよりの電気店に持ってくと、なんと1時間で無料修理されて帰ってきましたとさ。ギャフン。
 どうせ自分は使えないんだけどねー・・・でもやっぱプレイヤーは欲しい;




7月23日

 ここ数日、左足親指の付け根が痛くて仕方がなく、ついに痛い所じゃなくて、足の裏の方までぽんぽんに腫れて歩けなくなってしまったので、地元の診療院に行く。ここまで悪くなったのは初めて。
 もしかして痛風なんじゃないか?という予感は元々していた。親指の根元がいつも赤くなってるって事は母親が心配していたし、モーニングEYE&Nステの渡辺真理さんが今出てる「本当は怖い家庭の医学」でも結構痛風は多様な病気の原因になるって事で怖いなーと思いながら見てたからだ。で、1週間前には母親が病院で痛風手帳、なんてものをもらってきていたので、見てみると、どうもプリン体というのがよくないらしい。
 プリン体ってのは食物のDNAに含まれる物質で、体内で分解されると尿酸になってしまうので痛風の大きな原因になってしまうのだが、何に多く含まれているかというと一番多いのがレバーやアンキモ、次がヒレステーキやカツオ、トロ、アジの開きにマダコやビール(これが一番良くない)ETC、意外に少ないのは牛乳や鶏卵、野菜系、大豆やチーズ、ソーセージ等はカロリー多そうでもプリン体は殆ど含んでいない。
 で、自分が気がついたのはこれらの・・・ビール以前に書いたもの、ビールも含めて・・・自分は殆ど好きじゃない物ばかりなのである。酒を自分は根本的に飲まないし、肉食ではあるけどステーキまでは行かない。一番好きなのは「ピザーっっ(^^)♪」っていう味覚の奴だし(高岡ダイエー地下のミックスピザおいしかったなぁ・・・もうそのダイエーも無いそうだけど)。
 発作がひどくなった最大の原因はどうやら前日が土用の丑の日で、うな丼食べて慣れないビールを飲んだ、それが最大に悪かったようである。

 ところがこの辺のは、親が大好きな食べ物ばかりなのである。親は特にカツオもトロもアジもイワシもマダコも好きなので、必然的に自分の食卓にもこれらの品が並ぶ事になる。そうなれば「出されたものは文句言わずに食べる(例外:つけものと納豆)」自分の性格から言ってそれらはプリン体ごと身体に投入されるわけで、自分は痛風になったわけだが・・・しかも父親の知識なんぞはめちゃくちゃで「牛乳やチーズや卵なぞ痛風の元だ!!」と断固として聞き入れようとせず。それにしても何で親は痛風発作にならないんだろう?食べてるもの変わらないのに・・・
 父「ああ、それ、これ飲んでるからだよ」
 と出してきたのは父専用の痛風の薬だった。ギャフン。

 というわけで病院に行ってきた。親が薬飲んでても身内はかかるので気をつけましょう。
 行くなりおばぁちゃん看護士さんが「あーこりゃ痛風だね・・・贅沢な食事しなければ治るよ」と言ってくるので泣けてくる。それだけじゃないとは思うのだが、足に湿布薬貼って包帯してもらって採血して、とにかくそのおばぁちゃんが手際いいのでびっくりしてると、既にこの病院で勤続38年のベテランなのだそうである。すっげー(・・);
 後、病院内にすっごくでっかいキャラもののお宝があったのもびっくりでした。かなりわくわくしましたです。

 で、2chでもあざ笑われた通り、名実ともに痛風持ちになってしまった自分なんですが・・・処方はザイロリック一日2錠、ロルカム3錠って所です()。ザイロリックは50mg錠と100mg錠があるらしく、ちょっと重め?とショックなのだが(実際3x歳で痛風って珍しいらしい)。痛まなければどこにでも行けるので大丈夫なんですが。
 ていうか174cm72kgでも痛風になるってのがまずびっくり。つか痛風って意外に活動的な人のかかる病気らしいよ。
 ちなみにこれは自分の薬で親の薬ではないです。嘘じゃないぞ。親のはアデノックっていう別の薬なので(えーん;




7月20日

 北朝鮮問題で、曽我さんの夫のジェンキンス氏が日本に来る。で、実は拉致問題でTVにくぎづけなのはウチでは母親であって、自分には特別な感慨は無い。
 母親には母親の情ってのがあるから、子供と出会えないのはどんなに辛いだろう、と素直に思うらしいのだが、実際自分は冷静すぎる位で、曽我さんに限らず一人を家族に会わせるために、国家がどれだけの犠牲を(食料と金だが)払わなきゃならないのか。日本の拉致家族のケースはわかるけど、今回は直接的拉致家族じゃ無い。食料供給を延々と連続させるために向こうはカードを小出しにしてきただけじゃん、という気持もあり、もしかしたら政府が親族に「今は待ってくれ」もしくは「あきらめてくれ」と言う事も、為政者の勤めなんじゃないかとも思ったりする位だった。それは親族が「国民みんなで絶叫してください」と言うのと同じだと思う。
 人道的支援という言葉を総理は口にするけれども、家族に会えない人間は国内にだって色んな境遇の人がいるわけだし、海外にだって大勢不遇な人はいると思うわけでたった一人の為にン万tのコメ供与なんて言語同断だとも思う。すると母親は「状況が違うでしょ」と返すわけなんだが。脱走兵なのか捕虜なのかは不明だが、もし脱走兵ならばアメリカの兵士達の人命に関わる事なわけで、訴追等もいたしかたないだろうと思うのが自分だったりもする。大体、数百数千の米軍兵士の命が危険に晒された事実を日本人は軽視してると思う。「アメリカにどんな立場があろうが日本には関係ない」というような今の世間の風潮は、自分的には嫌気が指す。何にしたって、訴追云々は真相が語られてからでも遅くないじゃないかと思うし。結局の所、再会のシーンでも何があっても泣けずじまい。「良かったね」あくまでドライ。
 ところが唯一、ジェンキンス氏が北朝鮮からついてきた政府の人間と涙で抱き合う所が報じられた時、あそこだけは本気で泣けた。

