超合金サンバルカンロボ
 
 
 

 

超合金サンバルカンロボST・店頭展示品(ポピー)
 
 1981年の東映戦隊作品「太陽戦隊サンバルカン」の主役ロボで、ST版の店頭展示品です。ネット入手。最近戦隊店頭展示品には、ブラックDX隠大将軍とかありましたが、そのはしりみたいな感じです。
 当時は既におもちゃを買う年齢では無くなっていたのですが、丁度ガンプラの全盛期だった為に、プラモを買いに行った玩具店でショーウインドーに飾ってあったのを横目で見てたりしました。一店舗一個なんだとは思うんですが、全店舗配ってたかは不明です。

 本体はなんと、素組状態のダイカストに直接金塗料を塗っただけというとんでもなくアバウトな代物なのですが(しかもモロ手塗り!)、オクで別の人がダイカスト地のまま塗装していない同製品をテストショットとして売っていたりもしてます。
 自分はテストショットではなく、ダイキャストあらのある (主に足パーツにひびが見受けられるので)成型不良ロットをそのまま金塗りして店頭展示に使ったのではないかと思うのですが・・・
 サンバルカンロボはレオパルドンに始まる戦隊系ロボットとしては初の合体型ロボットで(しかも2体のみの合体)当時としてはかなり衝撃的だったのですが、STサンバルカンロボも腰やひざ等以外に稼動範囲がある(リアルタイプゴッドマーズシリーズと同時期という事もあって)比較的スタイルもしっかりしている玩具です。それでもこんな販促展示物を何で作らなければならなかったかというと。やっぱり合体ロボだからサンバルカンロボは魅力がある、というのと、ガンプラや電子ゲーム・ゲームウォッチの人気に押されて、ヒーロー玩具自体が冬の時代に近づいていたのでSTの売れ行きが悪かったのではないかという理由があげられます。あまりこの展示品が記憶されていないのも多分その辺が原因だと思いますが。
 それはともあれ。組んだ状態で金に、って殆ど幼年誌の金ピカ限定系のノリですね。
 顔は塗装されて無く、つま先のシャベルの裏はモロダイカスト地。当時からのマニアの方は記憶してると思うけど 取り上げられそうにもないし、結構面白いのでUPしました。
(専門外の品なのでサイボーグアイテムとのトレードなら(怪しげなものに限る)受けようか、とも思ってはいるのですが) 






 
 で、超合金サンバルカンロボDXです。パンチ欠品でクレーンのフック等も欠品してるのですが参考までに。コズモバルカンとブルバルカンの2台のメカが合体!コズモバルカンは名前から言っても宇宙戦闘機らしく、ブルバルカンは文字通りブルドーザーなんでしょうが、実際フィルム上での土煙立てて進んでくる巨大な「足」には結構びびるものがありました。足だというのをカモフラージュしても、よくて屋上にクレーンのついたままの「ビル」が進んでくるようにしか見えないという。それでも「カッコいい」のは言うまでもないんですが。武器完品じゃなかったので手放してしまったんですが、完品だったらまだ持っていたかもしれません。