◎ポルシェ935ターボ・プロポレーサージムカシステム
(タカラ70年代)


 タカラのプロポレーサーです。これも検索してみるとどこのホームページもひっかかってこないので、掲載してみました。
 70年代のスーパーカーブームはかなりすごいもので、(個人的にはテレビマガジンの「マシン刑事999」や「グランプリの鷹」が好きだった。「サーキットの狼」も好きだった・・・かな)各社競ってスーパーカー関係のラジコンブームに火がついた当時、タカラが販売した商品です(^^)
 写真はポルシェ935ターボ。スケールスピードは200km。バンドは27メガ、単3電池3本と006P電池使用で、こまわりが聞く事、机の上で8の字がかける事、スピンターンができる事などが売りでした。ラインナップとしてはジムカシリーズの一部に属してます。高速走行と低速走行に切り替えできるようです。
 大きさが小さいとは言え15cm位の大きさはあるわけですが、当時のラジコンはどれもかなり大型だったので、このシリーズは当時としては最小のラジコンカーという事になると思います。価格も抑え目の4300円で、小学生の楽しみやすいサイズですね。今でいうビットチャージーとか、タカラでいうDiGiQの先駆みたいなものなのです。いっそDiGiQに「プロポレーサー」と名前を付けた方がいいと思うのは僕だけではないと思います・・・

 入手したのは某フリマ。モーターは動作するのですが、ラジコンでステアリング等が切れてくれません。でも懐かしさのあまりつい買ってしまいました。壊れてる上底板もないのになー・・・表面状態等はとてもいい。惜しいなぁ;
早く治して走らせてみたい!って感じです。難しいかー(^^;



 ちょっとジムカについて紹介。
 某オ*テクの方でも紹介されているので、簡単に。ジムカはタカラの作ったダイキャストカーシリーズです。前輪部分と後輪部分、キャノピー等がユニット化されていて、購入した子供が自由にパーツを組み合わせて遊べる所が売りでした。最初に販売されたのはタイタンコマンド1〜5号(写真は2号のハーキュリーと付属のジムカ)と組み合わせたタイプで足をはずしたタイタンと合体できました。
 その後、モーター搭載のジムカシリーズ(右画像)が販売されたり、実車スーパーカータイプのジムカ等やサーキット、タイタンコマンド基地等が販売されました。とっかかりにタイタンシリーズが使われたのが成功だったか失敗だったかは評価分かれてるのですが、
 ジムカはラジコンカーやプラモのミニ四駆の行ったシステム志向をミニカーで実現しようとしたシリーズで、言わばラジコンカーで行われていた事をミクロ化したシリーズです。プロポレーサーはその一環ですがジムカよりも車体が一回り大きく互換性はありません。スーパーコントロール(R2D2やアルカディア号)のようなソニコン(超音波)型のリモコンおもちゃもタカラは出していましたが、どれも完成度の高く、楽しいオモチャだと思います。


 
 
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