理由は自分にも不明です。彼らが北朝鮮で過ごした時間に、ずっとつきあってきた北朝鮮の人間との別れ、あそこだけは、人間ってものの真実の良さを感じて、救われるものを感じたりもしたんだけど。




7月19日

 八王子東急スクエアのサマーバーゲンが終わった。で、オモチャマニアなら知っての通り、今年のサマーバーゲンのキャンペーンガールはなんと、ジュンプランニングのプーリップ(某2chの略称ではプリプたん)だった。
 キャンペーンガール(もしくはボーイ)にフィギュア乃至ドールが選ばれるのはついこないだもパルコのブライスとかあって(パルコのブライスフェア時のモンドリアンは今でも激高値)、実はネオ変身サイボーグ1号ですら広告に使用されていたりする位だけど、地元の八王子でこんなキャンペーンがあるなんて!と驚いた。で、広告使用されたドール「プレッツァ」が500体限定で発売されるというので、だったら地元民(^^)として絶対押さえなきゃ!と。がんばらなきゃ!と。当然の心理。
 で、東急の方に電話すると、「販売は立川と町田と聖跡桜ヶ丘の3店舗で行われます」と言われて唖然。普通店舗キャンペーン用の限定って、その店舗現地で行列モードでやらないか?と思う。で、それらのお店に電話をかけてみると、もう既に予約ががんがん入ってたようで、なんとか聖跡のお店でぎりぎりセーフって感じだった。
 ところが発売当日に(実はこれも予定日より半月早かった)聖跡のお店から電話。「すいません、到着した品物の数が全然足らなくて、今回は申し訳ありませんが・・・」・・・大ショック。
 で、ネットで調べてみると、今回のプーリップの販売は、なんと3店舗どころか、全国のプーリップ提携店で行われていたらしい。そんなバカなって感じ。根本的にキャンペーンはってるお店が販売店把握していないのはおかしいだろー?!と半ば泣きそうに腹を立てながら、ジュンプラサイトに載ってるお店に片っ端から電話をかけるも全部見事に完売状態。
 結局自分は数日前の水害でダメージ被った新潟の某店で1コ予約し、別のお店でもう1コ予約し、って感じで2コ入手したわけなんですが・・・

 それでもやっぱり地元なのにこのキャンペーンで何にも地方の人たちと入手品に差が無いのはつまんなく感じたので、バーゲン終日に何かポスターとか宣材とかもらえないかと思って、東急スクエアまで行きました。終了時間まで待って待って言われた言葉は「すいませーん、どうもジュンプランニングさんからの広告用の版権使用許可が今日で切れちゃうみたいなんで、ポスターとかそういうのはお譲りできないんですよー」って話。がっくし。

 とりあえず新聞広告に関してはかなりGETできたわけだけども、なんていうか全面に段取りの悪さを感じました。まず第一に東急スクエア側が人形の販売経路を把握していないのがまず最悪。次回はこんな事のないように・・・っていうかあるのか次回?
 って事で、八王子の初限定フィギュア騒動、終了(^^);




7月12日

 今月のアニメ雑誌を読む。ガンダムSEEDーDestiny、放送開始決定。
 キャラもメカもまだ少ししか露出していないんだけども、かなりいい感じになっていて、期待はできます。できるんだけど、SEEDのキラ達の戦いって無意味になっちゃうのか?とも思う。思うけど、戦争が永続的に無い状態は絶対続かないとも判っているので(子供じゃないので)仕方ないだろうなぁと思う。主要キャラ陣カッコいいです。福田+両澤+平井氏等々スタッフ継投って事で一安心。
 主役メカはインパルスガンダムという名前だけど、印象がストライク+フリーダムという感じなので(核禁止らしい)、あまり新しっぽくは見えない。結局ギミックの使い方で新型っぽく見せるしか無いのかと思う。キャラ的にSEEDから継続登場するのは初期はアスランのみという感じみたいなんだけども。
 主人公はシン・アスカという少年だそうです。なんとなくネーミングが自分の書いてるライダーVi:の木嶋針の(山+)島針に飛の字を足した所から来てるのかな、と思ったりするので、またがんばって書かなきゃなんないのか、とも思う。

 FSS第6話Act2最終回。ストーリー的に前回のダイ・グと彗茄の会話からなる前回と対象になってて、各キャラの内面が丁寧に描かれてるので好感が持てたと思います。最初の所に久々ミューズが出てきたのも単純に嬉しいですが、なんていうかクバルカンも結構老獪っぽくはある。法の国と言えども圏力は大きくあるべしって事らしい。考え方がマッチョだなぁ・・・つかスパンダ法王って名前自体「エキスパンダーっ」て感じでマッチョなので仕方ないかw
 ノンナは11巻末の地球編でも既に登場済なんだけども。うーむ。
 ミヤザは老獪なのだが自身の役回りが所詮ボスヤスフォートの煽りに乗せられた「聖なる血統の根絶やし」用の噛ませ犬であるという事までは理解しておらず、その点何にしたって、広範域から世界を見ているのは彗茄なのだが、結局その視線も伝統とお国大事のしきたりと血筋の観念に過ぎなかったりするのだ。自分のクリスティンにかける言葉がどういう意味を持つかわかっている。だからまるで売春宿の老婆と少女の会話のような一種恐ろしげな表現もあるような気がする。
 ただ、クリスティンと彗茄のシーンは本当にいいシーンだと思う。内面的にもそうだけど、シチュエーションや語り方などがここしばらくのFSSの中で最も格調があっていい。なんていうかこういう懺悔っぽい宗教的なシーン(十字架のイヤリングだけに余計そう思うのだが)、永野氏が「パッション」とか見たからなんじゃないかなぁとか勝手に想像してみたりもするんだけども。  クリスティンの涙から決意のシーンってのはいいよね。本当なんていうか「お嫁さん」って感じだと思う。こういう女の人じゃなきゃ、お嫁さん足り得ないってのは あるんじゃないかと思う。そこら辺も作者の主張なんだろう。

