ここは惑星0番地・日本号
 
 
 
ここは惑星0番地・日本号
70年代のTV特撮、「冒険ファミリー・ここは惑星0番地」に登場した宇宙船『日本号』です!
作品はレバン星への人間標本として連れ去られた島崎・山田・大井田の3組の家族が、旅の途中で謎の無人惑星「0番地」に漂着、星を探検する物語で、いってみれば海外SFTV「宇宙家族ロビンソン」みたいなもので、3組の家族と1体のロボット(ダブロン)が共同生活をしてゆくというものでした。

で、これは当時タカトクトイスから発売されてた合金おもちゃです。ジャンクで買いました。
日本号というネーミングもそうですが、どことなく身近な夢としての宇宙探検を感じさせる設定は、当時ヒーローものばかりの特撮でやっぱり目立っていて(視聴率はどうだったのか判らないけれど)、雑誌告知などの段階から結構光を放ってたと思います。とにもかくにも「宇宙を航海するおうち」という設定が最高ですよね。自分も転勤族だったので共感する部分、大きかったです。1家族じゃなくて3家族というのが、結構ドキドキする設定だったと思います。
伊藤つかささんや故潮健志さんも出てらしたようです。というのも自分はこの頃転校で北陸に行っていたので、本編を見る事ができなかったんですね(トホホ)。でも雑誌連載やマンガは面白かったです。
 
 
 
 
レーダーアーム?を上下すると、スイッチオンで船体横の展望スペース兼住居スペースが横にポップアップします。窓には黄色いクリアのプラ板が貼られていて向こうの窓が透けて見えるのが、何となくイメージをくすぐります。

また、船体下部のコンテナカーゴスペースも開放でき、探検車を格納可能。ですが、コグマ号やフジ号、ヒバリ号等の探検車がないですね。
船体下部のエレベーターも上下可動します。物語中では宇宙服を着た家族みんながここを上下してたわけ。

さらに何と先端部そのものが別機になって、テールボタンで射出可能(先端赤い部分が展開してウイングになります)!!意外性もあります。が、これジャンク品なので先端のキャタピラがなく射出時つんのめってしまう・・・
トップからはミサイルも飛ぶんだけど、そのミサイルもない。
・・・でも充分満足できるイメージを喚起するオモチャです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アームを上にあげるとこんな感じ!!
宇宙の家であり、観測基地であり、宇宙船である・・・というイメージがよくまとまったデザインですね。本当に感動します。
バリブルーンやバリタンク、スペードマシンやジャックタンクにつらなる、東映特撮マシンの正当な後継で、かなりの水準に達してると言えると思います。
日本号という名前になったのはやはり[USエンタープライズ号]から来たのだろうか・・・?(ロボダッチの小沢さとるさんの漫画に「冒険日本号」というのもあるらしいのですが・・・)
再放送はなんとなく記憶にあるんだけど・・・また見たいなぁ、惑星0番地・・・。

出てくるようで、結構出ません。
買ったのはゴジラやさんのワゴンセール。もう少しで終わっちゃうらしいので、部品探しでジャンク品の欲しい人はみんなで行った方がいいです。

             (作品は1977年東映制作・全20話でした。詳しいサイトもあるようなので是非)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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