FINAL VENT(NORMAL)
◎ ライダーブラストスティンガー (1000 of Needles)
仮面ライダーVi:のファイナルベント。単体の敵を倒すベントとしては破壊力は最大であり、ニードルベント状態のVi:が空中のタンクホーネットに飛びのる事で行われる。文字通り敵を根絶させるための必殺技である。
敵と100m以上の間合いを取った状態で、タンクホーネットの上に立ったVi:が、ホーネットの毒性を持つ散弾ニードル・メスニードル・ミサイルニードル・Vi:の全身のミサイルニードルを高速オートローディング状態で全弾斉射し、更にホーネットごと三つに残像分身しながらアタックする。特筆すべきはその数で、散弾・メス弾・ニードル弾も加えると全弾数15000発以上。敵が上下左右に逃げようとしても、分身がその正面に常に移動、周囲の空間全てに弾丸が発射されているため逃げる事が出来ず、指先や足先からモンスターはぐぢゅぐぢゅになって崩れていく。フルローディングする熱で完全にナパーム化したVi:は1つに戻りダッシュ、通常世界での第3段階「RED VI:」の必殺技「ナパーム・ボム」(=ナパームタックル)をモンスターに食らわす事で、モンスターの全身に数千発撃ち込まれたニードルやミサイルが全発火、モンスターは絶叫しながら炎上、全身が細胞単位で炭化し黒コゲになる。(前段階)
その爆発力でモンスターは再度50m以上吹き飛ばされ、反発力で再度ライダーはタンクホーネットの上に戻る。更にタンクホーネットが全弾斉射する間、敵の核部分周囲に突き刺さったメスニードルが結晶化、炎上しながら絶叫をあげる敵モンスターの核をえぐりだす。背部にビル等があった場合はビル外壁が破壊されるが崩れ落ちる外壁をホーネットのニードル散弾は全て灰に変えるので直撃性は変わらない。Vi:はその場からVespaライダーキック、露出したモンスター心臓部にカカトスレッドの強毒性強爆発力のミサイルニードルを直接叩き込み、敵モンスターの息の根を止め、モンスターと半径500mを爆発破壊させる。最終段階でその半径内のビル群は全て崩壊し、生き残る物はライダーVi:とタンクホーネットだけである。
主に1フロア(破壊されるごとに下の次元階層から出現してくるミラーワールド)の集団のボスの再生型モンスターを倒すため使用される。このベントを使う際のVi:は大量の薬物を投与されドーピングされている為、全身のキチンX3の効果が通常の4倍にまでなる(その分ベント後のダメージも大きい)。事実上回避不能の技であり、この技を使用されたモンスターは細胞1つたりと残ることはない。細胞単位の絶滅技で最終必殺技、虐殺技である。
AP:25000POINT
※この頃から木嶋は自らが殺したモンスターの数と同数の人間が、その後日現実世界の同区域で自殺したり、事故死したり、突然死していく現象に見舞われる事になる(原因がわかるのはまだ後の話)。更なる戦いが彼には課せられる事になる。