 先月のダイ・グの悩みに関しては意見は特にない。悩みは当然で、でも滅びるべき国家は滅びなければならないというのが自分の意見。
 フィルモアという国家は、言わば業界の象徴のようなものだと思う。カラミティという最も古い惑星に存在する古さにしばられた国家であって、しかし既に基盤が崩壊している。作者が必ずしも業界事情にそれらを例えているかは分からないのだが、結局その古い血を絶やさないために他国に介入するしかない、というのは、同人少女やコスプレ少女狙いに業界人(編集人とかライターとか)がコミケをうろつくっていう現在の状況にも結構似ている。例えば漫画誌の作家とか編集とか、殆どが男だから、出会いも無く結婚できなかったりもしてるわけで、元々がなかなか内輪で子孫残せるようにはできてないようだし。それが同人少女やレイヤーに干渉して「夢みさせてやってんだー」などとほざく馬鹿が続出する理由にもなってるわけで。
 で、同人側というか女の子側としては、別に相手が業界人である必要なんてものは全く無いし、そんなステイタスふりかざす馬鹿には興味も無いわけだし、極論ヲタは要らないわけじゃんw。要は業界人なんてのは、迷惑な困った人たち(難民)でしか無いわけである。
 週刊誌や月刊誌で描いてる漫画家が即売会で同人出しても、現実的にはそんなに売れないし興味も持たれない。
 業界基盤が崩壊したら、「難民はどこへ行くんだ」ってのはそういう事なわけだが。フィルモアVがそう言いたいのかは不明だが
 でも、結局自分の言いたい事は「侵略する位なら体質改善しろよ」とかそういう事なんだけども。そしてまず真っ先に滅びなければならない程、動脈硬化起こした古い国なら、滅びるしかないだろ?って事である。国が滅びても個人(生き延びるべき人々)の生きていける状況をそれまでにいかに作るか、って事で・・・

 結局の所、聖なるものだとか恋だとか愛だとか純粋さだとかに子孫を残す事を許さない国家には、未来は無いって事なのだ。(まぁ今のコミケやコスプレ界や業界も似たようなもんだね)
 未来は無いんだから、素直に滅びれば良かろう?って事で。国が滅びた先の事を考えろよ、滅びるのは間違いないんだから、って事です。

 それもともかくとして、クリスティンを見ていると、もう数年も前の、某五**という名前のAV女優の事を思い出してしまったりする。そういう女優名をつけたってのがなんでか、ってのもあるけど、なんか雰囲気がすごく似てるので、それもまた辛い事は辛い。無関係か;




7月11日

 参議院選挙。基本的に自分は選挙には必ず行く主義なのだが、今日は用事があったので朝1で投票に出かけ、その後都心部のフリマに出かける。
 久々明治公園。新団体のフリマなので告知もあまりされていない所だった。実際には絵コンテの委託代金を渡しに行く用事の為だったんだけど、当の相手が車が壊れたらしく来ない。そんなんだったら早くぱるる口座作ってくれ(;;)
 アイテム的には特にあまり出物は無し。で、2丁目3番地さんの50%オフセールに行ったんですが、こっちはもう何もかも出まくりと言った感じのすごいセールでした。何が出たかを書くとまぁ読む人の感情逆なでしかねないので書かないけど、3万円弱買って充分満足して帰れたって感じです。(^^);
 で、残念な事に予定していた後楽園のコスプレイベントには行けず。雨がかなり降ってきていたのでストロボ系や湿気に弱い旧カメラを使ってる自分はあきらめざるを得なかった感じです。でもそんながっくり来てる時にお店の女の子(多分小学生)に「髪の長いおにいさん」って言われたのは最高に嬉しかったです!(^▽^)ヤッター
 と喜んでいるとその子のパパが一言。「あのさ、お兄さんとおじさんの違いはどこで決まるか知ってる?昔からお年玉をくれるのがおじさん、この人はくれないと思う人はいくつになってもお兄さんなんだから。だからおじさんと呼ばれる事を誇りに思わないといけないんだよ」とか諭されてしまいました。だからといっておじさんと呼んで欲しくないやい!って感じ(;▽;)トホホ

 帰宅後「ブレイド」等をビデオで見る。前回までの物語がイーグルアンデッドの封印で一段落ついて、今回はウルフアンデッドとエレファントアンデッドが登場。人間に変身することのできるアンデッド達がここまで増えてくると、「人間」と「アンデッド」の定義ももはやかなり曖昧って感じだったりする。その違いをはっきりさせないと、テーマ性もおぼろげになってしまうので、難しい事になると思うがそれはそれとして、今回は鈴鹿レースのプロモの回もかねているらしく、レース場を使ったロケも結構面白かった。バイクをセットアップしていくシーンも(vi:4話でもやったけど)挑戦的で良かった。バイクのチューンシーンはクウガ以来なかった気がするし(も少しテンポあると良かったが)
 自ら殺した人間を狼人間にして操るウルフアンデッドに怒りを感じる剣崎や橘だが、そこにアンデッドハンターを名乗るなぞの集団が登場するというストーリー。その最中にみゆき=オーキッドは、プールサイドで出会った大地という男=エレファントアンデッドにただならぬ力を感じ(正直洒落になってない。パワースタイルでウエスタンハットなのも精悍で良い)、カリスとエレファントを戦わせようとする。(結構彼女も洒落になってない)。エレファントは戦う事を望まないアンデッドらしいのだが・・・??
 でもこの新名(V3の主人公と同名異字)というキャラクターはまじで怪しい。つかどう見てもウルフじゃん・・・という終わり方をするのだが(笑)
 とにかく今回は(一瞬しか変身しないのだが)エレファントアンデッドの大地が存在感のあるキャラクターで印象強かったです。他の2人がアンデッド状態なのに、大地一人だけが人間体で、しかも横のアンデッドよりも強い事は間違いないという。撮影側の方法論も去ることながら、もう既にブレイドのレギュラーさんたちが大地の役者さんに胸を借りてしまってる、っていう感じすらあったりして。長く出て欲しいんだけどなぁ>エレファント。
 というか、本気で嬉しいと思ってたりするのだ。この辺ズバッと書けないんだけども。


