イラストレーション
 

 
 
 
 
◎サイボーグ99(BLUE)
 タカラのサイボーグ99です。99年の同人チラシからの読み込みをそのまま塗っていった物。本当は、いわゆる水色っぽい「サイボーグ然」としたカラーも初期には当ててて、そういう色のファイルも存在するのですが、自分は全サイボーグの表皮(英語でいうとtransparent skinというらしい)の色が同じだと思っていないので、この色にしました。
 1号が本当の透明、少年が・・・など、色調を色々考えて描いていこうという、その過程が楽しいわけです。
 99のボディにはマグネティックという設定もあるので、その雰囲気ももたせてみました。胸部裏のモールドをあえてピンクに光らせているのも、内臓メカとの共振をしてピンクに発光している、という感覚です。サイボーグ描いて自分より腕の良いやつってあんまり(あんまり)いないと思う。ちょっと自信。
 浦部氏原型による斗馬のヘッドは結構個性的(左右眉尻の横幅が狭い顔)なので、漫画的に書くのは少し難しいのですが、チラシのイラストではがんばりました。このイラストではスタンダードフェイスに戻っちゃってますね。反省。今自分が1号書いても多分顔が変わらないぞ。
 
 99シリーズはタカラの素体玩具としては最高と言ってもいい出来で、本当に微妙な表情のポーズをつけられるので自分は気に入っているフィギュアです。素体に飽きがこないというか。武器との組み合わせで売られていたネオ1号に比べ、服とのセット売り等、リスキーな販売方式が取られた為残念な結果に終わりましたが、せめてゴールドは欲しかったと思います。
 
 サイボーグはまだまだ描くぞー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◎仮面ライダーVie(ヴィー)

99年末の同人に載せたオリジナル企画のライダーです。
医学部在籍のインターン青年が変身するスズメバチライダーという設定でした。
頭部のデザインは中学生の頃!当時の年賀状にも書いた位です。クウガ以前のデザインなので、装着変身にするなどは全く考えていないのですが、旧ライダーシリーズにはまった人には受け入れやすいデザインになっていると思います(^-^);

城空大学医学部研修医木嶋針は優秀かつ正義感の強い青年であった。その生物学全般にひいでた能力をかわれた彼は、大学在籍中のままある財閥企業の生物化学研究室に引き抜かれる事になる。が、研究の正体を知らされぬまま彼が没頭するプロジェクトは実は秘密組織による悪魔の研究だった。DNA研究の末生み出された恐怖の物質'薬物構造体キチンX'はDNAそのものに干渉し、その人間の深層意識が望む姿に体細胞を変化させてしまう。実験の果てに組織が選んだ被験者は青年自身であった。組織に捕らえられる直前、彼が実験用のスズメバチに刺され、そのワクチン注射をしていた事から、青年の身体は突然変異を完了した。
「仮面ライダーVie」の誕生である。
敵の正体は医学学会の暗黒・・・人間による人間に対する支配欲、実験欲、毀損欲、殺人欲が生み出した生物実験組織「デスヤプー」である。目的は人類全ての実験動物化、家畜化である。敵怪人達は彼ら人類による肉体への干渉行為により誕生した。
主人公は医師を志しているものとして彼らを元に戻せたらと願うが、現実の彼らが望んだ形で怪人化しているという事実にショックを受けつつ、戦って倒さなければならなくなり、自らの存在意義を見失っている。
彼は当初敵組織の怪人達と同様当局及び自衛隊の対生物兵器部隊の制圧対象とされるが、葛藤と理解の末、警察に尾行されつつ、ハチ女とともに各地を渡りながらこの国の人々の命を救い、変身して戦う事になる。

「Viランス」は敵から攻撃を一定量受けた後ベルト右に発生する長剣で、受けた攻撃から敵に致命的ダメージを与える化学物質を剣根元のポッドで作り出し、それを放出しながら敵を両断する振動剣。両断時にマフラー化した羽が振動音を発することで、剣の刃を共振させ切断する。毒液振動剣(とか設定してたら王蛇が出てくるしなァ)
「ブレイクメス」「リキッドメス」は両腕の甲から発生するメス。破壊用治療用のメスで、破壊時はダーツの様に使用する。
敵には何でも'デス'を付ければいいのか?(笑)色稿準備版も大分完成。やっとこここまで来ました。もっと大胆な色も考えてたのですが、それは強化版にでもとっときます。・・・結局薬物強化なのだろうか?本当ヤバイライダーです(^^);






 
 
 
◎仮面ライダー「フロウ」

自分がなーんか叩きに合っている(ちなみに不当)某板で何かオリジナルライダーが流行っていて、「黒いチューリップ」のようなライダーというお題(つか、「騎士」がそのものじゃんねー??)が出た時にぶわっと燃えて書いたモノ。ぶっちゃけそこで最初に書かれてたライダーがギャグでしかなかったのだ。もっと本当は異形っぽい感じだったんだけど、結局Vieに近くなってしまう事に。黒いチューリップってのは70年代の富野アニメ「ラセーヌの星」のかっこいい快傑ゾロ的男性キャラなんだけど。触角がめしべおしべで花型の頭部の開口部を後ろに向けたり、葉の牙、帽子をかぶっているような頭部など色々凝りました。大好きなアクマイザー3のザビタンも入ってます。植物生命体のヒーローは以前オリジナルヒーローの「Eg(カンタン星人)」のバリエーションで書いたりもしてたので、結構楽でした(ウソ)
「黒いチューリップ」というのはアレクサンドル・デュマの小説から来てるんですよね;