 で、選挙戦なんだけども、結局の所自分が誰とどこに入れたかというと、青島幸男氏と、みどりの党だった。結果はどちらも残念だったけど自分としては、参議院が強行採決とか・・・こんな無残な理非の無い状態だからこそ青島氏に一喝して欲しかったとも思うし、自衛隊問題もそうだが目先の利益や利便性しか問題にせずあげつらわない諸政党よりは、ロングランで環境問題を考えているみどりの党に頑張ってほしかったのだ。カウンター的な投票ではあるけど。
 ・・・ただ、確かに青島氏に老骨に鞭打って政治に取り組めなどとは自分はやっぱ言いたくない(もう若い連中の責任だと思う)ので、氏自身の幸せの事を考えればこうなってくれて良かったとも思っている。紋次郎氏にも頑張って欲しかったけど、ここまで政治がひどくなったのはみどりの党の責任ではないから、とことんこうなったらやってきた事に応じた貧乏籤は各メジャー政党の責任として負わすしかないとも思う。あえて大政党に苦言を呈する人々が、与党側からヘラヘラとにやけた目で見られるのは自分はもう耐えられない。
 別に自分は自民に入れたくなかったわけでも、民主に入れたくなかったわけでも無く、どうせあっちには票が入るだろうと考えると結局こっちに入れるしか選択枝はありえなかった。実際こっちに入れて良かったと思ってるけども。




7月7日

今日は七夕ですねー・・・( ゚ ゚)
で、本日、ヤフオク評価1224達成しました。
七夕と同時ってのがマジで意味深なんだけども他意は無くて全くの偶然。
 1224と言えば一口だけども、実際的には3年以上の年月が経っていてリピートしてくれた人の事を考えれば、それ以上の取引をしてきている。ネットの上にも3年って本当かもしれないけど、そこに至るまでに2ちゃんねらーにつぶされてった出品者(悪意はともかく善意の方)もいるわけで。
 ID晒し状態叩きが始まったのは評価150の頃だから、もうこっちがスタンス的に不動なのは間違いないけど、それでも全然一向に慣れないし初心者なんだなぁとは思ってはいる。これからも若い気分でがんばります。

 で、本日・・・アメリカのショップに頼んでいたUKアンドロイド(サイボーグページ参)到着。状態が良かったので本当に嬉しい。これで長く続けてきたサイボーグコレクションもノーマル素体コンプリート。記念すべき日が立て続けに重なるのは不思議だけど、素直に嬉しい。

 嬉しいけど、一人だってのは寂しい。自分が七夕にこだわってる理由は、知ってる人々は知っている事(まぁ例の自分の正体にまつわる話)なのだが、自分も精一杯努力したのだし、努力しても無理なものは無理なのだから、自分はもうその事を悩まない事に決めた。数々の卑怯があった事は間違いないけど、辛さも悲しさも一生心にしまって生きてく事を、僕に対して・・・「人間」は「面白い」と思ってるんだろうし、そういう人々に対して最後まで戦えどうこうなんて自分は「他者」には言えない。現実や事実から逃げる事を選んだ子を自分が責めたって仕方ないし。
 最後の選択肢を諦めてまで、別の可能性探して一人で生きてくってのもなんか時間つぶしのような人生って気はするけど、まぁカササギが渡さないような曇り空ですら、雲の上の夜空は晴れてるし。この国にとっては僕の望む世界なんてのは文字通り永遠に「架空」なのだろう。
 永久に失われたものがどんなに大きい取り返しのつかないものでも、それが人間の選択だ。

 そんな感じの事をぼーっと考えてた一日でした。やっぱ寂しいよね☆




7月4日

 スーフェス行ってきました!!目的は永井豪氏の限定フィギュアの「冷奴」で、なんかわからないけど突発的にほしくなってしまったので。現地到着して列にならぶと朝から日差しが暑いのでずっと日陰にいた感じです。するといきなり先に会場に入ってる筈のTF系知人氏が戻ってきて、ディーラーパスのワッペン渡してくれた。既に入場料は払ってるわけだけど、ちょっとでも早く入れるのはいい。感謝(-人-)
 会場内に入ると冷奴は簡単に買えて、行列のメインはマクロスコレとマーミットの限定ソフビの列についている感じだった。あんまり行列に固執しても仕方ないので、会場内をめぐったんですが、なんというか定番アイテムと現行アイテムの洪水で珍しいものはあまりない。やっぱりディーラータイムに行かないとだめなんだろうなぁ。
 特にすごかったのと言うと昔の「サンダーバード秘密基地」のプラモの初版箱(パーツ欠品18万円)が出ていたって事だろうか。それ以外にはあまり目玉商品って思い浮かばない。
 でも旧タカラアイテムで結構つぼな品物を安く出してるディーラーさんがいたのでつい遊んでみたくて買ってしまう(もうネットに出してるけど)。ダイヤモンドアイの変身セット3千円は安かったです。
 実はタカラのブースがあったらと思って、サイボーグページに載せてるクリア超人と1号のゴールドゴールド(仮)を持っていったんだけども、こういう時に限ってタカラが来てなーい!!T●YC●TSさんも来てなければ、前回やな思いをしたディーラーさんも来てない。ある意味買う側としては安心して買えるわけだけど。金髪の仙台ト*ハ*ター氏は来てたね(^^;<赤ワルのウラミー

 韮沢氏はブレイドの怪人デザインで忙しいかなぁと思いきや、来てたのでめちゃハッピー。
 韮沢氏「何?メガネやめたの?」「年末に割ってしまいました・・・」(^^);
 げっそりやせてるのでびっくり。TVシリーズの連続デザインってのは思う以上にきついらしい。痩せたければ仕事しろって事をマジ体現って感じです!(おい;
 それで「というかアンデッドの基本設定ってむちゃくちゃじゃないですか。韮沢さんのデザインがなかったら全然信憑性ないし。ほんとブレイドは韮沢さんだけが頼りなんですから」
 というと、あれはカードのモチーフが全部決まってしまっているらしいので、韮沢さんとしては本当は自分で決めたいらしい。「来年こそは自分で決めたいよ。雪辱戦したいよね!」との事だった。ライダー怪人のデザインにはうれしい事も多いが、不本意も多いってことだろう。かなって欲しいと思ったりもする。ライダー怪人を大事に考えてる方なので。
 「だってジャガーが来たらすぐ後にはネコ科は避けたいじゃない。それなのに直後にライオン出てくるぢゃん?」「なるほど;」
 「ラインナップもねぇ・・・1万年前で三葉虫だぜ?宇宙船のインタビューでもなんでなんですかって聞かれたけどさ、そんな事俺に聞くなって(笑)」
 自分的には一緒につい笑ってしまったんだけども、デザインする側の苦渋がなんか伝わってくるような気がした。類型ネタが同時期に出るのは避けたい。大変だなぁ・・・
 バットアンデッドはソフビ化見送られたらしい。自分としてはRKSで出せない怪人はプライズで作ればいいと思う。その辺メーカーも柔軟対応すべきかも。
でもブレイドのアンデッドデザインもこれからもっとスゴイのがばんばん出てくるそうだし、ここだけの話、どうも韮沢氏は「劇場版に出る」らしい。
 韮沢氏「白と黒っ!」
 ・・・謎です(^^; 一瞬白塗り舞踏集団みたいなのか?と思ってしまふた(爆
 話の間、みるみる内に韮沢さんの所には「石の森ヒーロー画集」等の贈り物が・・・なんか自分も贈り物持ってくれば良かったなぁとまじ反省。
げっそりモードの韮沢氏でしたが、帰りがけはめちゃ元気そうだったので安心。
でもまじブレイド怪人の世界観は韮沢氏に一任されてるって思う。てことはやっぱブレイドの世界観は韮沢氏が頼りなのだ・・・モチーフはともかく(^^;

 帰宅後ビデオに撮ってあったのを見る。
 デカレンジャー「ランニングヒーロー」。パトレイバーの脚本家横手美智子さんの参加1作目!横手さんって言えば「エアマスター」のシリーズ構成&脚本なわけですが、まず第1話に「走る」ネタが出てきたのでエアマスのED思い出して笑いました。携帯電話で指示された所にバンが走ってヒントを求め、惑星破壊爆弾を止められるか否か?といういわばダイハード3のような話なんですが(つかあれ自体定番ネタですが)ラストのオチがギャフンって感じで面白かった(微妙にMIB入ってたりして)。バンいつもより3倍まし位かっこよくなかったか?
 あえてメンバーの話じゃなくて焦点がバンに合ってた所に感動。ちゃんとデカマスターも活躍したし、ナレーターの古川登志男もいつもより多めにしゃべってました。パトの遊馬だから?(^^);

 ブレイド「おまえは誰だ?」。超燃え&感動作だったレンゲル=睦月メインの前回に続いて、今回はカリスメインの話。死んでしまった栗原父の死の現場に始がいあわせた事が遺品のネガからバレて、アギトの小沢=藤田さん演じる女性カメラマン(やっぱいーですねー)にカリスが追求される。
 実は睦月に橘がカードについて教育する所が伏線になっているんだが、始=カリスという事実に疑問を感じたイーグルアンデッドがカリスのカードを奪うと、なんと始はベルトにフロートのカードをスラッシュし、ドラゴンフライアンデッドに変身してしまう。多分かなり衝撃的な展開。
 カリスアンデッドに比べて力の劣るドラゴンフライではイーグルを倒すことはできない。剣崎は「俺がカリスのカードを取り戻す」と始に言う。始が無意識に女性カメラマンを守っているにも関わらず、「偽善者」と彼女に罵られていることを剣崎が聞いているからかもしれない。あの部分があるから効いてくるセリフであり行為。その行為を偽善も何も考えず、自然に確信的に誠実に正しいと思ってできる所が剣崎のすごい所なんだと思った。その辺は橘のセリフからつながってる。

 なんていうか始メインの話は自分の心境的に一番共感できる話が多かったりする。あと、文句なくカッコいいし。
 イーグルアンデッドが言った最後のセリフ・・・過去似たような台詞を自分も言われた事がある。ああいう心境は男にはあるものなのかもしれない。北斗の拳的なセリフだと言えば言える(あの頃よりは前だが)。
 ただ、戦う事が、誰かを守る事と無関係な人間でないと、ああいうマッシブなセリフは言えないとも思う。例えでいうならライダーが戦う事は、守る対象を守れないとたとえ強くても「意味が無い」わけで、睦月と橘の物語→始と剣崎の物語→人間とアンデッドの対象構造、と続く、その辺のテーマ的組み立てが見事だったと思う。
 ブレイドのストーリーは、個人が自分の物語に回答を出しているのではなく、他者が別の個人に対して回答を出している物語なのかもしれない。

 プリキュア。「忠太郎がママになる?」。前回のキリヤの最期から物語の主軸をあえてそらして忠太郎の話をやるのだが、忠太郎の声がめちゃカッコイイ。もっとやぼったい犬だと思っていたらかなりのイケメン的声じゃん!びっくり。
 実はプリキュアはサブストーリーの作り方がどれみに比べてけして上手くはない。キリヤが多分消滅した後を、あえてかわしてしまった点を語らないのも実はあまり上策とは思えないんだけど、その辺を不在にして「迷子」という部分をテーマに間接的にほのかの心境を描いた所は上手かったと思う。ほのかやなぎさを描いた原画や動画に前回のテンションの持続がもっとあった方が演出意図的に伝わるものになったんじゃないかと思うけど。