書きかけイラストなので、もうちょっと頑張ってまたUPします。(02年2月。偶然な事に成田氏の亡くなる一日前のデザインでした)

 
付加:目が複数のデザインというのは子供の頃の漫画にそういう人種(時間管理者)を書いた事はあったし、実は市内図書館の仏像系の写真集にもろそういう像があったりもしました。で、オリジナルのヘビーメタル(オージェの目が4つ)や、ブラフマーのシャクティのコンテスト(シ●ラト)やそれ以降等色々その実験はしたりしています。自分のオリジナルヒーローでも当然・・・。というか結局は、聖書の黙示録に出てくる、「7つの目の子羊」の印象とインパクトでしょうか。
それで自分は目の数の多く見えるキャラをデザインしているんですが・・・「龍騎」ってそういうデザイン多いですよね。ライアとか、まさに未来を透視しそうだし、オーディーンは何かわからないし(^^)。イヤ、カッコいいけど。
ああ、こんなデザインもあるかぁ、とか思いながら見てます。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
◎ガンダム000(トライゼロ)・準決定色稿

99年の年末同人誌掲載したオリジナル版ガンダム「神機導千年紀ガンダム000(トライ)」の主人公メカ。円盤形態から変形する、異星人達と太陽系外に進出した地球人の共同開発ガンダム。結構カッコいいとは思います。
西暦2000年のある日、千葉県房総沖。受験に失敗した少年「霊欧礼」(霊皇礼)は温泉牧場に骨休めに来ていたのだが、温泉につかっている最中、リサ・フォレストブックという白人少女と二人して、海へと消え行くUFOを目撃してしまう。混乱の中東京に戻った彼だが、その彼を更に奇妙な光景が襲う。正体不明の別の怪円盤群が首都を襲っていたのだ。見知った高校や予備校の仲間が気になり家を飛び出した彼は、円盤状の異星生物が見える者と見えない者がいる事を知り愕然とする。
攻撃の中、眼前に着地するあの円盤。主人公は呼ばれるようにそれに乗ってしまう。空中で変形を開始する円盤。その円盤とは実は「ガンダム」だったのである・・・。
現代の地球を、街を、大地を、自然を、空を、宇宙を、爆音を上げてガンダムが駆け抜ける。

未来からやってきた、幾つもの種族による「ガンダム」と「ナビゲーター」の異星人の子供達。主人公が入学させられてしまう「聖プラネットクリエーターズスクール」。後の宇宙世紀の人々の祖先達の出会いと別れ、暗黒宇宙からやって来た悪魔の反生物群「deathcaveer」の兵器「AiV」反生体母艦「Terror」など、設定もかなり凝ってたのであった(^-^)。

実は上のVieと000の載った同人本はサンライズやタカラに送ったりもしてたのであった・・・(笑)。
これは同人でまた書くと思います。お話も出来てます。今は体力きついですが(笑);
やっとカラーがほぼ完成!イラストログに書いていた「使用したかった色」は緑とピンクです。異星ガンダムっぽくなったと思いますがどうでしょうか?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








 
 
◎ターンA&「超人」合体イラスト
ターンAガンダム公開記念!って事でイラスト。見ての通り∀本体ですが、中身がタカラサイボーグシリーズのアンドロイドA(超人)です(笑)。実は∀と超人はかなりデザインが似ていて、それで描けたようなデザインです。ざっと書くと、額のライン、口の四角、胸ハッチを開き更にミサイルがあって、足のふくらはぎ側がメカでムキだし、ついでに共に目が緑で黒人(というかロランはネイティブアメリカンっぽいけども)がらみ!!という事で、自分はA超人も∀のモチーフには入っていると思ってます。Aの場合イギリスUK版の発売もされてるのでシドミード氏(尊敬してます)の目に入る機会もあったのでは?と思ったのだ(^^)
それでこんなイラストです。と言っても99年の6月に出した同人「∀」の裏表紙イラストに色を塗っただけなのですが・・・(^^);。で構図は全く考えず、色のみの思考錯誤。
それでも述べ20時間以上はかかっていると思います。
もっとリアルにしたかったのですが、ガンダムのカラーをこの色に設定してしまうと効果入れた後結局色調が決まってしまう・・・背景も手塗りの加工品。塗り塗り。
課程を見た人はワルダーの初期箱台紙か?と思った事は間違い無し・・・
グラフィックソフト持って無いのでレイヤー等は使用できず、結局BMPで本体と背景を塗って、背景色合成という以前からの描画法で合成しました(^^);
自分としてはかなり気に入っていますがまだ修正はあると思います。サイボーグのイラストを手書きCGで描く奴(バカ)なんて殆ど僕くらいだ(笑;)

※色を青に寄せました。左右合体イラストで難しいのは左右の色バランスをコントロールする事で、ミサイルに各反対側のミサイルの色(赤・緑)を入れ統一感を出したり、結構気を使ってます。逆に「超人」の肌の暗色が濃くなり過ぎたのが失敗点。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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