6月23日

 品川アイマックスシアターまでイノセンスを見に行く。
 話に聞いてた大画面でもう一度見たかったというのがあって。で、行くと平日の昼であるにも関わらずレディースデーだったからか割にお客さんは入っていた。

 感想的にいうと、やっぱりかなり細かく作りこまれた映画だという事がよくわかったので良かったとは思う。アイマックスでは画面のたった部分が通常スクリーン並の大きさで映し出されるので、ディテールのごまかしが効かないと思うのによくできてたと思う。DOMINOで消された仕事がまた立ち現れて来るような印象。
 ただ欠点もあって、自分は劇場のほぼど真中で見てたんだけども、画面の両端が視界から外れる位、画面が大きいって事が・・・通常アニメ映画なら気にしないフレームインの動きが(後半のガイノイドの回しげり等の動きが)インの瞬間視界に入らず、画面中央しか目で追えなく(認識できなく)なってしまうって事。これは結構・・・疲れたわけなんですが(^^);
 OPも超きれいに見れたし、顔の表情等の微細な所も細部まで見れて良かったです。
 再見して・・・やっぱ部分的には難あるとは言え(パート1に関して説明不足である点、アニメ的に演技表現はかなりのものだがデザイン等が少しぱっとしない点、開始部分からバトーが他のサイボーグに比べ明らかに優れた(進度のいっちゃってる)サイボーグであるというのがわかりづらい事、バトーが自分で自分の腕を撃っているシーンが万人に伝わるものになっていづらい事、絵コンテで描かれている美学的部分がラストのガイノイドの戦闘シーンで表現しきれてない部分がある事、等)・・・・贅沢言ってしまうときりないけど、いい映画だと思います。でも自分はやっぱ画面全体が把握できる大きさがいいかなぁ(^^);
 話題の「OPの瞳に映っているものがひとつの大きなテーマだ」っていう、あれなんですが・・・つまり「うる星2」で監督が一時やろうとしていた、「ラムをラム以外の視点から語る」というタイプの映画だったのかな、と思いました。そう考えるともう一回見たいわけなんですが・・・(違うのかな、あれ)

 映像内には様々な視点があるわけだけどその中の数十パーセントは素子の視点かもしれない、素子は電脳の世界にゴーストを持ったまま消えたわけだけど、それは結局はこの世でいう死であって、彼女は現実にアクセスできる力を持っているってだけなのかもしれない、とか。
 あと、今回のラストの戦闘シーンでは、主人公たち二人にというより、ハダリ側に感情移入してしまったのが意外だっただろうか。表情が繊細にわかる分余計にだと思います。
 視覚的にも「組織の一員になって電脳回線で会話している人間って既に人形化(ある意味他動化)してるんだよな」とかいうのがより強く伝わってきたり。ロクスソルス社を上から眺める所とかも特によかった。
 EDの対峙のカットが大画面で見ると印象深かったです。冷たい都会という人工物の世界に犬と生きるバトーと、暖かな家庭で娘と共に生きるトグサの対比が鮮やかだったです。

 で、帰りがけには中野ブロードウェイによったりしたんですが(特に買ったのは無し)、その帰りに疲れてしまって三鷹行きの電車で完全に寝込み、気がついたらお茶ノ水まで戻ってしまっていた。
 ガーン!!結果的に中野からもより駅まで2時間以上もかかってしまった;最近疲れてるのかもしれません。ショック。




6月22日

 台風一過でとにかく真っ青な青空で暑い暑い!あちこちで記録史上の猛暑だとか言ってますが、そういう所は大体フェーン現象活発な所なわけで、盆地に近い自分の住む町もご多分に漏れずです。
 一昨日の日焼けがぺりぺり剥けてきてみっともない限り。

 あとはやっとこ某サイボーグアイテム(幻影とかではない)を購入したのでそれの入金。$225ドルって箱つきだったら結構安いと思うんだが。

 それ以外は特に書く事もないかと思ったんですが、先週今週と「爆裂天使」がここしばらく例を見ない程の盛り上がりを見せてます(^^)。大阪を舞台にジョーと現地の博徒が前身の民間警察ってのが巨大ロボの大破壊を食い止めようとするって話なのですが、もとが大阪人の集団で全てが関西のノリなので暴走突っ走ってとんでもないノリになってます。もしかするとこの3話分は、04年アニメ史上に残るサブタイトルになるかもしれない。いろんな意味で。ちょっとマジ。




6月21日

 ご多分に漏れず台風すごいです。って事でNHKラジオの台風情報を延々かけて、一日中風音と雨音を聞いてたりしました。これもまた風流。
 CDとかはしょっちゅう聞いてるわけですが、なんかアナログが懐かしいって事で、最近はたまーにレコードかけたり、ラジカセで昔のアニメ音楽のテープとか聴いてたりします。最近は「メガゾーン23」とか「紅い眼鏡」ばっかり聞いてるって感じ。いぃなぁ宮里久美。

 メガゾーン監督の板野一郎氏が「GANTZ」(完璧とかいう意味らしい)の監督をしているんですが、やっぱりかなりすごいです。話のベースが日常世界の話なので、すぐアクションだ板野サーカスだのにはなりづらいんですが、それでもやっぱ渋いかっこよさありますよねー(^^)
 某誌にインタビューが写真といっしょに載ってたわけですが、やっぱバイクの話が出てました!流れる石と書いてさすがと読む。ていうか河森氏かわいそう・・・(笑;
 といいながら「ロンリーサンセット」だの「秘密く・だ・さ・い」だの聞いてるわけですが。

とにかく今日は部屋の電気をけして静かに台風情報と雨音を聞き続ける一日でした。風流。




6月20日

 オープンゴルフでライダーとか全部お休み。つまんない。

 フリマに知人が「某所から出た同人まるごと束ダンボール3箱分」を持ってくるというので、取りにいく。ただ腰の方はかなり痛みが引いてきてるとは言え量が量なので結構おっかなびっくり。到着してみるととんでも無い量だった。どう売れっていうんだこれ・・・
 しかも内容も別にH系とかそういうのでは無いので「これ、売れないかも・・・」と結構困っていたわけですが、「だったら3千円で持ってって」というので仕方ないのでもって帰りました。ボール箱3箱分。
 ところが別の場所でなんと昔のおもちゃの業者用カタログとかが、やっぱりボール箱にぎっしりのノリで販売されてて大ショック。内容的には70年代後半から80年代前半位の時期のもので、サイボーグは無かったけど、ミクロマンの記載がかなりあって、「宇宙船ノアのRC試作原型」とか「ビルドシリーズの未発売アイテム」(この辺店頭ポスターで自分も見た記憶がある)とか、「タイマニックのテストショット」とか、なんか資料のなかったアイテムがたくさん。で、まとめで○万だというので、どうしようか結構悩んだんだけど・・・現場のノリで買ってしまいました。
 で、今現在自宅の玄関口が百冊軽く超える同人誌とダンボール箱一杯の玩具カタログと、まだ売ってない絵コンテで大変なことになってしまってるわけですが・・・まじどうすんだこれ。

 それはそうと、明日から台風。どうなるんだろ。





6月7日

 ギックリ腰に基づく腰痛一向に引かず。かなり痛みは収まったのだが、足が伸びないし、腰がのびないしで散々。
 もう一週間と1日経つのに。で、親が行け行けというのでなんと
  針医者さんに行ってきました。
 自分にとってはなじみ無かったんですが、家族の場合故祖父母もお世話になった所だし、両親も腰や肩悪くした場合は必ず行く所なので(弟も行った事ある位で、まじ世話になってなかったのは自分位である)行きましょう、って事で行ってきました。
 で、郵便発送してから到着すると、おじさん先生はなんか待ちきれなかった感じで院を閉めてどこかに出かける直前だった。慌てて呼び止めて診察してもらう。
 所謂針医者っていうと必ず針を刺したまま次々打っていくと思いがちだけど、ここの場合はなんか、手でさぐりながらチクッと刺してはまた次の場所に移るという感じ。ちょっと刺しては別個所に移り、なので(聞いてはいたが)意外だった。
 で、症状的には「かなりひどくやっちゃったね」との事だった。今は右腰から差し込むように痛いんだけど「右が弱いので左でそれをかばっているから左もかなり痛んでいて、要は全体に痛んでいる」との事だった。腰は弱いけど足は鍛えられてて(だからあんまり疲れない)、背骨にも歪みは無いけど「筋肉と背骨のバランスが悪い」との事だった。
 刺してすぐ効くと実はすぐ元の悪い状態に戻ってしまい却って良くないそうで、効いてくるのは2日後との事。それでも慢性化を防ぐため二週間位後にもう一度来なさいと言われました。料金は4000円でした(お金あったので払えたぞ(^.^)ホッ
 というか本当に触ってって判るもんなんだなぁと思うと同時に、実は診察室でリラクゼーション用にかかってた音楽が香港カンフー音楽のテクノミックス(^^)。かなり楽しかったです。

 昨日キャラコンには行かなかったのだが(フリマも雨だったし)、知人(TF系の人)から電話で「ブレイドの限定ソフビ買えたよ」との事。感謝(−人−)
 で、知人氏によれば、何かキャラコンでも変な噂流してる連中がいたらしく。曰く「ブレイド打ち切り」・・・おいおいそれはないだろと思う。ていうかいかにもネットに流れてる噂っぽいのだが(毎年アンチっているしなぁ;)
 ただ自分としては、広瀬栞の父に関する焦点性とかが放置されてる気がするし、始は人間をやっぱ装っているけど根本的には判らないと思っているし(親子以外の何を?どこを?)、虎太郎もアンデッドを許せないけど何でノンフィクションライターをやりたいのか、とか、橘のBOARDについて知ってる事ってもうこれ以上無いのか、とか、剣崎自身は自分の過去の後悔から逃げまくっているけどどうそれに結論つけるんだよ、とか・・・真実知っちゃったら天音ちゃんたちはそう簡単には始を受け入れられないだろう(というか虎太郎がマジギレするだろう)とか、烏丸所長は本当に善人なのか?とか・・・
 色々個人テーマ面で問題はある筈なのに、それが浮き上がって来ない。対立構造とか葛藤を意識的に描く描写が少ないからなのかもしれないけど、誰が誰のどこを許し許せないのか、って事と、その個人的理由、ってのはもっと根底からしっかり描いた方がいいとは思う。演出ではなくて脚本時点で(個々の人物に確固とした過去がある、って事だよね。橘については描けてるんじゃないかと思うけど)
 後、ちょっと先々週気になったのは、海岸線?でアンデッドに大量にやられてた人々が、ブレイドやカリスや橘やレンゲルが来ると、ぱっとみんな死体が消えてしまった事。今までもそういう事はあったんだけど(対ジャガー戦など)ちゃんと被害者を写し続ける事で、子供の心に何か残るか残らないか決まると思うんだけど(クウガはそれがあったと思う)・・・どうなのだろうか。




6月3日

 腰の痛みも大分引いてきた。腰が痛くても極力ヤフオクには影響ないようにしたいので、
今日は箱探しだの、湿布薬探しだの、なんだかんだ。でも出先でまた変にやっちゃったよ・・・(;;)

 国会がなんか大荒れで、西川きよし議員の最後の代表質問が流れる。参議院議員として長くやってきて、最後の代表質問だったそうだ。練りに練った質問だったのに「卒業式ができなかった」と嘆いているとのニュース。こっちまで切れそう。国民もっと怒っていいと思う。「お疲れ様」と言いたくても言えないじゃないかこれじゃ。
 小泉政権はもうだめ、とかじゃなくて、根本的に自民党はもうだめ、なんだが、それでも国民て「大馬鹿」だから、次の選挙ではどーせ自民党に入れると思うし、それ以外の政党も所詮ゴミみたいなもんなんだよね、と思う。
 西川きよし議員を支持した国民全員を自民党は敵に回したな!!ってな感じだと思う。なんていうか、切ない。

 佐世保で小6が同級生を殺傷した事件だけど、犯人少女に対し「普通に生きていきたい」もへったくれもないだろと思う。あとTVで加害者への「心のケア」なんて語るなと思う。殺害された少女には心のケアも弁護士つける事もできない。それらが必要にしても、「類例同事件を無くすためには殺人を犯した少女への温情を社会が見せてはならない」って事。ただ、被害者の少女がチャット上でどんなひどい言葉を加害者に投げかけたかってのもあるから、その辺はわからない。結局そのチャットの言葉すら真偽を追求されなきゃならないんだし。
 今自分もネットストーカーとかされてるわけだが、大阪の中学の時にもそれに近い事をやられた事があって、中1の時で自分をいじめていた(まじひどかった)が表面的仲直り後、翌年自分の通っていたほぼ個人指導の塾に入ってきたり(元のいじめっ子と2人で授業を聞くわけだ。これめちゃくちゃきついぞ;)、それがいやで別の塾に入ったら、翌年には元の塾で今度は「中1で自分をいじめてた奴と中2で自分をいじめてた奴がつるんで授業を受けていた」という、ヘンテコ事態になっていたりして唖然とした事があった。・・・その二人は自分が桃高受かった時には「がんばったなぁ」と言ってたので、まぁ悪い関係は脱した形になったわけだけども・・・。説明難しいんだが、今回の事件はそういう「ストーカー気質の種」みたいな感情が起こした事件なんじゃないかと思う。
 二人がパソコン関係でチャット仲間だった、というのが問題視されているが、「バトルロワイヤル」のコミックが好きで、アニメやマンガが好きで、被害者も声優になりたかったという話を聞くと考えさせられる。
 過去(90年代の頭ごろとか)に自分「アニメファン叩き」に反発して、当時のニュースステーションとか都議会とか色々に意見文送ったりして、それで動いてくれた人もいたりして、それであの当時のアニメファン叩きって止まったのだが(実際「マン防」の第1回集会のパネラーの殆どは、Nステに送ったその文章読んで動いてくれた朝日新聞づて系の文化人の方々だったりする)・・・・・・当時は「アニメやマンガが子供に悪影響を与える事はない」と自分は言えた。
 ・・・でも。今は自分は考え方が完全に変化していたりしている。プロにとって、社会的に、「漫画というのは影響を与え、ムーブメント(ブーム)を作る」為に書かれているものであって、「影響を考えずに書かれるべきものではけしてないし」、「影響を与えないという事は絶対にありえない」からだ。
 「バトルロワイヤル」に関しては自分は内容テーマともに悪質な作品だと思うし、それを「売らんかな」で作品化してしまって実質年齢ボーダーも張らなかった書店は社会的に糾弾されて仕方ないと思う。残酷描写に対して小学生では「テーマ性」なんか感じるかどうかわからないし、淡々と人殺し場面が続くのが「クール」だと感じさせる漫画に何の「テーマ」描写があるっていうのか。
 この件でバトロワブームを作った書店を一般社会やマスコミがとがめないというなら、それは単に大人社会がヘタレただけだ、って事になると思う。この間も法廷でちゃんと「エ*ァンゲリオンに影響を受けて親に対して殺人を犯した」少年が重罪判決にされてるし。
 そういえば先方の「X」もK川だしヒロイン等への残酷描写もあるから、なんか犯人少女は読んでいそうな気がするが。愛しているから首を刈るなんていかにも先方の漫画的だし(後ろから目を隠して抱き抱える形で深さ9cmも切るなんてのは犯人の非力から考えれば、元から「抱いたまま首を切り落とす気だった」としか考えられない。いかにも先方漫画的だと思う)。
 どうでもいいが、バトロワ連載まだやってるなら「連載を半年位自粛しろよ!!」と思うんだが。(水野美紀の独身最後のワイド劇場がカッターを使った犯行に決意させたとの事だが、大人向けのワイド劇場自体が子供の共感感情につながるとは考えづらいので、常時「同級生の肉体を刃物で切る」というコミックに触れつづけていた事が殺人欲求の根本動機だと考えるのがごく自然だと思う)

 僕は現在のマン防には否定的な立場を取ってます(つかマン防無くなっちゃったらしいのでジ*ネットやA◯I。各団体で派閥はあるんだろうけど)。ファンが「漫画が、この作品が好きだから、政府の弾圧活動に反対する」なんてのは、短絡だし愚の骨頂に過ぎないと思う。
 プロのマンガは一般の人間も見るし。そういうレベルじゃ描けないものこそ、「同人誌」で描くべきであって、それが同人誌の価値だと思うので。(自分のライダーVi:はTOPから入った所にも書いてある通り、14禁である。最低第2次性徴来てる子以上の読み物であって、成人前に知っておいてもらいたいテーマ、って事で書いてたりする)
 そういう意味で同人誌への規制には反論すればいいと思うが・・・要は政府がプロ作品を規制する事に対しては、譲歩するようにすれば良かったってだけの話だったわけ。それができなかったから、同人まで危うくなってきたんだと思う。

 また(先日の日記と)残酷描写つながりで一言。「CASSHERN」公式BBSで、単に残酷描写の存在の有無をとりざたして先方の漫画と比較した馬鹿がいたけど、CASSHERNの残酷描写に比べたら雲泥の差で、例えば研究所内のプール内人体パーツにしても、見た瞬間には研究の産物としか見えず、それが後に残酷描写だった、とわかるわけで、それは見る側に対しての思いやりだと思う。「テーマを伝えさせるための必要条件」として残酷描写を使わざるを得ないからこそ、直截的な描き方をしない事でテーマを伝えるという高等な手法。駄作とCASSHERNいっしょにしちゃかわいそうだろ!!と、マジで思う。